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人の伸びしろ。

先日、ティンバーズの
長谷川林太郎さんにお会いした。


長谷川さんについて、ここで詳細に説明するのはなんだか違う気がするので、彼のnoteをご覧いただければと思う。

◾️長谷川さんと私がお会いしたときの記事

〈引用〉
>今朝、
私は地元の札幌にて、

ついにリレーエッセイの
主催者、
イトーダーキさんに
初めてお会いしてきました。
(以下略)


と、いっても、

長谷川さんがどういう方なのかを端的にあらわす表現をしない限り、この記事は進められない。


なので、端的に書く。



長谷川林太郎。



彼の出身大学は「東京大学」である。








うわああああああああああ!!!




と、と、東大だぁ!!!


警報! 警報!

ウーウーウーウー! 東大! 東大!

に、逃げろおおおおお〜!!!

む、む、無理だあああああああ!!!






(スッ)




「どこ大を出てるの?」

の質問に対して、

一応、東大です」

と「一応」をつけざるを得ない、
あの東京大学。いいなあ。


北海道にいると、なかなか東大出身者にはお目にかかれない。珍獣だ。いつかの記事にも書いたが、天狗、ツチノコ、チュパカブラのような、空想の世界の住人である。


林太郎氏と話していると、温厚で日本語の通じるチュパカブラと対峙している、そんな感覚であった。

…いや、うそ。普通に楽しかったです。


※ちなみにチュパカブラはこんな姿だ。

かわいい



もしも日本語の通じる温厚なチュパカブラを目の前にしたら、私は絶対こう質問する。

「あ、あの〜、チュパカブラさんって、本当に牛の血を吸ったりするんですか?」

チュパカブラはきっと言う。

「あはは〜、吸いますよ」

私は絶対言う。

「うわあ、本当に吸うんすねぇ〜」



てなわけで、林太郎氏を目の前にして、私はミーハー根性丸出しで東大あるあるについて質問した。興味しんしんだしん。

「あの〜、やっぱり理科三類に入る人は宇宙人なんですか?」

林太郎氏は言う。

「あ〜、そうかもですねぇ」


や、やっぱりそうなんだ。



「じゃ、じゃあ、Quiz Knockメンバーには会ったことあるんですか?」

林太郎氏は言う。

「あ〜、ん〜、世代が違うんですけど、こーちゃんは先輩の先輩くらいですかねぇ」


す、すっげぇ〜。




で、次の質問をしたときの林太郎氏の回答を聞いて、私は「なるほど〜」と思った。

今記事のタイトル、
人の伸びしろに関する話である。

質問はこうだ。



「や、やっぱり、東大に入ると、北海道民とはレベルが違うなぁとか思ったりするんですか?」


林太郎氏は言う。

「どうですかね〜。う〜ん。あ、でも、九州とかの地方出身で東大にいる人たちはヤバいと思いました」
「と、言いますと?」
「いや、地方にいる人たちって、東京のような都会の整った教育を受けてないはずなんです。たぶん。つまり、彼らは、ほぼ独学に近い形で東大に入ってくる」
「なるほど!」
「だから、九州の出身、たとえば宮崎県とか、とにかく地方出身、田舎出身の東大生と話すと、なんかヤベェなと思いましたね」
「つ、つまりそれは、都会の東大生だと、本当に整った教育を受けて、努力して東大に入ってきてるけど、地方の人は才能やセンスみたいな感じで東大に合格してる、そ、そういうことですね?」
「そうそう。だから、地方の人たちって、東大入ってからも、まだまだ伸びるんですよ、たぶん」



にゃ、にゃるほどなぁ〜。

※ここで、都会出身者の努力や才能を卑下するつもりはないよ。都会もすごいよ。マジのマジで。
マジだって!落ち着いて!
ケンカするつもりないから!



(…ふぅ)





そう考えると、たしかに、ノーベル賞を受賞する日本人は「地方出身」が多いとどこかで聞いたことがある(遠い目)。

『ノーベル賞受賞者、都内高卒は1人
 開成、筑駒はゼロ』


>日本人のノーベル賞受賞者は米国籍を含め28人目。出身大学別で東京大学9人(自然科学分野は6人)、京都大学8人と両大卒が圧倒的に多いが、高校別ではほとんどが地方の公立校OBだ。不思議なことに東京都内の高校出身者は1人しかいない。
引用 :NIKKEI STYLE


もちろん東京出身者もいる。もちろんいる。



もう、私の場合、学歴も居住地もコンプレックスの塊みたいなもんだけど、地方ならではの独自路線をつらぬこう。そういう時代だし。


林太郎氏! 地方コンプを肯定してくれるような話をしてくれて、クソありがとう!!


〈あとがき〉
林太郎氏に「彼女はどこ出身?」と聞くと「北海道」であるらしく、息をのんで「だ、大学は?」と聞いたところ「KO義塾大学です」とおっしゃるもんだから、私は心の中で(ふ、福沢諭吉だ…)となり、うわあああああああ! となりました。もっと彼女さんをnoteに登場させてください。今日もありがとうございました。

◾️とはいえ、私には東京は無理という記事


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