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「新学期 学校での感染再拡大を防げ 富山県」

TONOZUKAです。


新学期 学校での感染再拡大を防げ 富山県

以下引用

 新型コロナの感染は、県内では落ち着きを見せつつありますが、ことし1月からの第6波では子どもへの感染が拡大したのが特徴でした。  お伝えしたように新学期が始まった学校では20日、2件のクラスターが確認されました。  再び感染を拡大させないためにどんな対策が必要か考えます。  富山大学附属病院総合感染症センター 山本善裕センター長  「やはり子どもへの対策が十分だったのかというのを検証していく、そして、次につなげていく必要があると思います」  富山大学附属病院総合感染症センターの山本善裕センター長です。学校での感染について丁寧な検証と分析が必要だと話します。  第6波が始まった1月から3月末までの県内のクラスターの発生状況を見てみると、小学校が70件、保育園などの児童福祉施設などが48件で、中学校を合わせると全体の72%を占めました。子どもを中心に感染が広がったことが分かります。  富山市教育委員会に学校でのクラスターについて聞いてみると。  富山市教育委員会 川端紀代美 学校教育課長  「これは難しい問題で。ともすると、感染の発端になっている子どもを特定しかねない、これはその子どもの個人情報を守る意味でも、深く追及するということは市教委では行ってきておりませんでした。学校での感染拡大を防ぐためにどうするかということに努めてまいりました」  富山市教育委員会は、クラスターの分析はしない一方で、教室内での感染防止の徹底など対応を指示してきました。  一方、富山市のコロナ対策検討会議が先月、市内の小中学校などを対象に行ったアンケートでは、子どもたちの心の問題が見えてきたといいます。  富山市教育委員会 川端紀代美 学校教育課長  「子どもたちがとてもストレスを感じている。それはマスクをして友だちとの距離を保って、そして大声を出さないでなど、富山市においてもストレスを感じている子どもたちが多く、心のケアが必要な子も今後多くなってくるのではないかと心配していますので」  富山市教委は、感染防止対策の徹底と学校で学ぶ機会を保証すること、相反するともいえる2つを今年度の柱にしています。  これを両立するには、何が必要なのでしょうか。  富山大学附属病院総合感染症センター 山本善裕センター長  「ポイントは普段ない症状がある、熱だけではなくて、のどが痛いとか、せきが出るとか、そういうのはこの位いいだろうと思って学校に来たりするわけですよ。  おそらく小学生、ご自身が特に低学年になると、ご自身では分からない可能性があります。なので親御さんがちゃんと体温だけではなくて症状をちゃんと朝、見ていただいて、よし大丈夫だな、それなら学校に行っていいよと、そういうことをやる。  もし症状がある場合には行かせずにですね、やはり病院に相談して必要な場合は検査をする、それが大事になってきます」  新学期に入り、富山市では複数の児童が感染し、先週から学年閉鎖となっている小学校が出ています。  この学年閉鎖や学級閉鎖の判断について富山市では、インフルエンザと同様、感染者の人数など明確な基準はなく、感染拡大の状況を見ながら教育委員会と学校側で協議し、最終的に学校長が判断するということです。



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