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アメリカ人のポジティブな物の手放し方【今から始めよう!生前整理】

日本人にとっては、気が滅入るばかりの物のお片づけ。
しかし、アメリカでは、物を手放すことに困るということはありません。

アメリカでは、まず売れる物を売り、残った物を寄付するというやり方が一般的です。
休日になると、あちこちで
・ガレージセール
・庭で行うヤードセール
・引越しセール
・遺品の家財道具から不動産まで売るエステートセール
などが開かれています。
そこでは、着古した服や靴などから、電化製品や家具類まで
ありとあらゆるものが売られています。
※夏には、子どもがレモネードを売るなどして、お祭りのようになっていることも。

それらにおける収入は、自分のものにする人もいますが、
多くの場合、子どものスポーツ大会や演劇会などの催しの寄付金になっているとのこと。

また、買い手のほとんどは、街の看板やインターネット上の案内などを見てやって来ますが、中には、偶然近くを通りがかり、暇つぶしに覗いて買っていく人もいます。

この方法は、1970年代にアメリカのリサイクル運動のひとつとして生まれ、アメリカ文化のひとつともいえるものです。
その根本には、新品であることにこだわらないアメリカ人の性格があります。
元々、アメリカには、古い物に興味を持つ人がたくさんいて、全米の至る所にアンティークストアがあります。

また、もうひとつには、「ヘルパーズ・ハイ」といわれるアメリカ人の心理作用が関係しているそうです。
それは、「他者が幸せになる行為」をすることで脳内にドーパミンなどの快感ホルモンが分泌される状態のこと。
そこには、物をゴミのように捨てるという気持ちはなく、誰かの役に立ちたい、人を幸せにしたいという気持ちがあり、「物を手放すほど、心が軽くなる」というポジティブな考えがあります。

こうしたアメリカ人の物の手放し方は、アメリカの文化として、親から子に引き継がれています。
日本人にとって気が滅入る物のお片づけも、この発想をもってすることができれば、きっと違ってくることでしょう。

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