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夏ピリカグランプリで、つる・るるる賞を頂きました!

こんにちは、ぱんだごろごろです。
今日は、とても嬉しいことがあったので、そのご報告です。

夏ピリカグランプリ2022 審査員個人賞(つる・るるる賞)を受賞しました


👑つる・るるる賞
鏡の国の父/ぱんだごろごろさん



ピリカさんと、そのお仲間の皆さんが運営していらっしゃる、
ピリカグランプリ

去年の年の暮れに、初めて応募しました。
冬ピリカグランプリです。
テーマは「あかり」。
「初詣」という作品で、参加しました。

ショートショートは、あまり書いたことがなかったので、
参加させて頂いて、とても楽しく、
書く勉強になりました。
受賞作を読んで、noteの皆さまの力量の高さに感じ入ったものです。

今年の夏も、ピリカグランプリが開催されると聞き、
是非また参加させて頂こうと、
お題「かがみ」が出てからは、
ああでもない、こうでもないと考える日々。

ふっと、去年の夏から、下書きに入れっぱなしにしておいた、
父の話を思い出しました。

一昨年、5月に亡くなった父。
その年の9月から、私は、noteを始めました。

去年の夏、横浜駅のコンコースの雑踏の中で、こちらを見つめる父の姿に気付いたのです。

「あ、パパだ」

もちろん、私のことが心配で来たのだろうとは思いましたが、
もう私も、孫がいてもおかしくない年齢です。
夫はまだまだ元気で、子供たちもそこそこ順調でした。

「心配要らないのに」

そう思って、父に近付こうとした時には、もう父の姿はどこにもありませんでした。

死者が生者と、同じように動き回り、周りもそれを受け入れている世界。

いつか読んだ、そういう世界を、自分で書いてみたいという欲はありましたが、今はまだ難しい。

違った切り口で、短い話にまとめることはできないだろうかと考え、
出だしの数行だけ書いて、そのままになっていたのです。

それでも、下書きとして、記事一覧の中に残っていますから、その存在は、いつも頭の片隅にありました。


今回の受賞作、「鏡の国の父」は、
この、長く下書きとして、保存されていた数行をもとに、生まれたのです。


読んで下さった審査員の皆様、ありがとうございました。
選んで下さった、つる・るるるさん、ありがとうございました。
ピリカグランプリ運営に携わっていらっしゃるすべての皆様、
ありがとうございました。
そして、お読みくださって、スキを付けてくださった皆様、
まことにありがとうございました。

そして、この審査員個人賞には、副賞として、

いぬいゆうたさんによる朗読

が、付いているのです。

聴いてみて、まったく新しい世界がそこにある、と感じました。
聴覚から見える世界。
いぬいさんの作り出す、その極上の世界を、ぜひ味わってみてくださいね。


いぬいゆうたさん、素敵な作品に仕上げてくださって、ありがとうございました。


今日は、嬉しい、幸せな日になりました。
皆様、ありがとうございました。

今週のトロフィー


今週はトロフィーをひとつ頂きました。
以下は、その画像と対象記事です。

スキを付けてくださった皆様、ありがとうございました。

もう一つ、記事をオススメされた回数が、50回になったというお知らせも届きました。

オススメしてくださった皆様、ありがとうございました。

今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
スキ、コメント、フォローを頂けると、嬉しく思います。
明日は楽しい日曜日をお過ごしくださいね。


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