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「J&JCOVID-19ワクチン接種、一時停止が解除」

2021/04/29


TONOZUKAです。

J&JCOVID-19ワクチン接種、一時停止が解除


以下引用

 「まれな血栓症」が確認されたことから安全性を重視して接種の一時停止を勧告されたJohnson&Johnsonの新型コロナワクチン(J&Jコロナワクチン)について、米CDCとFDAは2021年4月23日、同ワクチンの利益がリスクを上回ると判断し、一時停止を解除した。1回の接種で済むJ&Jコロナワクチンの接種再開は、世界のコロナワクチン戦略にとって朗報となる。
 米CDCとFDAは4月13日、J&Jコロナワクチンに関する共同声明を発表。同ワクチンの接種後に血小板減少を伴う脳静脈洞血栓症(CVST)を発症した症例が6例確認されたため、安全性を重視し同ワクチンの接種を一時停止するよう勧告していた。

 一時停止の間、CDCとFDAはJ&Jコロナワクチンのリスクとベネフィットを評価し、以下の決定に至ったと説明している。


(1)J&Jコロナワクチンの使用は、米国で再開する必要がある。
(2)FDAとCDCは、このワクチンがCOVID-19の予防に安全で効果的であると確信している。
(3)FDAは、入手可能なデータが18歳以上の個人に対するワクチンの利益がリスクを上回ることを示していると判断した。
(4)現時点では、入手可能なデータは血小板減少を伴う血栓症候群(TTS)が発生する可能性が非常に低いことを示唆しているが、FDAとCDCはこのリスクの調査を継続することに引き続き注意を払う。
(5)ワクチンを投与する医療者およびワクチンの接種を受ける人またはその介助者は、ワクチンを投与する医療者向けのFACT SHEET FOR HEALTHCARE PROVIDERS ADMINISTERING VACCINE(VACCINATION PROVIDERS)を確認する必要がある(同ワクチン接種を受けたごく少数の人々に発生したTTSのリスクに関する情報を含むように改訂された)。

 CDCとFDAによると4月23日時点で、最初に報告された6例を含めて計15例のTTSが報告された。これらの症例は全員、18歳から59歳までの女性で、年齢の中央値は37歳だった。報告によると、ワクチン接種後6日から15日の間に症状が出たという。

 なおTTSについては、米国血液学会(American Society of Hematology)が診断基準や、TTSが疑われる場合の対処法、治療法などを公表している(『Thrombosis with Thrombocytopenia Syndrome (also termed Vaccine-induced Thrombotic Thrombocytopenia)』Version 1.2)。



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