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マグマの心 ― 自分の中の燃える力を見つける


悔しい。この一言に、私の心の中のぐわんぐわんと沸き立つ感情が込められています。努力をしたくないという弱い自分がいる一方で、その痛みや苦しみから逃れたいという熱い願いがあります。どうして人は、願うことと現実が違うのでしょうか?

先日、実家に帰り部屋を整理していたところ、中学時代や高校時代の写真が出てきました。子供の頃の笑顔、純粋だったあの日々。でも、写真を追うごとに笑顔は消え、暗い顔が増えていく。何が私をこうさせたのか?何が私の笑顔を奪ったのか?振り返ると、胸が痛みます。

学校での自分は平凡でした。目立つこともなく、活発なこともなく、ただ時が過ぎるのを待つ日々。いわゆるすみっコぐらしのような存在でした。でも、それだけではない何かが私の中にありました。舐められていたのかもしれません。でも、舐められる理由は何だったのでしょうか。

私の外見は特別ではありませんでした。背が低く、メガネをかけていて、前髪が長い暗そうな姿。頭もよくなく、運動も得意ではない。趣味は漫画やアニメでした。でも、その中にも私なりの輝きがあったはずです。

この属性でいじめに合わなかったことには、私自身ラッキーだったと感じます。でも、それだけでは終わりたくない。自分を無理に変えることは不要だと思っていますが、私は私のやり方で成功し、見返してやりたい。それは単なる野心ではなく、自分にできると信じる力、自己肯定感が根底にあるからです。

心の奥底には、復讐心や汚くてドロドロした感情もあります。それはマグマのように、時に静かに、時に激しく私の中で燃えています。

ですが、人間は誰しもこのようなドロドロしたものを持っています。嫉妬、妬み、怒り、裏切り。誰もが持っている感情です。私だけではありません。

この感情を良いマグマにするか悪いマグマにするかは、自分次第です。悪いマグマにならないようコントロールしながら生きれば、良いエネルギーとして利用できます。それは、人生を豊かにするための燃料です。

例えば、会社に不満を感じたとき、悪いマグマは上司に切れることや同僚に愚痴ることになりますが、良いマグマは改善してみることや転職してみることにつながります。それは、自分の人生をより良くするための勇気です。

マグマを消すのではなく使いこなすことがポイントです。マグマを消してしまうとエネルギー自体がなくなり、やりたいことがなくなり人生が楽しめなくなります。マグマをコントロールする力を身につければいいのです。それは、自分自身を高める力、成長する力です。

そうすることで、前進するエネルギーになります。人生は常に前へ。止まらずに進んでいく力が、マグマから得られるのです。

今日はこの辺で終わりますが、皆さんも自分の中のマグマを感じてみてください。それは、あなたの中の未開の力かもしれません。

ありがとう、そして、前へ進もう。

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