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育休96日目 ショッピングモールは最強避暑地

この夏、一番お世話になるのは近所のイオンかもしれない。


今年もまた、猛暑がやってくる

梅雨が明けったっぽい。
詳しいことは分からないが、先日から続いた豪雨がようやく終わり、週間天気予報はこの先ずっと太陽☀が並んでいる。

今年もまた、猛暑がやってくる。
暑さ厳しい夏、大人もだが乳児の体調管理には特に気を付けたい。

暑すぎて散歩に行けない

以前はベビーカーを押して、散歩するのが日課だった。
緑の風が薫る中、妻と娘と田んぼ道を歩く。
家族で季節を感じる瞬間は、育休の真価そのものだった。
何より散歩は、我々夫婦の運動不足解消にもなる。

しかし7月18日現在、午前9時にして既に30度を記録。
3か月になる娘を外に出して散歩するのは、さすがに危険。

かといって、家の中にずっといるのも微妙すぎる。
お互いの精神衛生上、絶対によくない。

涼しいけれど、散歩ができる場所…。
屋内。
でかい屋内。
冷房が効いているでかい屋内。
そうだ!ショッピングモールへ行こう!

結構人がいる平日午前のイオン

いつもイオンへ行くのは、息子が「ポケモンメザスタ」という小銭を永遠にむしり取られるゲームをやるときぐらいだった。
近所のイオンは自動車で30分弱。
開店する午前10時に到着し、入店する。

驚いたことに、そこそこお客さんがいた。
休日と比べてれば少ないものの、田舎の平日午前とは思えないほどの人数だった。
客層のほとんどは、僕たちと同じ「子連れ家族」だった。
おそらく同じ境遇の仲間たちが、自宅に籠もっても何もいいことがないと考えてのことだろう。
頷けるよ、首がもげるほどわかる。

あれよあれよと買い物が進む

広い館内をひたすら歩く。
あぁ。涼しい。散歩ができるなんて最高じゃないか。
妻も娘も上機嫌。
こんな避暑地が身近なところにあったなんて。

歩いている途中に、足りない食材や日用品を思い出す。

卵と牛乳が少なくなってたから補充しとこう。
そういやスポンジ無くなってたからこれも追加。
インスタで紹介されていた本売ってるかな?
カルディのコーヒーが安くなってる!買うか。

あれよあれよと買い物が進む。
本来は散歩のために来たのだが、買い物で充実することができた。
予想以上にサクサクと買い物がはかどってしまったことに驚いている。

乳児を連れて買い物に行くのは大変

それもそのはず、僕は乳児を連れて買い物へ行く大変さを痛感している。

買い物中は、ベビーカーか抱っこ紐がマストだから、買い物した荷物以上に身体に負荷がかかる。
また自動車で買い物に行くと、チャイルドシートから子どもを降ろして、ベビーカーか抱っこ紐に移し、買い物から戻ってくるとチャイルドシートに乗せる、という過程が付いてくる。
これを2~3度、店舗ごとに行っていると、マジで頭がおかしくなりそうなのだ。
運転中に娘を忘れずに車に乗せたかどうか、あやしくなることすらある。
なので普段の買い物では、店舗を跨ぐことをできる限り避けたい。

設備は最強クラス

ショッピングモールは設備も素晴らしい。
空調が管理されているので、暑すぎず寒すぎず本当に快適だ。

それだけじゃなく、圧倒的に子どもに優しい。

給湯器付きの授乳室、幼児専用のキッズトイレ、広々としたオムツ交換スペース(しかも使用済みを捨ててもいい!)、屋内遊具など。
あらゆる設備が充実しており、しかも最強クラスだ。
赤ちゃんが空腹になろうが、う〇ちを漏らそうが、迅速に対応することもできる。
設備が充実しているため、子どもを連れて心配することがほとんどない。
万が一ミルクや離乳食、オムツや着替えがなくても、そのまま買いに行くことすら可能だ。

子育て世代にとって強い味方

そう考えると、そりゃ平日午前であっても子連れ家族のお客さんが多い理由もよくわかる。
すべての買い物を、ここで済ませているのだ。

昔は、ショッピングモールなんかなくても、地域やおばあちゃんが一緒に子育てに参加していたし、家族の誰かが食材や日用品を買ってきてくれた。
しかし、今は核家族が当たり前で、ワンオペ子育てもよく聞く話。

ショッピングモールは、子育ての負担を軽減するために、新しく置き換わったサロンなんだろう。
子育て世帯の痒い所に手が届く、強い味方だ。

この夏は、間違いなく何度もお邪魔するに違いない。

あとがき

ショッピングモールって、たぶん商店街の進化系のはず。
以前「ヒルナンデス!」を見ていた時、子育てしやすい街かどうかは、その街の商店街が賑わっているかどうか、みたいなことが放送されていた。

子育てを充実させるヒントは"商店街"にある。
ショッピングモールも確かに、商店街要素を多く含んでいる。
館内が商店街そのものだ。

しかし、圧倒的に足りないものは、地域性と帰属意識じゃないかな。
ここに着手すれば、街は生き返り、子育てが再活性化する。

引き続き、ショッピングモール論を考えていきます。

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