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頭の中が落ち着いたら、いつかちゃんとプロフィールを書きたいと思っています。

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マガジン

  • 人生で最も幸福だった10日間−ヴェネツィア旅

    人生で最も幸福だった10日間。私にとってのそれは、2013年に実行した「30万円使った初めてのヴェネツィア旅」です。 本当に最も幸福でしたし、最高に楽しかった。英語もイタリア語も話せなかったけれど、親切な人に助けられながら、一生の思い出に残る旅ができました。 旅の思い出はいつでも私の心をあたためてくれる。この思い出がある限り、私は大丈夫です。

  • 就活と退職とこれから

    30代貧困フリーターだった私が、1年間に及ぶ初めての就活を経て入社した会社を退職するまでの振り返りと、その先に続くこれからを書いています。

  • ひとり山歩きとソロキャンプ、そして考えたいくつかのこと

    ソロキャンプをして、考えて、今度はひとりで山を歩いて、また考えて。

  • 私が読んだ本

    私が読んだ本についてまとめています。ちょっとした感想、とかも書いています。「読んだ本」を知ると「その人」が見えてくる・・・気がします。

最近の記事

人生で最も幸福だった10日間−30万円使った初めてのヴェネツィア旅⑤

準備のためにハノイについて調べている中で気づいたことがありまして。 このヴェネツィア旅は10年くらい前のことなので色々情報が古いし、 鮮度のある情報を求めて読む方からすれば価値が無いかと思います。 今更ですが… それでもよろしければ、引き続きどうぞお付き合いください…! ハノイについては私の初キャンプ同様「行ったらわかるやろ精神」で飛び込んでみるつもりです。実際に現地に着いたら色々わかるはず。たぶん。 むしろそうじゃないと旅行なんて行かないでしょ。なんて。 さて、前回

    • 人生で最も幸福だった10日間−30万円使った初めてのヴェネツィア旅④

      旅の思い出を振り返るのは楽しいですね。きっと自分にとってこの旅がとても素敵なものだったから尚更そう思うのだろうけれど。 当時の日記を読むと「何が何€だった」なんてことが書いてありましたが、今って1€が160円を超えているんですね(書いているこの日時点で)! 私が行った当時は1€が130円くらいでしたよ…davvero? さて、今回からヴェネツィア本島に渡ります。 ところで。 私のヴェネツィア旅はタイトルの通り10日間です。10日間もあればイタリア国内だけでもローマやフ

      • 冬の寒さに言い訳をして、朝ベッドから出るのが遅くなっています。 部屋にエアコンが無いことも言い訳にして、電気ストーブが遠いことも言い訳にして、外がまだ暗いことを言い訳にして、布団をかぶって身体を丸めています。 起きてはいるのです。毎朝6時には起きています。会社に勤めていたときと同じです。 ただ10分以上ベッドから出られないだけ。。。 暗い布団の中でもiPhoneの光で画面は見えるので(目にはよくない、それはわかってる)、ひたすらTikTokを見ています。 TikTokで

        • 人生で最も幸福だった10日間−30万円使った初めてのヴェネツィア旅③

          例の友達と次回はハノイに行くことになりました。初ベトナムです。 彼はバックパッカーとしてヨーロッパ5カ国を旅した経験があるので、また私たちらしい旅に出ることができます。 そのためにはまず、パスポートをなんとかしなくては。 さて、前回からの続きです。 人生2回目の飛行機は関空発ドバイ経由ヴェネツィア行日記をつけていた当時の私に拍手を送りたい 今回から当時つけていた日記を読み返しながら書き進めていきます。 この日記は飛行機の中やホテル、ヴェネツィアのカフェなどで書いていま

        人生で最も幸福だった10日間−30万円使った初めてのヴェネツィア旅⑤

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        • 人生で最も幸福だった10日間−ヴェネツィア旅
          5本
        • 就活と退職とこれから
          1本
        • ひとり山歩きとソロキャンプ、そして考えたいくつかのこと
          7本
        • 私が読んだ本
          17本

