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    弾き語りやらなんやらの時のセットリストの記録

  • 【2021】フルーツシロップをつくろう日記

    フルーツ+氷砂糖でシロップ作りを始めたので覚書として記録していきます

  • ためいきは愛猫と共に

    ためいきばかりの毎日から、ためいきの出るような日々を目指して。愛猫ももがポッカリと空けていった「猫穴」に向き合う記録。

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無題

夜が明けて、出勤して、とにかく外回りをした。 外回りは大嫌いだからいつも心を鈍くさせて従事しているし、この気持ちを少しでも和らげる手段としてはお誂え向きだった。 それに、車の中でなら一人で泣ける。 そうこうしている内にお昼になって、前の日に逝去の報せが届いた時間を迎えた。 窓の外は昨日と同じくらいの青空で、大きなクレーンの先っぽを昨日と同じように眺めていた。眺めながら、少なくともチバさんがいなくなってしまったということを頭では理解し始めているのかな、と思った。 それと同時に、

    • 2023/8/25 fri 弾き語り

      こんばんは、きっかです。 前回の投稿から3ヶ月振り。 ということは、3ヶ月振りにステージに立ったということで今回もセットリストの公開と選出の理由等々をここで公開していこうと思う。 現在2023/8/31。夏の終わりに世界ネコ歩きを見ながらビールを飲んでいる。 【オファーの経緯】 今回ライブカフェのステージに立つことになったのは実は全く予定していなくて、6月末に突然出演予定の人がキャンセルになって穴が空いたことで白羽の矢が立った。 実際、8月アタマに引っ越しも予定していたし

      • 2023/5/7 sun 弾き語り

        こんばんは、きっかです。 普段の話し声は細いのに歌う時は声量がすごくなる系のシンガーです。 つい先日、イベントでステージに立って弾き語りをした。 人前で歌うのは10年振りくらいで、ステージに上がるとなるともう20数年以上振りだった。 あまりにも長いブランク。もはやブランクというよりは「引退」と表現した方が適切なんじゃないだろうか。なんなら少し嫌な気持ちになって離れていた時期もあったんだし。 そういった事情もあり、それはそれは久しぶりに緊張した。ド緊張。 ド緊張ってなんかドキ

        • 【2021・春】いちごとブルーベリーのシロップ-その2−

          さっそくですが、シロップがまたもや発酵していました。 なので今日急いで加熱して、さっき瓶詰めしてきましたよ。 それでは、今日までの様子を見てみましょう。 2021/05/26(水)-ビン詰め2日目- 仕込んだのが前日夜だというのに、 もうこんなにシロップが上がっていました。 すげーや…! こういうのを見てると楽しくなりますよね。 2021/05/27(木)-ビン詰め3日目- 写真でおわかりいただけるかは微妙なんですけど、 前日よりもいちごがしんなりしているんですよね。

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          【2021・春】いちごとブルーベリーのシロップ-その1−

          こんばんは。 前回のみかんのシロップの失敗からおよそ4ヶ月が経過しました。 まぁ初めてのシロップづくりだったし、仕方ない仕方ない。 さて、今回は予告通りこのシロップを作りますよー。 【いちごとブルーベリーのシロップ】 はい、ダブルベリーですね。 なんかブルーベリーは発酵しやすいとか見たんですけど、 発酵するならするがいいさ。 おれ、このシロップでかき氷食べるんだ…。 それでは早速… ☆材料☆ ・いちご(2パック):590g→ヘタを処理したら550gになりました ・

          【2021・春】いちごとブルーベリーのシロップ-その1−

          【2021年・冬】みかんのシロップ -その3-

          2021/01/18(月)-ビン詰め9日目- この日から妙に白濁してるなぁとは思ってたんですけど、 氷砂糖もだいぶ減ってきて「あと少しで完成かなー」とか余裕ぶっこいてました。 まさかこの2日後に強制終了させるとも知らずに… 2021/01/19(火)-ビン詰め10日目- おわかりいただけただろうか? 小さな気泡が連なって現れている。 これは浮かばれないみかんの魂がシロップの液面に漂っているのだ。 まるで「なんであんなに強く振り混ぜたんだ…」とでも言うように…。 はい。

          【2021年・冬】みかんのシロップ -その3-

          【2021年・冬】みかんのシロップの危機?

          なんか、みかんのシロップが発酵し始めてる気がします。 昨日まではそんなに目に付かなかったんですけど、 今日、夕方に振り混ぜてみたら細かい気泡が妙に目立つ… それに、なんか濁りが濃くなってるような… という訳で、やや不本意ですが味見のために開栓。 フタを緩めた瞬間、かすかに「プシュ」っと音が… これマジで発酵してるかも。 とにかく状態を把握したいのでまずは匂いを嗅いでみる。 腐敗臭や刺激臭はないけど、やや痛み始めたみかんの匂いを感じる気がしないでもない… みかんもひと

          【2021年・冬】みかんのシロップの危機?

