ガチゼミ フィードバック
きょうはライティングゼミがありました。
その名も「ガチゼミ」。箕輪編集室のライターチームのイベントです。勉強になりました。
今回が第1回。参加者は全員、事前課題を提出しています。
課題は「いい文章とはなにか?」をテーマに文章を書くというもの。文字数や構成の指定はありません。
ぼくのnoteで見覚えのある方がいるかもしれません。以前、同タイトルのnoteを投稿しているのですが、あれは今回の課題としてGoogleドキュメントでまとめたものを、note用に加筆修正して掲載したものだったのです。
きょうは課題についてのフィードバックをいただいたので、この場を使って振り返りたいなと思います。前述の記事にフィードバック内容を反映させてまた更新します。
ぼくが受けたフィードバックは以下です。
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●「ひと言でいってしまえば」→「ひと言」「いってしまえば」で “言う” が重複しているため違和感。
●小見出しに「①」などと番号を振って3点にまとめて説明しているなら、予め「3つあります」などと書いておけば、読者に心構えができる。
→ 読者にとってストレスなのは、予想と大きく異なる話の流れ。
●記事全体だけでなく、章や節のなかでも、冒頭と末尾で一貫性をもたせる。
●「いわば」「言い換えると」「言ってしまえば」と、言い回しを変えていたとしても、乱用すると若干わかりにくくなる。「いわば」につづく文章を直接つなげたほうがわかりやすくなる。ex.) 「人生にはあらゆるできごとが起こる。いわば、人生とは物語のようなものだ」→「人生とは物語のようなものだ」
●「という」「ということ」は消せる。極力消す。
●「」を多用しすぎると、くどくなる。
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太字にしている箇所は特に大きな気づきでした。
文章の途中で読者に違和感を持たせるような文章や、話の流れの唐突な変化はストレスになる。常に配慮を欠かしてはならないセンシティブな部分です。
「いわば」「言ってみれば」などは使いどころにもよりますが、言う必要のないところで言い換えをしていました。これも、ついやってしまうので注意しなければ。
「ということ」を使い過ぎるのも、ついやってしまうことの1つです。「こと」も意識して省くことができます。
今もつい打ってしまったんですが、「意識して省くことができます」と言ってるそばから使っていました。これは「意識して省けます」で十分ですね。
文章には意外とムダが多い。以前、「文章整理は部屋の掃除」という記事を書いたことがありました。自分の文章を見返すたびに、まだまだ掃除が行き届いていないなあと、よくゴミ拾いをするように文章整理をしています。
「という」「こと」「そして」など、実は何気なく書いている文章には省略できるものがたくさんあり、一見必要に思えても省略してしまったほうがずっと見やすくなる場合が多いのです。
ムダの少ない文章は、それだけでスッキリして見えて好印象になります。文章のムダをかき集めて数えるのも、自覚が強まっていいかもしれません。意識的にムダがないか省いていきましょう。なにがムダになり得るか、人から学んだことも併せて、また今度書きます。
ライター 金藤 良秀
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