        記事

          退職しました-就活と退職とこれから①

          2023年ももうすぐ終わりますね。今年はどんな年だったでしょうか。 2024年はどんな年になるのでしょう。 タイトルの通り、退職しました。 およそ3年ほど勤めましたね、と書きながらも「およそで括りたくはないよな」という気持ちもあります。自分なりに精一杯働いたし、「やろう!」と思ったことはやったし、一応ある程度の達成はできました。 自分自身のために整理しておきたいという気持ちから書き始めましたが、もしも読んだ方にとって意味のある時間になりましたら幸いです。 居酒屋でだいた

          退職しました-就活と退職とこれから①

          人生で最も幸福だった10日間−30万円使った初めてのヴェネツィア旅②

          こんにちは。camelです。 前回の①を書き切るのにまた時間がかかってしまい、「私は本当に文章を書くことができるのか」という思いが強くなりました。まぁしょうがない。マイペースでやっていこう。 コロナ禍になってから海外旅行について考えると「でも行けないじゃん」と辛くなってしまうので避けていましたが、やっぱり思い出って心を温めてくれますね。 死ぬときってきっと思い出しか持っていくことができないだろうから、やりたいことをやれるだけやっていきたいですね。 さて前回からの続きです

          人生で最も幸福だった10日間−30万円使った初めてのヴェネツィア旅②

          人生で最も幸福だった10日間−30万円使った初めてのヴェネツィア旅①

          こんにちは。camelといいます。 私自身の2022年を振り返って思ったことは「もっとアウトプットしたかったな」というもやもやでした。 仕事で疲れているからゴロゴロしていたい。天気がいいから山を歩きたい。ひとりでお酒を飲みながら漫画を読みたい… 1週間に2日しかない貴重な休日をどうやって過ごすのか。 それは、月曜日から金曜日までを仕事にあてている方が持つ、とても一般的な悩みではないでしょうか。 「あと1日あったら遠くまで旅行に行けるのに」 「平日に休みが取れたら宿も安い

          人生で最も幸福だった10日間−30万円使った初めてのヴェネツィア旅①

          2023に向けて2022を振り返る

          お久しぶりです。キャメルです。 もう今年も残すところあと数日。noteから離れている間に色々な仕様が変わっていたり(ロゴが変わってる!)、そこそこ更新していた頃によく投稿を見ていたクリエイターさんがいなくなっていたり、まとまった時間の経過を感じています。 山を歩く、感じる、学ぶ今年のテーマは「山でも街でも学ぶ」でしたので、週末は天気が良くても山に行かない日もつくりました。 もちろん、山歩きは楽しく続けていますが、8月に中央アルプスでテント泊ができた(雷雨で命の危険を感じて

          2023に向けて2022を振り返る

          私が私のことを好きになった話–他の誰でもない”私”がどう思うのかということ–

          「いつかテント泊ができるようになったとき、その瞬間を逃したくない!」 そう意気込んだ私がステラリッジ2型という山岳テントを購入したのは、初めての日本アルプスから帰ってきてからすぐのことでした。 次は絶対に”ここ”に泊まろう。 テントを張って、一日中”ここ”にいたい。 たぶん私は、長い時間自然の中にいることが好きなんだ。それに、自然の中にいるときの自分は、なんだか悪くないように感じる。そんなにダメな奴じゃないような気がする。 一言で言えば…そう。 自然の中にいるときの自

          私が私のことを好きになった話–他の誰でもない”私”がどう思うのかということ–

          ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山

           お久しぶりです。キャメルです。  後述しておりますように、こちらの書籍は発売日当日に買いに行き、無事購入できました。内容も期待を上回る面白さ、大好きなももさん文体でスイスイ読み進めてしまいました。温かい飲み物が入ったマグカップを両手で包んでいるときのような、幸福な読後感。あたたかいのにしつこくない。  そしてこのnoteも読み終えてすぐに書き始めたのですが。。。  それから私自身なんやかんやありまして、気がつけばすっかりnoteから遠ざかっておりました。  あんなに

          ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山

          私の中の(身近な)エシカル

          ご無沙汰しております。キャメルです。 記録によりますと、私が最後にnoteを投稿したのは今年の3月だそう。え、ほんとに? それからしばらく経って、今改めてMacに向かっています。会社のパソコンがWindowsだから、なんだかぎこちないタイピング。もしかしたら単に寒さで指が動かないだけかもしれないけれど。 * 仕事、続いています。 急にベテランになれるわけじゃないし、かといってずっと新人というわけにもいかず、求められた成果が出せない日々はちょっと過酷です。 働いてい

          私の中の(身近な)エシカル

          山歩きやキャンプは、そんな私の希望の断片かもしれない

           急に暖かくなってきたりして、皆さんは体調お変わりありませんか。私はフライングではないかと思う早さで花粉症が始まっております。いくらなんでも早すぎじゃないですかね。ちょっと前まで寒かったですよね…?雪を見たのは最近ではなかったか。  私は週休2日制の会社で働いているので、月に2回でも山に行ければすごいことだと思っています。天候はもちろん、自身のレベル、体調や雑事のスケジュールなどの要素がひしめきあい、口々に自分の都合を主張する中で山行計画を練るのはけっこう大変です。平日に連

          山歩きやキャンプは、そんな私の希望の断片かもしれない

          「君はロックを聞かない」をきいて

           君はロックを聞かないだろうな、と思いながらもロックを聞かせるあなた。かつての私のようで胸が苦しい。彼女を理解したいんじゃなくて、自分をわかってほしいんだね。自分が知っている、自分の大好きな世界を見せることがその手段なんだ。  でも強引に相手の手を掴んでその世界に引き入れることはできないから「彼女もいいなと思ってくれないかな」「そうすれば僕たちはもっと親しくなれるんじゃないかな」と横目で彼女を見ながらひとりでドキドキしてる。  結論から言えば、彼女はあなたを好きにはならな

          「君はロックを聞かない」をきいて

          自転しながら公転する

           読みました。寝る前に読むと止められなくなるから、休日の朝起きてすぐとか昼間に。面白かったです。とても。  私は山本文緒さんの前作「なぎさ」がとても好きで、図書館で読んだときそれが彼女の最新作であることを知って「山本文緒は最新作が1番おもしろいんだ!!」と感動したことを覚えています。  私が彼女の作品を読むようになったのは、数年前にあるラジオで朗読されたものを聴いたことがきっかけです。私は彼女のことや彼女の作品のことを知れてよかったと思っています。人生の充実度が増しました

          自転しながら公転する

          また白シャツを着る季節が巡ってきた

           涼しくなりましたね。今年も無事、大きく体調を崩すことなく夏を乗り切ることができました。本当に良かった。季節は巡ってる。  毎年夏がやってくると「生きねば…」と身構えてます。夏は過酷です。仕事もクールビズとはいえロングパンツが脚に張り付いて不快だし、吸湿速乾シャツといっても山道具の比ではない代物。。。  私は暑いのがとても苦手なので、正直あまり夏が好きではありません。日が落ちても蒸し暑くて寝苦しいし、それこそ日中は殺人的な暑さ。仕事以外で外に出るのも躊躇われるところ。

          また白シャツを着る季節が巡ってきた

          裸一貫!つづ井さん

           Kindleで買って読みました。現在連載しているものはもちろん読んでいるのですが、それ以前のエピソードも読みたいし、せっかくだから(少ないけれど)お金を払って読もう!と思ったからです。  私がつづ井さんのことを知ったきっかけはSNSでした。Twitterだったかな、私がフォローしている人がリツイートか何かしていたものがタイムラインに流れてきていて、それを読んだんだと思います。たぶんそう…だと思います。  つづ井さんの、というか彼女の描く漫画に対する最初の印象は「なんだか

          裸一貫!つづ井さん