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レゴ®︎シリアスプレイ®︎についてあれこれ

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レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドに関して「理解する」「応用する」以外で考えたことあれこれ詰め合わせ的に。
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2023年5月の記事一覧

コミュニティが大きくなってきたときに必要なことを考える〜レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドのコミュニティについても〜

コミュニティが大きくなってきたときに必要なことを考える〜レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドのコミュニティについても〜

 レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドのファシリテーターの集まりに限らず、面白いことや魅力あること、共通の専門性や文化を背景にして人々は集い、自然とコミュニティを形成していく。

 学術的な知見を調べたわけではないが、直感的に活動という視点で区分するならば、集まることやイベントを中心にコミュニティが回っている場合と、SNSや地域づきあいなど日頃からのコミュニケーションの積み重ねを中心に回っている場合

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モデルに対する問いの急所を見分ける

モデルに対する問いの急所を見分ける

 レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドで表現が複雑になるモデルを作ってもらった場合(アイデンティティについてのモデルがその代表)、そのストーリーを聞いたのちに、参加者に最も重要な表現を探してもらう問いが効力を発揮する。

 最も重要な表現がわかってくると、その表現を中心に他の表現の重要度に関する理解が進む。その人の中の優先順位が見えてくることになる。

 また、モデルに対する追加の質問も、最も重要な

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ワークの結果を大切にすること

ワークの結果を大切にすること

 レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを使ったワークの結果として出てきた結論を、具体的な行動に落としていくと良いことが多いと経験的に感じる。

 おそらく、レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドのワークの中で行われるモデル作りによって引き出され、語られるストーリーというのは、基本的にその人の経験に深く根付いているものだから、効果が出やすい。

 これを逆に考えると、その人のストーリーとそこから出てきた結

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