掃除の会に参加して学んだこと27~難しく考えず、掃除は運動。健康にいいことを実感!!
掃除の会に参加していると、毎日のように掃除をされている方と出会います。
その方々に共通するのが、元気さと明るさ。年齢を重ねても、動きが機敏であったりします。
もちろん、病気や体調が悪ければ、掃除をしにわざわざ遠くから来ることはないですので、掃除の会に参加している時点で、その方が健康で元気だともいえます。
街頭清掃やトイレ掃除には、それぞれにあった体の動きがあります。
街頭清掃は、簡単にいうとウォーキングすることになります。町の中を歩きながら、落ちているゴミを拾うからです。そして、ゴミを見つけて屈む行動を何回もします。けっこうなスクワット運動です(笑)。
トイレ掃除も普段使わないような筋肉をたくさん使います。
そういえば、ある方が言っていましたが、トイレ掃除をしていると「四十肩や五十肩になりにくい」そうです。
たしかに日常生活で万歳ポーズをとることは少ないかもしれません。人によっては、年に1回もないという人もいるかもしれません。ですが、トイレ掃除では、換気扇や蛍光灯を外したり、個室の梁の上を掃いたりして、けっこう腕を上げる動きが頻繁にあります。
また、便器を磨く時、汚れが激しいところほど、力を入れて磨きますので、ちょっとした筋トレみたいなものになります。トイレ掃除が終わると、本当におなかがすきます。それだけエネルギーを消費したんだろうと思います。
永平寺などの禅宗のお寺の掃除の様子をNHKの番組で見たことがあります。
本当にシステマチックに、常に動いた状態で掃除していました。次々と、場所によっては走りながら掃除をしていました。たぶん、「思考」を止める動きなんだと思います。動きが停まると「考え込む」状態になるからです。
また、禅宗の修行に「坐禅」があります。1日の長い時間、「座りっぱなし」になります。修行僧も人間ですので、ずっと動かず座りっぱなしでは健康に悪いです。だからこそ、あれだけ激しく動く時間(掃除)が必要なんだろうなあと勝手に考えていました。
そういえば、インドなんかで行われる瞑想が「静」であるから、ヨガが「動」としてセットになっている、というような話を聞いたことがあります。
話がそれました。
体のあちこちを動かして行う掃除は、かなりの運動になりますので、習慣にすると健康にいいです。
さらに、
掃除の会は朝早くから行いますので、生活リズムも整い、朝日を浴びるので、かなり健康にプラスとなります。
ベテランの方の元気さ、明るさ、機敏さの理由が分かったような気がしました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです。
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