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育児編 歩き始めて|10ヶ月〜1歳4ヶ月

息子は比較的早く、10ヶ月にはつかまり立ちして歩き始めていた。腰が据わって一人遊びができるようになってからは、ちょっと楽になったかな、と思ったが歩き始めるととんでもなく大変だった。振り返るとこの時期が一番精神的にもきつかったかもしれない。。

①首がすわるまで|0ヶ月〜4ヶ月 
②つかまり立ちまで|4ヶ月〜10ヶ月 
③実際、保育園ってどうだった?の話
④歩き始めて|10ヶ月〜1歳4ヶ月
⑤おしゃべりしはじめて|1歳4ヶ月〜2歳

甲状腺ホルモンって・・?!

夫:妻が実家に帰った時に、指先が少し手が震えていたらしく、お義母さんに検査してみたらと薦められた。検査の結果、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される「パセドウ病」というやつだったらしい。産後でホルモンバランスが乱れ、産前よりイライラしやすかったり、疲れやすかったり、明らかに体調の変化があったと聞いてはいたものの、私が想像していたよりずっとひどいものだったと思う。そんなことも知らぬまま、自分だって大変だ!と主張していた自分が情けなくもなった・・
今は薬を飲んで改善してきて、症状も見るからに和らいでいる。検査して、病名を知り、処置ができて本当によかった。医学の力は偉大だと知り、もっと早くに気づければ、、と思う。でも、なかなか気づけないよなぁ。。

妻:子供が生まれてから、顕著に疲れやすくなりイライラする頻度も多くなった。
「私ってこんなに器が小さい人間だったのか」と凹むくらい夫への当たりもきつくなっていた。産後はホルモンバランスが崩れると聞いていたので、しょうがないと思いこんでいたが、ある日、母から甲状腺疾患でないかと指摘されてようやく内科で検査することに。薬を飲みはじめてすぐに気持ちが落ち着くのがわかった。夫にも「最近穏やかになったね」と言われ、病院で診察してもらって本当に良かったと思う。
パセドウ病のまま2人目を妊娠した場合、流産や胎児への影響もあるみたいなので少しでも身体の変化がある場合は病院に行くのをおすすめする

毎日試行錯誤を繰り返す

夫:紙やゴミ、床に落ちているものを何でも口にいれるのがとにかくしんどい。いろんなものをなめたり食べたりしたい時期で、少しも目が離せなくなった。歩き始めると部屋中のいろんなものをあさったり食べたり、つかめるものを投げたり、より大変に。いつの間にか本棚の本も出せるようになったり、椅子の上に登れるようになったりしている。ゴミ箱や本棚など、家のレイアウトを子供に合わせて改変を続けた

生活リズムも日々変化していく。ご飯・お昼寝・夜寝のリズムがようやくわかってきて、2人夫婦の家事育児分担もしっくりしてきてきた、と思ったらまたリズムが変わる。その度に、こうしたらお互い無理がないかも、とか、喧嘩もしながら会話しながら新しいリズムを試行錯誤。
ただ、常に変化に対応していくのは想像以上に大変で、毎週末どちらかが機嫌悪くなることも多かった。そういう時は、一回別々の部屋で気持ちを落ち着かせる時間を作り、寝る前には「ありがとう」とお互い相手をねぎらう事を意識した

妻:夫婦も共に成長。あれもこれも、きっちりやろうとするとしんどい。こうすべき、こうやらなきゃ、っていうことは早々に諦められると気持ちは楽かもしれない。最初の頃は、「紙食べちゃダメ!!」「携帯舐めないで!」と躍起になっていたけど、今やうんちででてくればいいや、免疫がついていいか、と思うようになった。もちろん喉に詰まらせて窒息する危険には気をつけないといけないけど何事も「ほどほどに」が大事
「今日も一日、無事にが終わった」と夫婦でお互いを褒めてあげよう

「地域で育てる」ということ

夫:木賃アパートの2階なので、下の階の人への気遣いも絶えなかった。ありがたいことに1階の方がめちゃくちゃやさしいおじいちゃんで、子供のことも可愛がってくれるので正直今はほぼ気にしていないが、周りが嫌な人だったら、毎日の生活が相当しんどいと思う。引越しを迫られたかもしれないと思うと、1階のおじいちゃんには感謝である。

妻:「地域で育てる」ことがもっと増えるといいなと思う。
1階のおじいちゃんは会うたび可愛がってくれて子供も懐いている。育児について相談することはないけれど、一緒に育ててくれている感覚もあるので、とっても気が休まる。そのつながりで、おじいちゃんのお友達とも仲良くなり、子供に関わる人が増えると安心感につながるのだと改めて思った。もちろん子どもにとっても、0〜6歳の間にたくさんの世代の人と接する体験はとても重要らしい。地域に頼れる存在がいることはすごい支えだ。

どこで遊んだらいいのやら

妻:安心して遊べる場所がなかなかないのが悩みだった。歩けるようになった息子は、外に出るとすぐに走り出したくなるので(なぜか道路めがけて走る)、車や自転車を気にせず走り回れるところを探し回った。
公園は比較的多いエリアだけど、遊具があると危ないし、小さい公園だとすぐに道路に出ちゃうしで、結局家から歩いて40分の「芝生だけの公園」に通うことになる。子供をどこで育てるか、をすごく考えるようになった。

夫:子供を連れて行って遊べる場所をいくつか知っているのはすごい強みだなと思った。児童館は格好の場所だったが毎回だと少し飽きてしまう。わが家がよく行った遊びスポットをいくつか紹介。

絵本と言葉のライブラリー ミッカ」(東京都葛飾区)
子供のための図書館。たくさんの本や絵本があり、空間もくつろげるいいデザインで抜群。工作ワークショップをやっていたり、時期によって絵本作家の企画展をやっていたり、大人も楽しい。

すみだ水族館」(東京都墨田区)
スカイツリータウンにある水族館。人が少なければ息子のペースで歩き回れるし、雨の日でもへっちゃら。年間パスが安いので、平日行き場に困ったら行っていた。

東武博物館」(東京都墨田区)
電車好きの息子にとっては大興奮の東武鉄道の博物館。動く鉄道模型にはかじりつきでみていた。お昼ご飯を食べる休息スペースもあるので、お弁当持参で長居できる。

「都内商業施設の屋上」
たまに都心へおでかけするときには、商業施設に屋上がある場所があってオススメ。車や自転車に気にせずデッキを走り回れる。特にKITTEの屋上は東京駅が見えるので最高。

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