だらしない社員とクレーマーを排除せよ
今日も来てくれてありがとう。
湿度コントロールが難しい時期だ。
そういう能力があったら欲しい。
どうしても湿度が高いとやる気が下がる。
この気持ちを理解してくれると嬉しい。
あと、このモヤッとした感じを
うまい具合に表せる言葉も募集中。
応募はこちらまでってね。
▶︎アルバイト
皆さんは、アルバイトの経験あるだろうか。
高校生はまだかな。
大学生〜社会人は何かしらあるのかもね。
僕はスナックと家庭教師だった。
スナックの話はまた今度しよう。
結構奥が深いバイトでした。
アルバイトの経験談っていいよね。
同業者がいるとあるある共有とか
結束力が生まれる。
お酒を飲みながら、そういう話がしたい。
スナックのアルバイト経験者
コメント待ってます笑
あ、ちなみに僕はボーイでした。
▶︎スポーツ用品店
一時期だけどスポーツ用品店も経験した。
高校生活最後の辺りだから半年くらい。
全国展開しているお店。
扱うのはスポーツ用品だけじゃない。
日常で着る服や冬物の小物も揃えられる。
スポーツ用品店は意外と便利なんだ。
強いてバイトしてて嫌だったのは
スポーツのうんちくを語る人くらいかな。
店員は専門家ではありません。
◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎
スポーツ用品店で働く友人S君。
彼はアルバイトではなく社員だ。
転職をして、3年前から勤めている。
じきに店長になる。
若手のアルバイトを従えて頑張っている。
僕も趣味でゴルフをやるので、
たまに相談に乗ってもらう。
なかなか安くしてくれないけどね笑
▶︎元に戻してくれ
得意なスポーツであったとしても
その部門に配属されるわけではない。
例えばサッカーが好きでも
テニスコーナーの担当に配属されることも。
僕はランニングシューズを担当した。
S君が最初に担当したのは冬コーナー。
スキー、スノーボードが代表的。
さらに手袋やニット帽の小物関係。
スキーウェアーもそうだよね。
S君はスキー経験はあるものの、家族旅行程度。
スノーボードなんてやったこともない。
そのため、1から全部を覚える。
何故なら売る必要があるからだ。
僕もランニングシューズの違いとか覚えたな。
◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎
何が困った?と聞いた時
S君は小物関係と即答した。
ニット帽や手ぶくろは試着しやすい。
そして、みんな適当にもどす。
これらを元の位置にするのが地獄のような作業。
同じようなデザインなのに値段が違う。
高いのは目線と同じところ、安いのは目線より下とルールが決まっている。
真剣衰弱なみに並び替えないといけない。
頼むから元に戻してくれと言っていた。
畳むわけではないので、
せめて戻した方がいいね。
▶︎謎の報告社員
どの企業にも謎の報告をする社員がいる。
その情報いるかという報告だ。
S君のスポーツ店にもいた。
社員ではなくアルバイトだが。
しかも51歳で、この人がまあ使えない。
学生バイトには先輩面するが、
上からの指示は聞かない。
当時の店長も愛想が尽きていた。
◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎
新年初日。
どの新春キャンペーンと謳い広告を出す。
そして、福袋を出すと列が出来た。
開店前にはそこそこ並ぶ。
朝礼が終わった後、
51歳は店長に近づく。
「店長さっき見てきましたが、うちのお店が一番並んでます」
しょうもない報告。
近隣のお店は本屋と服屋。
他店のスポーツ用品店だとしても必要ない報告。
これには、さすがに店長もキレた。
「関係ないじゃん」
ごもっともだった。
こういう人にはなりたくないと学んだ。
結局、3ヶ月もしないうちに辞めた。
▶︎クレーマー
バックヤードに入る時は一礼をする。
これは店舗関係では常識のようだ。
一礼したあとのバックヤードは、
誰にも見られない開放的な空間。
携帯でメールしながらサンドイッチを食べるバイト。
売り上げを管理する副店長。
たばこ休憩に出かける社員。
お店の中とは思えない空間が裏にはある。
そしてバックヤードには監視カメラ映像が流れる。
万引き対策だけじゃない。
観察するのはクレーマーだ。
◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎
店長がバイトの女の子に呼ばれた。
「またネットの張り替えに来てます」
テニスコーナー担当の女子大生。
クレーマーは65歳のおやじ。
テニスラケットのネット張り替えに通ってくる。
お宅のラケットは弱いねぇが口癖。
ただ社員たちは知っている。
このおやじは、最近テニスをはじめたと。
何故なら半年前は卓球だったからだ。
ラケットのクレームを何度も言いに来ていた。
しかも担当は違う女子大生。
当時、男性アルバイトに変わった瞬間に
クレーマーとしたら現れなくなった。
そのおやじが、また復活した。
しかし、おやじは知らない。
こっちも対策していることを。
バックヤードから現れし超新星。
元女子レスリング部キャプテンの社員。
半年前の件をきっかけに他店から来た。
おやじに一喝。
「そんなにうちのことをおっしゃるなら、他店で購入されてはいかがでしょうか」
おやじは顔を赤くし、帰っていった。
その後、現れる頻度が減りいなくなった。
世間のおやじたちよ。
スポーツ用品店はキャバクラじゃないからな。
そうS君は思ったらしい。
▶︎そして
S君は店長になり、2年後本社に戻った。
今は管理関係の仕事をしている。
各店舗の在庫状況から商品手配の支援をする。
たまに店舗に戻りたくなるらしい。
現場の方が日々冒険だったと。
S君は店長として、サッカーコーナーの改装に尽力した。
自分が好きなスポーツという理由だけじゃない。
もっと子供たちの手に届くようなシューズ配置を考えた。
自分が扱う商品で、将来オリンピック選手になる子もいるかもしれない。
子供たちのスポーツの旅を考えながら
今日もS君働く。
今日も誰かが日常を旅する。
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