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#南仏プロヴァンス
A TABLE! 普段着の食卓:ヤギのチーズ
南仏産ヤギのチーズは、日を追うごとに熟成が続くから、味も香りもどんどん変わるのが特徴ヴァカンスの時には、日々、お料理との相性を考えたり、自分好みの食べ頃を待ったりを選ぶ愉しむ余裕もあるけれど、ふだんの日には、そうもいかない。
作りたて間もないフレッシュなタイプを買ってきて、小瓶に少しずついろいろマリネしておく。サラダですぐ使うにも便利だし、食後にちょこっとパンに添えるのにも。
我が家では、息子
Caviar d’aubergines / Eggplant caviar 茄子のキャビア
初めてこのディップを口にしたのはロスアンジェルス(でも南仏名物料理)シェリー酒、クラッカーと共に小さなトレイで手ずから用意してくれたのは父が長年一緒に仕事していた(日本在住の)米国人のフィアンセで(どちらも会社経営者だったので本拠地は変えられず、壮大なスケールの遠距離恋愛に感嘆させられた)レストランでの食事に誘ってくれて、予約までまだ時間があるからと自宅で食前酒しましょう、と。
地味な色合いの
ルバーブを煮るだけ、な“紀州南高梅風味のペースト”
6月の声を聞いたら途端に、いきなりグンと気温が上がるフランスなので、テーブルに並ぶものもガラリと変わる。
喉越しというか口当たり嬉しいのは、酸味のあるもの冷たいもの。
在仏邦人申し送り事項(SNSのない時代から、先人の知恵は語り継がれているから)でよく知られる(重曹入れ茹でパスタでの)なんちゃって冷やし中華や、ルバーブを煮詰める梅干しペーストもどきは、手間も時間もかからない。
いろいろ言われ