#着物リアルクローズ
母の日だからこそ、着てあげたかった着物とは
今回は、母からもらった大島紬のお話。私が着物を着るようになって、母が私に譲ってくれました。
「私はもったいなくて着られなかったから、あなたが着てあげて」と。
“お母さん”に初めてもらった大島紬聞けばこの大島紬は、母が初めて“母”に作ってもらったものでした。
その母とは義母のこと、私にとってのおばあちゃん。
私の母は小さなころに実母を亡くしています。だから、“お母さん”の思い出はほとんど
できるだけ時間をかけて
ようやく仕事がひと段落。
いの一番で何をしたかと言えば、
きものを着ることでした。
普段は少しでも着る時間を
短くできるように励んでいるのですが、
今日はとにかくゆっくり着ました。
来る朝日を迎える前の、往く夜の月を見ながら。
ときにやり直し、ときにぼーっとしながら、
またはお会いする人のことを思いながら。
次第に着ること自体が楽しくなって、
気づくと鏡に映るわたしはあやしさ100%で