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渋谷の夏、七夕飾り

@渋谷センター街 / 七夕
この飾りを見ると、夏なんだなって感じる。
いつから続いてるのかは知らないけど、この季節になると飾られる七夕飾り。

お盆休みのこの時期に、こんなに人がいないセンター街、初めてだな。「夏休み」を理由に地方から来る人も、外国人観光客もいないからだろうか。そして何より今日は暑かったからかな。夜のニュースで見る、夕方や夜の渋谷より少なく感じるのは、暑い日中だったからかもしれない。始発終電前後ぐらいの人通りように感じた。
人がいないわけじゃない。人はいる。でも、まばらで、混んでいる印象ではない感じ。
スクランブル交差点も、人とぶつかりそうな距離感すらない。テレビで観て驚いてはいたけど、状況を目の前にして、少し寂しさすら感じた。電車もバスも人が増えているし、幾らか街にも人は戻っているのかもと思っていたけど、みなさん、暑さにもウイルスにも気をつけてるんだなって思った。

1枚目は、歩きながら撮ったら、ブレてしまっていたセンター街から見た渋谷駅。
久々に電源を入れたGoProは、日付の表示が2016年1月1日になっていた。長い間、使っていなかったらしい。出かけてないんだな。ちょっとしたお出かけにも連れて行って、何気ない日常も写真に収めようと思った。

写真の撮り方を忘れかけている自分を戒めるためにも、この写真を残す。歩きながらきちんと考えずにシャッターを押すのは危険です。


渋谷のこの七夕飾り、好きなんですよね。
大きい七夕飾りが風に揺れて、カラフルなものが視界に入る。そしてそのまま、視線が空に向かう。「人混み」にいるけれど、圧倒的に大きな空間へ視線が誘導されていく。大きなものがひらひら動くと、それだけで涼しい気がしてくれる。
両脇にそびえる天高く伸びた竹も、そのエッセンスになっているのかもな


新しいパルコの前には、ダニエル・アーシャムが作った、遺跡ピカチュウが!(勝手にわたしがそう呼んでいる。)

ダニエル・アーシャムさんが、「フィクションとしての考古学」のテーマで、1000年後の未来でポケモンが発掘されたら…という素敵な作品。
UTとのコラボでその存在を知りました。
ポケモン赤緑の世界が、遺跡になっているのです。ポケモンや、モンスターボール、ポケモン図鑑なんかも、遺跡(作品)になっています。ポケモンという、みんなの中にある想像の世界。だけど、地層の中だったり、歴史の中にいる。夢のある作品ですよね。
パルコの前を通りかかったら、この銅像がいたので思わず撮ったのですが、なんと今、パルコの中では、展覧会が行われていたそうで…
知っていれば行ったのに…せっかく見た銅像に勘が働かず、機会を逃しました…残念。

「フィクションとしての考古学」なので、遺跡や、発掘物の一つとして、1000年後のどこかで発掘されているということなんですよね。
風化した物としての風合いがあるものの、中にはキラキラした鉱石が見え隠れして…夢と希望と、何よりロマンが詰まっているなと思っておりました…
あの世界、体感してみたかった。


出会う世界の中で、構築されるものが大きくなること、いろんなところで選択肢は増えることを思い出した。

感覚が感情になって、感情は知識につながって、知識は新しい出会いを連れてきてくれて、出会いはまた新しい感覚と共に広がっていく。知らないものを、知る機会を作らなくては。

インプットの時間、幕開けです。



未来のわたしとの交換日記
8月11日のわたしより

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