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エピソード100

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私の話なんて聞いても面白くない episode3

私の話なんて聞いても面白くない episode3

すごく困っている。noteが書きやすいのと、こうやって書くのが日課になりそうで困っている。おいおい、お前は毎日書きたいんじゃなかったのか、作家として生計を立てていきたいんじゃなかったのかとツッコミを入れたくなっている人の顔を何人か、いや何人も思い浮かびます。本当にごめんなさい。本当にありがとう。

今日は、たべちゃんと話をした。ここの登場人物は、身元がばれないように仮の名前で書くようにしているのだ

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桜餅のおもいで episode2

桜餅のおもいで episode2

あの時の桜餅も、
ちょうど、こんな色合いだった。

小学3年生くらいだったかな。のんちゃんは気づいたら私の隣にいた。おとなしくて、何を話したのか記憶にないけれど、遊んだことだけは覚えている。のんちゃんちに遊びに行った時、はじめて桜餅を食べて「美味しい!」と感じた。おばあちゃんが家にいると、こんなお菓子が出てくるんだと思った。あの日から、桜餅をみると、のんちゃんを思い出す。

昨日、義理の実家にいく

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あみというひらがなの名前とepisode1

あみというひらがなの名前とepisode1

自分の肩書やプロフィール写真、アイコンとかを変えたくなるのは自信がない時だと思ってる。自分的にね。私の名前は、ひらがなで「あみ」かわいいねとマネしてくれる親戚もでるくらいなんだけど、結婚できないことを名前のせいにしていた20代、あみを「阿弥」に変えていたことがあった。

阿弥様と書かれた茶封筒を父が持ってきて、「名前を間違えるなんて失礼よね」と少し笑いながらリビングのテーブルに置いたのを見たとき、

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「あみさんの表現としては「書く」しか残らなかったんですね」エピソード100を書く理由。

「あみさんの表現としては「書く」しか残らなかったんですね」エピソード100を書く理由。

「エピソード100とか、どうですか?」と
目の前の人は、静かな笑顔でサラッと言った。

「あ、そうですね」
そう言うしかないじゃない。

別に書きたくないわけじゃない。
ずっと出したいと思ってる。しかも8年くらい。
長すぎるでしょ。

いつかくる、いつかタイミングは来る。
それは思っていた。
やればできる。

それがふいに、こんな形でシンガポールにいる出会って1ヵ月の女性にサラッと言われ、あれから

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