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1か月半、船で南太平洋をまわった話

旅行気分を味わいたくて、今日は
南太平洋を周遊したときの写真を
少し載せてみようと思います!

最近自分の海外旅行熱がかなり
落ち着いてきているな~と、
ふと思ったんです。

海外旅行は好きだけど、カナダの
ワーホリをキッカケに海外で暮らすように
なって結婚もした今は、新しい国へ旅行
というよりかは日本と韓国への帰省を
メインに考えるようになりました。

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ベトナムで本場のフォー食べたい!

カンボジアでアンコールワット見たい!

ガンジス川でバタフライしたい!
(たかのてるこさんの影響)

ペルーのウユニ塩湖で星空も見たい!

イエローナイフで肉眼でオーロラを見たい!

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考えるとまだまだ行ってみたいところは
沢山あるのですが、毎日Skyscannerで
各国の航空券の価格変動を見てニヤニヤ
楽しんでいた当時のマニアックさは
今の私にはないのです。

そもそも私が海外に興味を持ったのは
大学2年生の20歳のとき。

大学の海外航海研修に参加した時でした。

それまでもアメリカに留学していた姉が
長期休暇中に彼氏やお友達を日本に
連れてきて一か月くらいHomestayする
こともありましたが、当時は外国人
云々ではなくただ、お客さんが来てる!
という感覚だけでした。

私が入った大学は船を一隻持っていて、
年に一度その船に乗って1か月半かけて
南太平洋数か国をまわるユニークな
航海交流研修制度がありました。

私の尊敬する先輩が参加したことがあって、

『KIKOちゃんも来年乗りなよ!一生の思い出になるよ!』

とかなりおススメされたこともあり
乗りたいと思ったのでした。

無事、参加するための選考試験を合格し
準備期間を経て、あっという間に乗船。

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学生、先生、乗組員の方々で総勢150名程?
の研修団の出発に、学校関係者や家族が
港までお見送りに来てくれたのでした。

このカラーテープ、奇麗だった。。
(出向してすぐ、海のゴミにならないように巻き取って回収しますw)

優雅な船旅…と思いきや、
そんなことありませんでした。

一週間船に乗りっぱなしで1~3日寄港
を繰り返す1ヶ月半。

つまり、ほぼ船内での集団生活です。

もちろん学校の研修として行ってるので、
豪華なサービスは一切ありません。

船内の限られた資源を大事に使って、
掃除、給食係から何まで皆で分担します。

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1、6畳一間に毛が生えた7人部屋

 二段ベッドが4つ、ベッドの間は畳一枚ギリ
 洗濯物干すとジャングル
 プライベート空間なし
 部屋に窓なし
 生活ルール作り会議多し

2、シャワーは2日に1回+節水ポリシーあり

 究極の節水目指して桶5杯で済ませる挑戦
 いかに早くシャワーを終わらせられるか
 カーテン仕切り=すぐ隣に人がいる
 ドライシャンプー入門

 
3、洗濯は班(7人)で週1回
 

 真夏の中どれだけ洗濯物を増やさないか
 誰の洗剤を使うか論争
(匂いによっては船酔い悪化要因) 

4、船の構造による揺れ

 船がスーパー揺れる構造だった
 24時間船酔いとの闘い
 ご飯食べてても船の揺れでイスから落ちる
 PCや貴重品は机に固定できる工夫をする
 船に当たる波の音がすごすぎて日々ビビる

5、ネット環境なし

 携帯を使わない生活へ戻る
 原始的な遊びで初心を取り戻す
 仲間と話す機会が圧倒的に増える
 家族との連絡は寄港地で受け取れる郵便のみ

6、意外とやることいっぱいある

 単位が支給されるため、授業盛りだくさん
 お祭りパラダイス(赤道通過の赤道祭…)
 寄港地調査+発表会

 

20歳の私にはやること見るもの
全部が新鮮でキラキラしてて、面白くて、
面識のないメンバーと一からこの生活を
1か月半かけて作り上げていくのは
本当に楽しかったです。

もちろん、あまりにも一人になれる
時間がないこの集団生活は時にタフ
でしたが、それを乗り越えたのも
今となっては良い思い出。

夜全く光のない海の真ん中で、
壮大な星空の中でぴゅんぴゅん流れる
流れ星を見た時の感動は10年経っても
忘れられない。。もう一回見たいな。 

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ここからは写真でダイジェスト📸

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パラオのジェリーフィッシュレイク。

気象変化によるクラゲの減少で
一時は閉鎖されていたようですが、
クラゲの増加によって2018年から
またツアーなど再開されているみたい! 


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パラオが日本に統治されていた名残。 


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ニューカレドニアでのぼった
天国に一番近い塔。 


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と、塔のてっぺんから見た景色。 


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パプアニューギニアは比較的治安が
良いと言われるラバウルにて。 


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カメラを見ると『撮って!撮って!』と
笑顔で近寄ってくる子たちばかり。 


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ラバウルの景色。
火山灰が積もっててマスク必須。
+マラリア対策で真夏なのに
長袖長ズボンも必須でした。 


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こちらはミクロネシア。
送迎バスと称した軽トラが数台来て、
みんなで荷台に乗って出発。

ぼやけてるけど、このくらいが
雰囲気があって◎ 最高だった◎


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軽トラに急に降ろされてたどり着いた、
ここはどこだったんだろう? 
ジャングル探検。


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1か月半見続けた見渡す限り海!うみ!ウミ!の日々。 

~~~~~~~~~~

この経験をキッカケに、海外に興味を持つ
ようになりました。 


ちょこちょこ、今までの海外旅行の
写真なども整理しつつ、たまに
載せていこうと思った一日でした。

まとめてみると、やっぱり旅行って
良いもんですね!

旅行行きたいっ!

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