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読むのは、ファッションとミステリー

こんにちは、ぱんだごろごろです。

大好きnoterさんのすず太郎さんからすすめて頂いた、内藤了先生の『猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズ全11冊を、読み切りました。

1冊目の『ON』を読んだのが4月17日で、間に並行して色々な本を読みながら、11冊目の『BURN(下)』を読了したのが5月9日

二日に一冊の割合いで読んでいました。

いやぁ、もう、面白かったですね。

ジャンルはサスペンスホラーのようですが、そんなに怖いわけではありません。
少々グロいのですが、だんだん慣れるので大丈夫です。

何と言っても、ヒロインの駆け出し刑事の比奈子が可愛い。
嫌みのない、素直で誠実な女の子です。

加えて、比奈子ちゃんよりも好きかもしれないのが、死神女史こと石上妙子。
東京大学法医学部の教授で、猟奇死体に目のない変わり者ですが、頼りになるプロフェッショナルです。
比奈子の上司のガンさんとは、かつて夫婦だった経緯があり、離婚した今も、実は互いに想い合っている二人。
ぜひ、ガンさんが定年になったら、再婚して欲しいです。

5月11日には、スピンオフ小説の、『アイズ 猟奇死体観察官・児玉永久』もコミックシーモアで購入して、即日読了しました。

この作品には、すず太郎さんからのオススメ第2弾に登場する、『東京駅おもてうら交番・堀北恵平』のヒロイン、堀北恵平も登場していて、本編を読む前に、一足早い出会いを果たしました。

堀北恵平シリーズも、コミックシーモアの割引きクーポンを使って、8冊購入済みです。



さて藤堂比奈子シリーズと並行して読んでいたのは、


『魔女の後悔』(大沢在昌・文藝春秋)
『D1警視庁暗殺部』(矢月秀作・祥伝社)
『似合う服だけ着ていたい 幸せを呼ぶ「名刺服」の見つけ方 』(霜鳥まき子・文藝春秋)
『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話 』(昼田祥子著・講談社)
『変な家』(雨穴著・飛鳥新社)
『勉強嫌いでもドハマりする勉強麻薬』(海外塾講師ヒラ・フォレスト出版)

▼ミステリー△ファッション◇実用書

最後の本を除けば、ミステリーとファッションの本ばかり。
我ながら偏っています。

最後の本は、古文書を読むための、変体仮名と漢字のくずし字の勉強が最近行き詰まっていて、打開策を得られないかと買ったものです。

結論から言うと、NHK学園の生涯学習コースの、古文書入門講座を受講することにしました。

それにしても、なぜこうもファッションのことが気になるのか。

それぞれ有名なスタイリストである、地曳いく子さん、霜鳥まき子さん、昼田祥子さん、最近では、noterでもある、あきやあさみさんの本に夢中。


あきやあさみ著 幻冬舎 2022/7/6


あきやあさみさんの二冊目の著書 幻冬舎 2024/4/3


実は、あきやあさみさんの有料記事も、noteの10周年キャンペーンで当たった100ポイントを一部に使って購入しました。

彼女のクリエイターページを拝見すると、2018年8月から、記事を書いていらっしゃいます。
6年もnoteで発信を続けている方だったのですね。
大先輩です。

自問自答ファッション通信|あきや あさみ|note

本を読み終えたら、あきやさんのnoteの記事も読んでいこうと思っています。


さて、ここで、なぜこんなにファッションが気になるのかという問題に戻りますが、色々考えてみた結果、過去に決別ができていないからでは、という結論に至りました。


私のファッションにおける過去――、

私は小学校高学年の時に、すでに身長が160cmを越えていました。
高校入学時に169cm、大学在学中に175cmになりました。

私は名古屋市で生まれ育ちましたが、当時の名古屋には私の年齢と身長に見合った既製の服飾品がなく、着るもの、履くものを探すのには、本当に苦労しました。

制服で決められた革靴はあっと言う間にサイズがなくなり、私は学校に異装届を出し、運動靴を履いて通学しました。

今でも強烈に覚えているのは、ピアノの発表会の時に、ワンピースに合わせた靴がどうしても見つからず、結局紳士用の革靴を履いて出たことです。

今なら25~26サイズの女性用の革靴は、大きな百貨店に行けば置いてありますが、当時の名古屋にはなかったのです。

この出来事は子ども心に大きな影を落としました。

それ以来、ファッションにおける私の野望はただひとつ。

上から下まで、すべて女もので装うこと


これだけです。
当時の私にとっては、自己のアイデンティティを賭けた、壮大な野望でした。

名古屋の高校から、東京の大学に進学した私は、新宿の伊勢丹で、初めてトールサイズの婦人服に出会いました。
銀座のワシントン靴店には、当時どこにもなかった26サイズの婦人靴が置いてありました。

ただ、いずれも商品が豊富にあるわけではなく、自分に合うものを探すのが難しいのは相変わらずでした。

後年、紆余曲折を経て、私は子ども時代の野望を叶え、着てみたいと憧れていた婦人服を着、靴はセミオーダーで誂えることができました。

そうして、婦人服や婦人靴への憧れを満たしてきたつもりでしたが、ふとした瞬間に、子ども時代、着てみたくてもサイズがなくて着られなかった、可愛いワンピースやジャンパースカート、フリルのついた襟やピンタックのついたブラウスへの渇望がよみがえってくるのです。

ある程度は、娘に着せることで発散できましたが、私の心の片すみに巣食っている、子ども時代の可愛い服への憧れが、ファッションへの飽くなき追求と形を変えて、私にファッション本を読ませるのではないか、と思っています。

*タイトル画像はわたせあつみさんよりお借りしました。
ありがとうございました。

今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
以下は、私が今までに書いたファッション記事の中で、評判の良かったものです。
ご一読いただければ幸いです。


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ぱんだごろごろ
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