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#0034【お金と時間の考察】お金と時間ではどちらが大切ですか?

皆さんはお金と時間、どちらが大切ですか?お金ですか?それとも時間ですか?
今回はお金と時間について、比較しながら少し考えてみたいと思います。

【お金と時間は貯められるか?】
お金は貯められるか?もしそう聞かれたら、どう答えますか。当然にお金は貯められると答えると思います。貯めようと思っているけど、貯まらないというのはいったんおいておいて下さい。では時間は貯められるでしょうか?時間を貯めるってどういうことか。例えば、今日は、1日24時間必要なさそうだから、週末に余った分を使いたいので貯めておいて使おうとか、今日は忙しくて時間が足りないから貯めておいた分の時間を取り崩そうみたいなことができるかどうかです。もちろん、できません。時間はみんな平等に1日24時間です。有限です。当たり前ですが、時間は貯められないんです。貯めることはできませんが、長く感じられるような過ごし方をしたり、充実した過ごし方をして有限性の範囲内でいい使いをしたと感じることは可能です。

【お金と時間は使い切れるか?】
「ゼロで死ぬ」的な本が売れたので読まれた方も多いと思います。時間を死ぬまでに使い切れるか?そんなわかりきったことを聞くなと怒られそうですが、死ぬ時に人生の時間はゼロになります。時間は使い切ります。人生とは時間そのものです。いつ人生が終わるかはわかりません。人生が終わるとき、時間は必ず全部使い切ります。やり残したことがあるという時間の使い方は避けたいものです。
では、お金を使い切れるでしょうか?使い切れる人もいます。使い切れない人もいます。正確には、お金の場合は使い切ってしまうよりは、お金は使い切らないように管理して使いたい時に使うと考える方が多くの皆さんが理想とする使い方(感覚)ではないでしょうか。人はいつ自分の人生の時間が終わるかを完全には分かりません。従って、お金を使い切ることはせずに余裕をもってお金については残しておこうと考えるのだと思います。それでもお金が足りなさそうと不安に感じることがあります。巷では増税、物価の高騰、値上げラッシュ、老後2,000万円問題とか、年金の積立不足問題だとかお金に関して不安になる要素のニュースが絶えません。長生きしたときのお金に不安を感じるのはそういった不安が誰にでも根底にあるからなんでしょう。

【お金や時間を誰かにあげることはできるか?】
お金を誰かにあげることはできますか?この質問に対する答えはどうでしょうか?
贈与税とか相続税とか税金の問題はあるにせよ、総論としてはお金を誰かにあげることができます。寄付することもできます。
では、時間を誰かにあげることはできますか?例えば、私の1日24時間のうち3分の1をあなたにあげます。たぶんコレに近いことをしているのが、雇われの身の方、わかりやすく言えばサラリーマンです。しかし、タダであげることはしませんよね。時間を差し出す対価としてお金をもらいます。お金と交換に時間を誰かに提供するということです。働いていることは有限な時間を誰かに渡しているということです。
では少し場面を変えてみます。例えば、知らない電話番号から電話がかかってきて、重要な電話かもしれないと思って電話に出たら、よくわからない営業の電話だったり、アンケート調査に協力してくださいといった時間を奪おうとする電話を受けることはありませんか?誰かの相談にのってあげることもあるでしょう。では、この突然、割り込んで時間を奪ったり、ちょっとお時間いいでしょうか系の時間の場合、対価はもらえますか?仕事としてはやっていないとすれば時間をタダで誰かにあげるのを許している状態です。ということで、時間は有償だったり、無償だったりはしますが、誰かにあげることができます。無意識のうちに誰かにあげていることもあります。

【お金と時間は増やせるか?】
先に「時間」からみていきます。時間を増やすことは可能でしょうか?時間は人生そのものなので、健康で長生きすれは増やすことは可能です。しかし、長生きしても100歳とか超長生きしても120歳前後が限界です。無限に増やすことはできません。有限です。
では、お金を増やすことはできるでしょうか?お金は資産運用、投資することによって増やすことができます。株式投資、外貨預金、投資信託、FX、暗号資産、REIT、不動産投資など様々な投資対象があります。預金の金利が低い環境下では銀行に預けても増えません。投資の場合、失敗すれば減ってしまう可能性もありますが、増やすことは可能です。複利運用が可能な投資の場合、運用して増えた果実(利息)相当をまた運用するので加速度的にお金を増やすことが可能です。また、お金を増やす過程では手数料を払えば様々な人の手を借りることもできます。

【最後に】
今回はお金と時間について考えてみました。深いテーマでもあり、様々な意見もあると思います。記事を読んだあとに冒頭に投げかけた「お金と時間のどちらが大切か?」という疑問を再度、皆さんなりに考えて頂くきっかけになれば幸いです。最後までお読み頂きありがとうございました。よかったらお気軽にフォロー、スキを頂けますと幸いです。

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