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二児のパパが3週間ワンオペしたらどうなった?その③「事前準備」
こんにちは。Kid.iAです。
毎回情報を軸とした「問い」を立て、考えたことを書いている本note「Toi Box」ですが、「二児のパパが3週間ワンオペしたらどうなった?」シリーズが始まり、早くも3回目の投稿です。
初めて私のnoteを読んで下さる方も多くいらっしゃると思うので、過去の「ワンオペ」シリーズ投稿も是非セットでお読み頂ければ嬉しいです。
⬇️ シリーズ過去投稿はコチラ
今回は、実際に3週間のワンオペをする前段階で行った3つの「事前準備」について書いていきたいと思います。
1.予行練習
本番が始まる前、妻からワンオペする必要がある事実を聞かされてから間もなく、早めの予行練習を始めました。
まずは保育園や着替えの準備からといったように、「段階的に」自分が行うタスクを増やしていきました。
保育園や着替え準備などの育児関連に慣れてくれば、洗濯や買い物などの家事関連のことといったように、徐々に妻からバトンタッチして受け取っていきます。
本番3日前くらいには、ほぼすべてをこなすくらいの状態にしておきました。
これによって、予行練習をしないことで起こったであろう「混乱」や「非効率さ」、そこからくる「疲れ」といったものを大分軽減できたと思います。
2.シール貼りカレンダー
2つ目は「シール貼りカレンダー」の作成です。
カレンダー本体と、シールを入れた袋を準備し、子ども達の目線の高さに合わせて冷蔵庫にマグネットで貼り付けておきました。
自らで「シールを選び、貼り付けることを楽しみ」つつ、何よりママが帰ってくる日が近づいていることを「視覚的に実感しながら」待つことができます。
これは、本noteの軸でもある「情報(どの程度待てばママは帰ってくるのか)」を、できるだけ楽しく、分かりやすく伝えるためにはどうすればいいのかを考えた末の一つの実践例でもあります。
簡単に、かつお金をかけない方法で、少しでも子ども達の気持ちに寄り添えればと思い準備したものですが、特に時間、日付感覚がまだ無い3歳の次男坊には効果的だったと思います。
3.背景説明
最後に3つ目として、少し文章が長くなってしまうかもしれないのですが、子ども達への「背景説明」です。
まずは前提として、1.の予行練習を行った時点では子ども達は巻き込まず、ワンオペになる事実も伝えてません。なので、子ども達からしたら「なんでか、最近いきなりパパが目立つようになってきた。」という感じだったでしょう笑。
5歳の長男には2日程前に、日付感覚のない3歳の次男にはあえて直前の前日に以下を伝えました。
・暫くの間ワンオペ(ママがいなくなる)期間がくること
・なぜママがいなくなるのか?ということ
今回妻を含め、私たち親が特に大事にしたことが後者の「背景説明」です。子どもの頭の中に必ずでてくる「『なんで?』を解消してあげないといけないから」です。
シリーズ初回にも書いた通り、今回のワンオペの理由が妻の仕事の都合によるものでしたので、「子どもには理解することが難しいであろう『仕事の都合』という事実をどう伝えればいいのか?」という点について、二人ですごく考えました。
結果、導き出した結論としては「幼い二人でも、丁寧に、親の心からの本音を伝えれば、理由が仕事の都合であれ何であれ、ちゃんと伝わるし、わかってくれる。」ということでした。
妻の仕事の都合というのは、転職に伴う入社後の長期訓練が理由にありました。そもそもその転職自体が「自分の目標だった好きな仕事をするため」であり、その想いの先には、
「好きな仕事をしている親の姿を、子ども達に見せてあげたい。」
「親が生き生きと自分の仕事をしているその姿を見ることを通して、子ども達にも、将来自らが心からやりたいと思えるような仕事を追い求めてほしい。」
という気持ちがありました。
彼女のこの想いを、今回そのまま5歳と3歳の子ども達に伝えました。想い=背景が「親自身のため」であると同時に「子ども達のため」でもあったからです。
私は普段から可能な限り「子どもは身体が小さいだけ、生まれてからの時間が短いだけで、それ以外は大人と同じ」と考えて、子ども達に接しています。
そんな私が、今回改めてこの経験から学んだことは「子どもって、親達が、そして世の中の大人達が思っている"以上“にオトナなんだな」ということでした。
結果として、子ども二人は、ママがいなくなる事実に悲しみながらも、伝えた内容はしっかり聴いて、理解し、その上で「将来ママの仕事姿を見ることがすごく楽しみ!」と言ってくれました。
「ただ辛い時間を待つこと」と、辛いけれども「応援したいという気持ちを持って待つこと」は、親・子ども双方にとって全然意味が違ってきます。
今回私たち親が背景を伝えようとしたこと、子ども達がそれを理解してくれたことは、「ワンオペ期間」だけでなく、その後も続く「家族での時間」や私達なりの「家族の在り方」のことを考えてみても、とても意味のあることだったと思っています。
まとめ
ここまで書いてきた3つをまとめると以下です。
今ワンオペ期間を振り返って思うことの一つが、この「事前準備」、3つ全てをやっておいて本当に良かったなということです。
次回以降は、実際にワンオペ期間が始まってからのことを書ければと思います。
本シリーズ、あともう少しだけ続きます。
(追記)以下に、シリーズ全編をまとめています。
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