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【限定公開】自分を壊さない生き方⑭

Kindle出版の内容を
マガジン連載で限定公開しています

私が自動車会社を20代で
辞めた経緯を赤裸々に書いています

前後編はマガジンでご覧いただけます

生き方に悩んでいる方に届いたら幸いです


10章 自分の人生


・金は必要だが幸せにはなれない


個人事業主として
活動していくことに
不安がないといったら嘘になります。


正社員の方が
給料は安定しているし
社会的な信用もあります。

年金や健康保険は会社と折半だし
会社からの福利厚生も受けられます。

金銭面だけで言えば
個人事業主としての収入は
非常に少ないのが現状です。

おそらく年収は
正社員の10から20%程度になっています。

なんとか
最低限の食費は稼げている状態で、
家賃などは厳しいので実家に戻りました。

収入だけを見たら
大きなマイナスになっていますし、
多くの人は
この決断に否定的な意見を示すかもしれません。

ですが私は
会社にいてある事実に気が付いたのです

平均年収の倍を稼いでも幸せになれないことに。

つまり
幸せになるのに
稼ぐ金額は関係ありません。

最低限の生きる為の
お金があればスタートラインに立てるのです。

そこから
幸せになれるかは自分次第です。


・人生の浪費


会社に残り
副業として事業をするとの
選択肢も無い訳ではありませんでした。

しかし、
その選択はしませんでした。

やりたくない仕事を続けることで
貴重な人生を浪費することの方が怖かったです。

仕事と
副業の時間の比率を考えると、

仕事の時間は
1日8時間
+残業時間が1~2時間
+通勤時間
+仕度時間
などを入れると
1日10時間程度取られてしまいます。

一方、
副業の時間は
1日から必要な時間を引いて残った時間

24時間‐仕事(10時間)‐睡眠時間(8時間)⁻食事等(3時間)=3時間

この3時間が
1日に使える最大の時間です。

ここから更に
家事や娯楽の時間を使うと
副業に使えるのは
1時間程度です。

やりたくないことに
1日10時間使い、
やりたいことに1日1時間しか
使えていませんでした。


・悔いは無い人生か?


私はこのような現状に
危機感を感じはじめました。

人間は過去には戻れません。

あの時
こうすればよかったなどと
後悔しても遅いですし、
過去は変えられないので
悩んでも出来ることはありません。

悩んでいるうちに
1日1日と年を重ねていってしまうのです。

このまま会社に
残った場合の人生を考えてみました。

私がもし今日何かの不幸で命が尽きた場合、
これまでの人生を振り返ってどう思うか考えました。

やりたくないことに
人生の大半を使っているのに成果は上がらず、
体調を崩して休職してしまったこともありました。

更に、
自分がやりたいことはほとんど出来ていません。

人生を振り返り
『良い人生だった!悔いは無い!』
と笑顔で自分の天命を
受け入れられる状態では全くありませんでした。

このまま会社に
残ると人生に悔いが残ると思い
独立を決断しました。

稼げるか、
稼げないかは
今後のことなのでわかりません。

結果は真摯に
受け止める必要があります。

しかし、
独立したいとの
夢を叶えたので
死に際に一切の悔いは残りません。


人生で今日が一番若い日です。


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