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【外回り営業飯】本駒込駅の黄金炒飯を食らう

いらっしゃい。

わたしは都内を歩くヤドカリ、、いや営業マンです。外回りの営業マンは、毎日のように今日はどこで何を食べようと悩むの。

わたしは、お腹が空いている。そう思いながら無意識にグーグルマップを開き、近くにある飲食店を探し出す。

立ち食いそばはすぐに見つかる。たしかに発券してから短時間で飯にありつけるのはありがたい。でもさ、たまには違うところで食べたいよ。冷たいきつねそば、しばらく食べたくない。

今日もわたしは、
駅前で悩んでいるのだった。

百名店の炒飯

▶︎本駒込駅から

東京都文京区の本駒込駅。観光名所の六義園がある閑静な街。次のアポイントまで時間があり、11時20分と少し早いがお昼ご飯を食べることに。

さて、今日は何を食べようか。
昨日の夜は、そばを食べた。できれば麺類以外にしたいものだ。調べると白山側に行くとお店が集中してるらしい。

白山駅方面に歩こうとすると、行列ができた中華屋が見えてきた。こんな閑静な街に、あれだけの行列をつくるとは只者ではない。お店を見に行ってみることにしよう。

駅から信号を渡ってすぐ。
平日の開店10分前にもかかわらず、お店の前には15人くらい待っていた。

お店の名前は「兆徳」
食べログでの評価は3.7。3.5以上で高評価の食べログなのに、すごく評価いいじゃないか。さらに百名店に選出されている。熱盛!

食べログより

この日の天候は、7月初旬にも関わらず猛暑。蝉は鳴いていないが、照りつける太陽でアスファルトが焦げそう。

滴る汗をハンカチで拭きながら並ぶ。開店から30分程度でお店にin

さあ、実食

店内はカウンター8席、テーブル席が3つ。カウンター席右寄りに通され、何茶かわからないお茶を提供される。相当喉が渇いていたのか、セロのマジック並みの速さで飲み干した。

注文したのは玉子チャーハンと餃子6個。チャーハンは醤油と玉子から選べる。玉子チャーハンは塩あじ。口コミの多さからこちらを選んだ。

中華鍋が奏でるハーモニーに聞きながら待つ時間が心地いい。


先に餃子が提供される。

▶︎焼き餃子 実食

パリパリに焼かれた餃子。醤油、酢、ラー油でタレを調合する。醤油2 : ラー油 1: 酢2 これがわたしの好みである。

割り箸で一つ割れば、ジュワッと肉汁が溢れ出す。大概の餃子は包みが甘いため、焼いてる段階で肉汁が出る。よって、餡が乾きがちだが、ここの餃子はしっかりと染みている。

だからさ、一口は危険なんだよね。口の中で滝のように肉汁が出てくる。これは小籠包なのかと疑いたくなる。

餃子を楽しんでいるところに、玉子チャーハンがやってきた。

▶︎玉子チャーハン 実食

おいおい、黄色いぞ!

黄金炒飯とは、このような炒飯のことを言うのか!美しすぎる。いや、見惚れてる場合じゃない。熱々を堪能しようじゃないか。

米が立っている。このパラパラ感は中華鍋でなければ作れない。そして、カウンターから見ていると、中華鍋の振り方が優しかった。

強く炒めるのではなく、満遍なく火を通す感じ。漫画に出てきそうな中国人のおやじが、女性を丁寧に扱う紳士に見えてきた。

口に運ぶ。


う、うすい?


思ったよりも味が薄い。いや、ほぼ塩がほんのり効いてるくらいじゃないか。ちょっと、これのどこが絶品なんだよ。

食べログはただの評価でしかないってことか。仕方ない、胡椒をかけるとしよう。


ん、、ちょっと待て


旨味だ、、旨味があふれてくる
なんだ、なんだこの美味しさ


この奥深さ、、後味が奥深すぎるぞ。今までこんな炒飯食べたことない。間違いなくチェーンの炒飯じゃ作れない。


レンゲが止まらない。玉子、玉ねぎ、ご飯を炒めただけの炒飯なのに、レンゲが止まらない。中華スープと餃子の肉汁で口を潤し、ご飯を掬う。

トドメに口へかき込む。何茶かわからないお茶で流し込む



_______わたしは、整った。


まとめ

営業マンは、昼飯を求めて歩き回る。今日も素敵な昼飯にありつけて満足なわたしであった。

ご馳走様でした。さあ仕事だ

▪️お店紹介
店名: 兆徳
住所: 東京都文京区向丘1-10-5
南北線 本駒込駅から徒歩3分
定休日:月曜
営業: 昼: 11:30-14:30/夜: 17:30-22:00

おすすめ飯
玉子チャーハン+ぎ



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ナカヤマシュン
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