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なぜ「書く」ことが大事なのか?

昨日の記事『言葉に命を吹き込むって、どういうこと?』では、心の中のイメージを言葉に変えてこの世に生み出すことについて、お話ししました。
今日は、その続きです。

“ことば” を使って、自分の外側にイメージを実体化し自分を創造する方法は二つあります。

「書くこと」 と 「語ること」

二つある、というか、この二つしかありません。
ですよね?

そして、もしあなたが、自分を創造することに強くフォーカスしたいのなら、絶対的におすすめなのは「書くこと」です。

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語るだけでは、なぜ足りない?

 
なぜかというと、まず第一には、自分がしゃべっていることを自分が同時に聞くことは難しいから。
つまり、セルフフィードバックができないんです。

――いやいや、しゃべってること、自分で聞けてるでしょ?

そう思いました?

でもそれは、ちょっと違うんですよ。

脳は、一度に2つ以上のことを同時に行うことができません。

できているように感じますよね。
でもそれは瞬時にすばやく何度も何度もスイッチを切り替えているだけなんです。
一度(その瞬間?)に使っているのは1回路だけ。

話しながら聞いているように感じるけれど、「話す」スイッチと「聞く」スイッチをせわしなく、すごい速さで切り替えているんです。

それをしていると当然のことですが、話すこと(ことばを紡ぎ出すこと)に集中できません

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声の持つ力が邪魔をする

 
――じゃあ、録音して、それを後から聞けばいいんじゃない?

たしかにそのやり方はあります。
でも、それでも書くこととイコールにはならないんです。
それが、「書くこと」をとにかくお勧めする第2の理由です。
 

 ”話す” というアウトプットには、言葉以外にもう一つ、別の表現要素が関わっています。
それは、言葉を伝える媒体が「声」であるということ。

「声」には、語る言葉自体が持っている意味だけではなくて、音として伝えている部分があるからです。
というか、そっちのほうが断然多い!

声の場合、同じ言葉を語っても、声質やトーンによって意味あいを変えることが出来ます。
声の表情やイントネーションを使って、言葉にはしていないさまざまな情報を聞く人に伝えています。
これは誰でもごく普通にやっていることですよね。

つまり、「声」は、純粋に「言葉」だけを伝える媒体ではないのです。
 

では、文字はどうでしょうか?

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脳内イメージはこうして具現化される

 
文字とはそもそも ”言葉を書き記すために生み出された記号” 
です。

ですから、もっとも純粋に言葉を実体化できる媒体です。
つまり、言葉そのもの
 

だから、脳内イメージを明確にアウトプットしたいのなら「書くべし!」なんですよ。

ここで書いてきた「脳内イメージの具現化」を図式化すると、こんな感じです。

<脳内イメージの具現化モデル>

これが、あなたの望む世界を創造するメカニズムです。

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脳がインプットとアプトプットを同時にできないカラクリについては、この記事を参照してください。

心の中のイメージを言葉に変えてこの世に生み出すことについて。

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日々を満たされて生きるために、誰にでもできるたったひとつの幸せ習慣。

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