中国人の実家に現地集合で招待されたけど、目覚めたら飛行機が出発してた旧正月 #28
こんにちは!海外在住きなこです!
今日は前回好評だった(と勝手に思っている)【ひとり旅やらかしたシリーズ】です!
(前回はこちら)
「こんなやらかしてる人もいるならわたしはまだマシか、、」と少しでも誰かが感じてホッとしてくれますように。
◎中国のお友達から大胆なお誘い
わたしが韓国留学をしていたときの話です。
同じ語学学校だった中国人のある女の子となかよくなりました。お互いカタコトの韓国語と英語での会話でしたが、息はぴったし。
これがわたしにとって記念すべき初めての中国人のお友達、Aちゃんです。
学校が旧正月の連休に入る直前。Aちゃんからこんなことを言われました。
「連休中国に帰省するけど、ひまなら遊びにおいでよ」
彼女からとつぜん予想外の大胆なお誘いを受けました。
「久々の帰省に付いてくって何事?
わたし婚約相手かな?」
ただAちゃんは社交辞令を言うタイプではありません。つまり本気と書いてマジ状態。(は?
わたしにとっては割と大きな決断を、まるでカフェに誘うような軽いノリで提案してきました。
国を越えた帰省へのお誘いに一瞬戸惑う日本人女子留学生。
しかしここは韓国。旧正月は大切なイベントなため、街中のお店は閉まりゴーストタウン化してしまいます。
そんな街に彼氏無しロンリーボッチ留学生がいるより、どこか旅行する方が絶対楽しいはず。
わたしはすぐに当時韓国でバイトしてた給料で航空券を買いました。
「空港近いし当日は着いたらおしえて、迎えに行く~」
先に中国に帰るAちゃん。
当時まだ海外慣れもしてないわたしには、
【ひとりで友達に会いに韓国から中国へ行く】
というパワーワードにとてもわくわくしました。
◎シンプルに寝坊した。
【目が覚めると、もう飛行機の出発時刻であった。】
なんかファンタジー風に書いてみたけど、当日シンプルに寝坊しました。
朝の便だったのに前日みんなで明け方まで喋ってた結果、電気もつけたまま気を失うように寝落ち。ふと目をあけると、離陸の時間直前でした。
絵に書いたように頭がまっしろになりパニックになるわたし。何回時計を見てもやっぱり寝坊しています。(そりゃそうやろ
ちょうどAちゃんから連絡がきましたが、パニックが頂点なのでとっさに、
「ちょっと体調悪くて飛行機乗れなかった。
でももう復活したから今から空港いってみる」
と今思い返しても謎すぎるウソをつきました。
「オッケー!飛行機乗れたら教えて!」
Aちゃんから軽いノリで返事が来たのを確認し、猛ダッシュで空港へ向かいます。
当然荷造りもしていません。二泊三日なのに、焦りすぎて近場行くより軽い荷物を入れたリュックで出発。
◎韓国語で泣き寝入りする日本人女in空港
空港に到着。
もう離陸して1時間近く過ぎています。急いでカウンターに行き、つたない韓国語で一生懸命に半泣きでお姉さんに伝えます。
すると、
「次の便でもしキャンセルでたら乗せれるから
あとでもっかい来て!」
と返事が、、。お姉さんが神様に見えました。
待つこと数時間後。言われた通りもう一度カウンターへ向かいます。ドキドキなわたし。
私を見るお姉さん。
すると、お姉さんはあっさり過ぎるくらいにあっさりと、わたしに搭乗券を渡してくれました!
【お、お姉さあああん!!!】
ミラクルが起きました、、、!
これで無事に中国行きが決定しました!!
◎このぽんこつから伝えたいこと
以上のぽんこつからお伝えしたいことが二つあります!
①ピンチでも動けば意外となんとかなることもある!
②やっぱり言語が話せると強い!学んで損なし!
説明します。
1つめ。
今回わたしは飛行機を寝過ごす失態をしました。
完全に終わった、、と血の気がサァーっと引いたけど、とりあえず空港だけは行ってみることにしました。
つまり【諦めずまずは動いてみること】を選びました。その結果、予想外にあっさりと解決したのです。
こんな感じで、動けば意外となんとかなることって人生いくらでもあったりします。
もし絶望的ピンチがやってきても、まずはアクションを大切にしてみてください。
2つめ。
今回わたしは空港で、当時習いたての韓国語をフル回転して必死に伝えました。
想像してください。
もしわたしが一切韓国語ができず、日本語なまりのカタコト英語でしか話せなかったら、スムーズに進んでいたでしょうか?
おそらく、
だんだん何を言っているのか自分でも分からなくなる→うまく伝わらず困る受付のお姉さん→さらにパニックになるわたし→てんやわんや→ゲームオーバー!
の可能性もゼロではありません。
つまり言語を学ぶことは、予想外のピンチの際にとても役立ちます。言語を学ぶと、サバイバルスキルも上がるでしょう。
いかがでしたか?
飛行機乗り過ごした仲間がいればぜひコメントお待ちしています。みなさんのやらかした旅ネタも聞かせてくれると嬉しいです!
◎おまけ
ちなみに中国行きの飛行機に乗ったとき、隣が日本人のおじさんでした。するとおじさんがわたしを見て一言。
「え、もしかして寝坊?一緒や!あははは!」
のんきな同志に出会い盛り上がりました。(笑)
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