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わたしの流産ストーリー③ 〜流産を経験したからこその、私の変化〜

流産を経験して、感じたことを以前2つのnoteに言葉にしてみた。



流産を経験したことが、「良い経験だった」と言いたい気持ちは山々なのだけれど、正直まだそうやって言うことができないのが、半年以上経った今私の心の現状だ。

きっと、「良い経験だった」と心から思えるのは、今後妊娠できて、無事に赤ちゃんが産まれた時なのだろうと思っている。
でも、今の時点では、これから私が妊娠するかも、無事に赤ちゃんが産まれてくるかも、全く分からない。

(この大きな不安に飲み込まれそうになることが何度もあるけれど、もうこれに関しては、「大地震が来たらどうしよう」と悩み続けるのと一緒だと教わって、考えないようにすることにした。考えちゃうけど。)

でも、今の時点で、私にとって確実なことがある。
それは、『流産を経験したからこそ、私自身が変わった・変えたことがある』ということだ。

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◯人として、人の生まれる奇跡を心から感じられる人になれた。

◯赤ちゃんだけじゃない、日々生ききれることは奇跡だということを知った。

◯それは、生まれる前だけのことじゃなくて、家族も友達もみんな同じ。明日生きているかは、みんな分からない。

◯だからこそ、「日々を大切に生ききろう」というマインドになれた。

◯今の自分にできることとして、生活を見直して、「自分の体や生活に手間をかけてあげよう」という意識になって、生活を変えるきっかけになった。

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「当たり前に感じていたことが、当たり前ではなかった」ことに気付けて、
「だからこそ、『今』を大切にできる人になりたい」と思えた。

そういう意味では、流産の経験は、私にとって重要なターニングポイントになったことは、確実だと思う。

多くの人が当たり前だと思ってしまっていることに対して、「それは当たり前じゃないんだよ」と本当に心から実感している一人として、じわじわと周りに伝えていくことが自分の使命の一つなんじゃないか…なんて、密かに思ったりしている。


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