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それのこと
「それ」をよく語る奴が、「それ」そのものを知ってるとは限らない。
「それ」そのものを知ってる奴が、「それ」について語るとは限らない。
生まれ持った嗅覚で、「それ」を嗅ぎ分けろ。
「それ」はすべてを育み、
すべてを許し、
すべてを受け入れ、
すべてを見守り、
すべてに浸透している。
「それ」からは逃れられない。
逃げ道なんてない。
DOPEDOPE(episode10で完結予定)
【DeepDope】Prologue
冬。うんざりするほど寒い。
部屋は家賃3万のワンルーム。派遣の工場工員。車なんてない。30を過ぎても 大切な人 なんて出来た事がない。
大切な人、特別な日、なんたら記念になんたらパーティー。テレビの向こう側でしか見た事がない。
といっても、もう数年間テレビは見ていない。
趣味は特にないし、特技などというものもない。精神安定剤とアルコールがずっと手放せな
The Lazy Mans Guide to...
それは21の時だった。
俺は半年ほど引きこもっていた。
毎日毎日、死にたいと願っていた。
無論、臆病な俺は、死へ向かう事は出来なかった。
死の方からも、やってきてはくれなかった。
どの方向を向いても壁が立ちはだかっていた。
完全に逃げ道がなくなったと感じた俺は、生きる事も死ぬ事も諦めた。
すると不思議な事に、俺の内面から一つの願いが湧いた。
「本当の事を知りたい。」
それはやがて
深く潜る、高く飛ぶ。
もし君が今、自分の臆病さに苦しんでいるのなら、それはいずれ細やかさへと変わる。
深く潜る。そして高く跳ぶ。
もし君が今、自分の弱さを嘆いているのなら、それはいずれ優しさへと変わる。
深く潜る。そして高く跳ぶ。
もし君の頬を今、涙がつたっているのだとしたら、それはいずれピエロの涙だった事がわかる。
深く潜る。そして高く跳ぶ。
もし君が今、自分を異常なんじゃないかと疑っているのなら、それは
初めまして!キヌやで!
みんな初めまして!キヌやで!
文章書いたり、詩を書いたりするのが好きで今回noteに登録させてもらったで。
早速、2つの作品をあげてみたから是非読んでみてな。
一つ目は「グラウンド・ゼロ」
これはキヌが高校時代の話を少し脚色して書いた作品やで。
悶々とした生活を送っている高校生が、近所の焼き鳥屋でアルバイトをすることによって少しずつ変化していく。というよくある青春話やな。
キヌ的にはオチが秀
地球によく似た星の話
ある日、俺はとてつもなく疲れて帰ってきた。
飯も食わずに、シャワーだけ浴びてベッドに入った。
そして眠りについた。
数時間して目が覚めた。
体が動かなかった。
「これが俗に言う金縛りか。」
俺はそう思った。
そのまま放っておくと、今度は体が振動し始めた。
体の振動は徐々に大きくなっていった。
そして俺は体から抜けた。
「これが俗に言う幽体離脱か。」
そう思った。
俺は予てか