          【2021年・冬】みかんのシロップ -その2-

          みかんのシロップを仕込んでからあっという間に1週間です。 シロップが完成するまでは1週間の経過を写真を交えてnoteを書いてみようと思います。 2021/01/11(月)-ビン詰め2日目- 仕込んでからほぼ24時間程度しか経ってないのに、 みかんの大部分が滲み出したシロップに沈みました。 さすがに早すぎねぇかい?とは思ったんですけど、 薄皮を剥いたから氷砂糖の浸潤が早かったのかもしれない。 ともあれ、順調な滑り出しなのは良きことですね! 2021/01/12(火)-ビン

          【2021年・冬】みかんのシロップ -その2-

          【2021年・冬】みかんのシロップ -その1-

          今回はこちら 【みかんのシロップ】☆材料☆ ・みかんMサイズ:1250g(内、みかんの皮50g) ・氷砂糖:1250g ◇クエン酸溶液(みかんの薄皮剥き用) ・水:2500ml ・クエン酸(結晶):25g ※水とクエン酸の割合は100:1で作る いろいろ調べてみたんだけど、 [ビネガーシロップ]とか、 [みかんのシロップ漬け]とかが多くて、 氷砂糖+みかんっていうシンプルなレシピは、 記憶にある限りひとつだけだった…。 これはもう… 「おれが美味しいレシピを開発する!」

          【2021年・冬】みかんのシロップ -その1-

          まえがき

          おととしの冬、愛猫を見送った。 2019年ははっきり言って悲惨だった。 年が明けてまもなく会社が倒産し、 目標としてた検定試験を無事合格して、 意気揚々と再就職活動に励んで見つけた会社はブラック企業。 入社して2ヶ月ほどで退職した時には8月になっていた。 「まぁ、こういうこともあるか」 と、気楽に受け止めようとするもなかなか前向きになれない日々を過ごしながら、 1ヶ月が経った頃になんとか奮起した。 …と思ったら、左肺に自然気胸を患い入院&手術。 あれよあれよという間に1

          まえがき

          「ねこ」という動機

          昨日、オンラインで注文していたiPhone SEが届いた。 3年と6ヶ月使い続けたiPhone7 plusとお別れなのかと思うと、妙な感慨深さを覚えた。 この機種をよもやここまで使い込むとは考えてもいなかったが、気に入っているし、使用に差し障りのある不調がなければまだまだ使い続けたんじゃないかと思っている。 この機種の発売当時、ポートレートモード(一眼レフの単焦点レンズのように背景がボケる機能)が付いているということで、僕はかなり興味津々だった。 理由はもちろん、ももをより

          「ねこ」という動機

          果たして、猫は世界を変えられるのか

          ももがいた2019年と、ももがいない2020年の間にはとてつもなく大きな隔たりがある。 まぁ、ももがいてもいなくても、2020年現在において世界は非常に稀有な事態に陥っているし、少なくとも2019年以前の常識がひっくり返されてしまったように感じている人は少なくないだろう。 それはそれとして、やはり僕にとって、ももがいなくなったことで世界は別物に変わってしまったということはここに記しておきたい。 そして今回は「果たして、猫は世界を変えてしまうほどの存在なのか」というテーマで筆を

          果たして、猫は世界を変えられるのか

          言葉を交わせたなら

          ご飯を食べなくなってひと月半が経った、2019年11月の半ばのことだ。 体重もすっかり軽くなって、抱っこすればゴツゴツとした骨の感触が目立つようになった時分、ももはお風呂場に足繁く通うようになっていた。 これは猫の死の間際によく見られる行動らしく、体温が平素より低くなると今までは平気だった温度でも暑さを感じるため、ひんやりした場所を求めるそうだ。 そうした行動を見るにつけ、僕もいよいよかと覚悟を決めなければならなかった。 そんな行動をももが見せるようになって数日後の11月1

          言葉を交わせたなら

          匂いに釣られて

          あまり悲しい雰囲気ばかり出していても辛くなってくるので、たまには趣向を変えてみようと考えていた。 以前にも書いたと思うが、ももの呼び名は40を超える。せっかくだからその由来について話してみるのも面白いかもしれない。 などと思案していると、ツイッターのタイムラインにたまたま「ペットの名前って変遷していくよね」というツイートが流れてきたので少し驚いている。 猫の嗅覚は人間の数万倍と言われているが、多分に漏れず、もももやはり鼻が利く猫だった。 ある時、姉がビーフジャーキーをアテに

          匂いに釣られて

          あの日々の選択は

          どんな選択をしたとしても、後悔は必ず付きまとう。 さすがに30数年も生きていればそれくらいのことは身に沁みてわかっているつもりだ。それでも過ぎてしまった事柄について考えを巡らせる度、澱のようなものが左右の肋骨の間、みぞおちの拳1.5個分上のあたりに積もっていくような感覚を覚える。心臓の在り処が本来の場所からずれてしまったような。あるいは空気が個体とも液体ともつかない何かになって気管を圧迫するような息苦しさをもたらす。 最近の僕にとってのそれは、もっぱらももの生命の行く末を決め

          あの日々の選択は

          労働意欲は猫のかたちに

          思えば2019年は多くの不運に見舞われた。 そして最初の不運は2月22日。奇しくも「猫の日」に起こってしまった。 この日、勤めていた会社が倒産した。 突然の失業は人生で2度目。だが、2008年のリーマンショック当時の失業に比べれば求人が潤沢だったことや、品質管理検定2級の勉強をしていたこともあって「勉強する時間が増えてラッキーと思えばいい」くらいに考えていた。 決して経営状態の良い会社ではなかった…というか、倒産するくらいなのだから当然悪かったし、そんな中でやりきったんだから

          労働意欲は猫のかたちに