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もしあと1年で人生が終わるとしたら、私は…

ニュースを読んでみたい。

やっぱりアナウンスが好きなのです。

以前「note朗読」で書籍紹介記事を読ませていただいたのですが、今年の読書の秋で記事で紹介されていた本が課題図書として選ばれていたのでつい買っちゃいました。

文体と内容はとても優しく、何もかも締め付けすぎている方にとっては読むだけで肩の荷が下りるのではないかと考えます。

読んでいて「肩の荷が下りた」瞬間は、「ひとりで頑張りすぎていませんか?」に触れたときです。

リアルの場では、他人の力を借りるということがとても苦手です。
これは過去に受けたいじめやパワハラが大きく起因しているのですが、SOSを出して何か言われるのではないかとビクビクします。
「どうしてビクビクするの?」かというと、以前先輩がとある業務を手伝ってくれた際に別の先輩から「どうしてこの人に相談したんだ!」と怒られたからです。その人達はフルタイムパートだったのですが、社員の先輩に相談すべきところをパートの先輩に相談してしまったから起きてしまったのです。
当時の私は、レジ業務メインで仕事をしていました。社員採用なので売り場を受け持っていましたが、混み合っている状況ではその仕事をするのはなかなか難しいです。
「別の社員に頼ればいいじゃん」と思うのですが、全員その余裕はないしそれを言うものなら何を言われるかどうか分かりません。「みんな忙しいときに迷惑をかけるようなことをするな!」と言われたこともあります。
そんなこともあって、あまり心を開きませんでした。

心を開くことは自己開示にもなりますよね。
ですが、いざ心を開いた途端「態度が悪い」「お前を見ているとイライラする」などと言われたら、心を開きたくても開けなくなるのは自然の摂理です。
これも実際に経験しています。そして私はそれを言った人に心を閉じました。

ひとりで頑張りすぎるのはあまりよろしくありません。それは頭では分かっているんです。
ですが大切なことは「ひとりで頑張りすぎないようにする環境」を整えることではないでしょうか?

著者の小澤先生も「一人で決めるな」と仰っています。
ひとりで頑張りすぎてしまう特性を受け入れてくれる人を味方に付けることが今のところの最良ではないかなぁと感じました。

ちなみに…ネットの場では他人の力を借りまくっています。
note朗読然り、ラジオゲスト然り、宅録技術然り…自分の力だけで今日に至っていると思ったことは一度もありません。
獲得したコングラボードの大半は「note感想文」によるもの。私のマガジンでいう「note読書感想文」にある記事ですね。
これだって本と他人の記事に頼りながら書いているのですから、ある意味ひとりで書いているわけではないのです。

ネット上では2ch気質が強く出るので、もしかしたら私のことが苦手と感じる方がいらっしゃるかもしれません。申し訳ありません。
ボヤいていないとやっていられない性格なもので、簡単に「前を向け」と言い切ることだけはできません。

ですが、前を向くためにもがく人は好きです。私がそうだから。
強制的に前を向くよりも、あーだこーだ言いつつ最終的には自然と前を向いたほうが人として成長した喜びを噛みしめることができると考えます。
こないだ仕事でミスしましたが、その後きちんと挽回して「やればできる!(CV:ティモンディ高岸)」を堪能しました。成長の実感って、自分自身が一番嬉しいんですよね。

頑張ることに疲れたら、何でもいいので思いっきり他人に頼ってみてください。
私は2日間原稿執筆をおサボりしたのでnoteを更新したら作業に取り掛かります。本当は一日中お布団の中にいたいです。疲労感MAXです。

生きづらいと感じている方にはぜひ一度お手に取っていただきたいと思います!

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