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デジタルトランスフォーメーション紀行 その五

2020年代に突入して一か月。まだまだデジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉が世の中で踊り続けている。

デジタルトランスフォーメーションすべき対象は何なのか。確実に出せる解答は今現在一つだけある。それは「人」だ。

DXはデジタルネイティブには必要のない概念だ。トランスフォームする必要はない。彼らは進化し続ければ良いのだ。

私の考えるデジタルネイティブ世代とは、インターネットが子供の時から存在していた世代で1990年以降に生まれた人たちのことだ。90年生まれだと今年30歳。経営者は自社の人口ピラミッドを眺めて見ると自社のDXが容易かどうか一目瞭然で分かる。

経営者よ、自分の会社がデジタルトランスフォームしなければ生き残れないと感じているのであれば、今やるべきことは明確だ。

まず自分をDXし、そして役員をDXし、できるだけ多くのデジタルネイティブ人材を社外から獲得することだ。更に現社員の教育が必要だ。今いる30歳以上の社員をDXすることは難易度が高く、成功する割合は低いだろうから、できるだけ可能性のある人材に絞ってデジタル教育を施すのが良いだろう。また教育を施す人材の中には経営企画及びマーケティング部門(存在するならば)は必須だ。

おいおい、そんな自分や社員のDXしろ、デジタルネイティブを社外から迎入れろと言うけど、今それがどれだけ難しい事かわかってるでしょ。うちの会社にそんな能力やネームバリューは無いんだからさあ。

そうだよね、分かりますよ。でもあらためて一つだけ。

デジタルトランスフォーメーションすべき対象は「人」だ。

ITシステムではないということだ。お金をかける、投資すべき対象は「システム」ではなく「人」だ。

人のDXとは?

続く


いつもありがとうございます。書きたいこと徒然なるままに書きます。