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困った状況で状況好転するのは

ヘンテコな話しちゃいます。

「やばい。無理。助けて~~~~~」という状況にさしかかると、
ぱっと状況が変わる。
それが何か不思議なのです。

その一瞬、静止画像みたいに止まるのです。
そう、時間がとまったみたいに一瞬だけ静止する。
そしていきなり動き出すと、状況が変わってるんです。

こんな話。今まで人に話せなかった。

「夢見てたんじゃない?」って大笑いされるだけろうし
話したとしてもきっとヘンジン扱いされるだけ。
だから黙ってた。
それを一番はじめに経験したのは中学生の頃。

誰かが後ろで助けてくれてるのかな。
きっと守ってくれてるんだな。
って楽観的にとらえることにして、
それからずっと感謝しながら生きてます。

 すごく怖かったときは、20代前半の頃だったかな。
殺されてもおかしくなかった・・・あの雨の降る日の話。
土手をテクテク歩いていたんだけど、後ろから、パーカーをかぶった男の人がランニングしてきたから、すこし道を譲ろうとよけたのです。

 そしたら、背後からいきなり口を塞がれました・・・
全身血の気が引いて

もう・・・殺されると思ったんです。

 でも、ふとした瞬間
口を強く押さえられた手の力が抜けたと思ったら
彼はダッシュで逃げていったのです。

もう全身ガクガクで震えが止まらず・・・
声は一切出なかった。携帯電話も震えてタップできない。
叫び声が、私の場合は出ないんだと知りました。

そう、そこから
またちょっと展開有りで。

先ほど私の口を襲った彼(いや。彼なんてステキに言いたくないので、
「アヤツ」といいます!!!)

その、アヤツは前に誰かを襲ったみたいで・・・

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

ダッダッダって
ア・ヤ・ツが戻ってきたの!!!

「ひぃ~~~~~~~~~~~~~」

気を失ったフリなんてしてもダメ。
アヤツは熊じゃないんだから!

戻ってきたアヤツは、
自分が盗んだ誰かの赤いバッグを忘れたことに氣づいて帰ってきた様子。

そう、そのバッグだけとって走り去って行ったわ。
私を襲わずに。

私のこと、見もせず
地面からバッグをもぎ取って走り去って行った。

今度はさすがに。殺されるかと思った。

でも、一命を取り留めてホッ。

警察に電話しようにも
震えて携帯を持つ手に力が入らないし
指は震えるし。

でも、良かった。助かった。
ほっとした。

はやく家に帰ってシャワー浴びて
ベッドにダイブしたいと思った。

帰り道、友達から電話が入って
声を聴いて涙が出てきたこと、思い出した。

「ありがとう」

そして守ってくれてる誰かに感謝しようと思います。

いつもありがとうございます。


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