皆さんは今、大好きな物や、夢中になっていることはありますか?
起業家のピッチを見ていると、若い時に何かを好きになることの大切さを痛感することがよくあります。
そんなピッチには、自分が好きになったものを「みんなに広めたい!」という想いがあふれているのです。
「起業家」というと、「ビジネスで社会課題を解決したい」という崇高な理想を持った人をイメージするかもしれませんが、すべてがそうではありません。
自分が好きになったものや、好きになった時の気持ちを大切にして、「これをもっと多くの人に知ってほしい!」「世界中にこの魅力を伝えたい!」という想いを起業につなげている例もたくさんあります。
そのような例を見ていると、好きなこととビジネスアイデアの間には、ある方程式があることに気づきます。
何かを好きになって周りに広めようとすると、それを阻む課題が見えてきます。すると、それを解決するようなビジネスアイデアが自然と湧き出てくるんですね。
もちろん、起業家ごとに差はありますが、好きなことを起業につなげている人のピッチを見ていると、ざっくり上のようなストーリーが共通して出てきます。
そんなピッチの中で、印象に残っているものをいくつかご紹介します。
“歴史”が好き → 楽しく歴史を学べるゲーム開発
“昆虫”が好き → 昆虫食を広めるビジネス
”サウナ”が好き → テントサウナで起業
”ゴルフ”が好き → 訪日外国人向けゴルフサービス
“コンセプトカフェ”が好き → メイドカフェで社会貢献
”eスポーツ”が好き → イベント企画を事業に
“シロアリ”が好き → エネルギー問題の解決へ
以上、7人の例をご紹介しましたが、皆さんも自分が好きなものを思い浮かべて、何かビジネスにつながる要素がないか探してみましょう。
思わぬ形で将来の夢が見つかるかもしれません!