君と歩きたい。

僕は知らない人と話をするのが好きだ。

知らない自分を知ることが出来るから。
新しい世界を知ることが出来るから。

世界には沢山の人が居る。
その数だけ、それぞれの世界がある。
…そしてそのそれぞれの世界にも…きっと沢山の人が居る。

僕には知らないことが沢山あるはずなんだ。
……苦しい事も、楽しい事も。

何でそんなに知りたいのかって？

救いたいからさ。

苦しんでる誰かの事も……苦しんでる自分の事も……。

救う為には沢山の事を知る必要があると思うんだ。

沢山の考え方が……『多様性』が必要だと思うんだ。

でも、世界は同じが好きだから。
少しでも違うと弾こうとしてくる。

……皆違うのに！！

違うから愛せるんでしょうっ？！！！！
違うから助け合えるんでしょうっ？！！！！
違うから尊敬するんでしょうっ？！！！！

……皆違うから。

……皆違うからここまで違う道を歩んで来たんでしょう？？

……………だから教えられるんでしょうがっ！！！

同じからは何も生まれないっ！！！！！

なのに！！！

なんで……。

なんで……こんなに、この世界は苦しいのっ！！！！

転んだって誰も手を差し伸べないっ！！！

皆……誰かが手を差し伸べるって思いながら見てる。

本当に苦しい奴は……本当に苦しんでる奴は……！

助けられ方なんて考えてねぇよっ！！！！！！！

『誰でも良いから誰かを助けてよっ！！！！』

…………。

いつから誰も助けなくなったんだろうね。

それは……『助ける事に裏がある』なんて考え始めた時からだ。

いつだってそう。

周りの目が気になるんだ。
周りの目が怖いんだ。

………ここで、僕が『僕は助けるよ？』って言ったらどう思う？

皆は、(自分をよく見せたいだけなんだな〜)って思うのかな？

これこそ誰も動かないで助けずに見てる理由だよね

ねぇ……言っても変わらないんでしょ？

だって人はどこかで、「言うだけなら誰でも出来る」って思ってるはず。

…………。

ねぇ…。

少しの行動が世界を変えるって思わないかい？

ねぇ…。

僕は変えてくよ。

小さい事から。

時間をかけてでも良い。

僕は伝えていくよ。

いつの日か準備が整ったら……日本中を歩き回って伝えていくよ。

沢山の知らない人に。

違う事の素晴らしさを。

そして、君の素晴らしさを……。