きみどりさ

子どもとのおしゃべりとハロプロをこよなく愛する小学校教師。

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最近の記事

わたしの流産ストーリー③ 〜流産を経験したからこその、私の変化〜

流産を経験して、感じたことを以前2つのnoteに言葉にしてみた。 流産を経験したことが、「良い経験だった」と言いたい気持ちは山々なのだけれど、正直まだそうやって言うことができないのが、半年以上経った今私の心の現状だ。 きっと、「良い経験だった」と心から思えるのは、今後妊娠できて、無事に赤ちゃんが産まれた時なのだろうと思っている。 でも、今の時点では、これから私が妊娠するかも、無事に赤ちゃんが産まれてくるかも、全く分からない。 (この大きな不安に飲み込まれそうになることが

    • わたしの流産ストーリー② 〜かけられて救われた言葉〜

      2023年夏に流産した話を、前回noteに書いた。 流産したことを伝えた時に、色々な人から色々な言葉をかけてもらった。 この「流産したことを伝える」という行為もかなり心にくるもので、“安定期に入るまで妊娠したことを公表しない”ということの真意を、嫌というほど思い知った。 (多分、次にもし妊娠できたら、本当に近い人以外には、無事に産まれて落ち着くまで言わないと思う。というか、何があるか本当に分からないから怖いし、何かあった時に自分も傷つくから言えないなあ、としみじみ感じた

      • 私の流産ストーリー①〜このつらさを共有したい〜

        2023年夏に、流産した。 私にとって、長い長い夏だった。 「赤ちゃんができたかもしれない」という喜びと興奮は、2週間で大きな不安に変わり、1ヶ月後には今まで経験したことがない大きな悲しみへと変わっていった。 最後まで、赤ちゃんの姿は見えなかった。でも、体は確実に小さな卵を迎えた準備を始めていて、つわりもきていた。 (そのことが、私の悲しみを倍増させた。) 初期流産は10%以上の確率で起こることも、知っていた。 だから、検査薬で陽性が出たときも、「まず第一歩だな」とは

        • アンジュとジュースでアンジュース。はい、両方最高。@2022春単独コン(セトリネタバレほぼなし)

          生粋のハロオタです。 今回は4/23に伊勢原で行われた、アンジュとjuiceのCITY CIRCUIT単独コンに行ってきたので、興奮冷めやらぬうちに、感想レポ。 この2組の単独コンは、初参戦。 控えめに言って最高でした、はい。 <昼公演> 圧巻スキルのjuice 最初の印象。 「声量!!!」 会場の音響が大きかったから、その音に負けないようにメンバー達頑張っているのかなあ、と思っていたけれど、夜のアンジュ公演では違和感なかったので、juiceが声量オバケだったことが判

        わたしの流産ストーリー③ 〜流産を経験したからこその、私の変化〜

          「定年退職」と「ワクワクの原体験」

          父が、定年を迎えた。 「自分の父が60歳になる。」 これは、娘の私にとっては、想像以上にインパクトのあるものだったようで、意外と受け入れるのに時間がかかっている自分がいた。 自分が生まれた時から、「父=働いている人」だった。 その父が、働かなくなるのだ。 そんな父の記念すべき60歳の誕生日に、何をプレゼントするか。 考えた時に思い出したのは、本屋さんで見た一冊の本だった。 その本は、 『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』 という本だ。 題名に

          「定年退職」と「ワクワクの原体験」

          「ウエストサイドストーリー」と「ギリギリ」

          映画、「ウエストサイドストーリー」を観た。 「ウエストサイドストーリー」という名前はもちろん知っていたし、吹奏楽部に所属していたものだから、何度も曲には触れる機会があった。 (吹奏楽では、ウエストサイドストーリーの曲をやるのは、鉄板なのだ) でも、お恥ずかしながら、どんなストーリーなのか、この年になるまで全くもって知らなかった。 私は、映画についてはそういうパターンがかなり多く、いつも旦那さんに「え、観てないの!?」と、常識知らずの烙印を押されるような目線を向けられてしま

          「ウエストサイドストーリー」と「ギリギリ」

          趣味は、本屋内散歩です

          最近やっと趣味が見つかった。 それは、「本屋内散歩」。 文字通り、本屋内をふらふらと歩く作業のことだ。 なぜ、本屋内散歩をすることが好きなのか。 結論から言うと、「自分が今気になっていることに、思いがけず気付ける時間」だということが分かったからだ。 最近買った本は、三浦しをんさんの『愛なき世界』。 愛に興味があった…というわけでは残念ながらなく、「生物への推し活」というワードに引っかかったのだった。 私は昔から、「没頭できる人」への憧れがある。 「没頭できる人」という

          趣味は、本屋内散歩です

          「おれ、これ見てれば、台パンしなくて済むかもしれない」

          「台パン」なることが流行っているらしい。 うちのクラスの子がよく「台パンしたいー!」と叫んでいる。 子どもから聞くところによると、ユーチューバーの人たちが、ゲームで負けるなどしてイライラした時にゲーム機を壊す行為のことらしい。 しっかりYouTube世代の彼らは、その様子を見て、代わりに学校で机をバンバン叩いている。 そんな彼らと、校外学習で日光へ出かけた時のこと。 バスの外に、中禅寺湖が広がっていた。 それを見ながら、ある男の子が一言。 「きれいだなー。この景

          「おれ、これ見てれば、台パンしなくて済むかもしれない」

          「カーテンの中だとご飯がおいしそうに見えるんだもん」

          子どもたちと過ごすのが好きだ。 正直、授業をしている時よりも、子どもたちとたわいもない話をしている時が、一番楽しくて、幸せだ。 ある日の一コマ。 カーテンの中に頭を入れながら給食を食べる男子。 どういう状況やねん、と思いながら注意したい気持ちをおさえ、後ろからその様子を見つめる。 すると、その子がポツリと一言。 「カーテンの中だと、光でごはんが光っておいしそうに見えるなー」 想像の上をいかれました。 もう注意するどころか、そのなんだか純粋な感覚に完敗。負けました

          「カーテンの中だとご飯がおいしそうに見えるんだもん」

          小学校教師、人生に迷う

          小学校教師だが、人生に迷っている。 こんなことをいうと、「先生なのに!?」と思われるかもしれない。 でも、先生だって、迷うのだ。 子どもと共に波乱万丈な日々を駆け抜けながらも、1人になると日々人生について考えて、なんとなくモヤモヤしている。 そんな私のモヤモヤを少しでも晴らせるように、「書く」ことにした。 そんな私の子どもとの波乱万丈な日々と、人生について考え、ぐるぐるする日々を、徒然なるままに書いていく。 普段、人からの評価を気にしてしまう私だから、ここでは人か

          小学校教師、人生に迷う