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#5 ゼルダの伝説に救われた大人の話

私とRPG

私はRPGが大好きです。

ポケモンど世代ですし、いまだに心は”ポケモンマスター”でいます。任天堂のファミリーゲームが特に好きで、携帯ゲームのコンソールは必ず買ってきていました。

しかし私は、食わず嫌いな一面があったので、やったことのないシリーズも多く、その一つが「ゼルダの伝説」でした。超有名なこのシリーズはいまや海外も含めて絶大な人気があるようです。

さて、わたしは今年の自粛期間の時間つぶしに、新しいゲームの購入を考えました。その時にふと、switchのソフト「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」(以下 ブレワイ)の評判を目にするのです。

なんだかやけに評判が高いゲームだな。ファンの中でも傑作って意見が多いぞ・・

自粛期間の閉塞感も重なり、新境地にチャレンジしたかった私は恐る恐る購入を決意しました。結果、それはわたし自身を救うことになったのです。

やり始めの感想 「圧倒的っっ自由っっっっ・・・!」

そもそもストーリー背景知識がゼロのわたしは、長い眠りから覚めたリンクの状況と同じ気持ちで物語をスタートします。

記憶がなくなっていて、なぜここにいるのかわからないリンク。ゼルダの伝説って何?リンクって何する人?この場所どこなの?から入るわたし。リンクとプレーヤーであるわたしが繋がるわけです。

最低限の操作方法を試しながら、とりあえず洞穴の外に出てみます。すると、爽やかで壮大な音楽とともに広がる果てしない自然と大地が目の前に現れるんです。

第一感想は「ひ、広すぎぃぃぃ」

とりあえずその辺をうろうろして、ものを拾ったり、かべに登ったりしてみます。そんな風に動きながらじわじわと気づきます。

「これ、もしかして、どこまでも行けるのでは?」

そうです。普通、背景となっている木や河は「背景」でしかないのですが、ブレワイには「いけない場所」がほとんどありません。

体力の許す限り壁を登れますし、ストーリーが進むにつれて空を滑空することもできるようになります。

しかも、場面が変わるたびにロード時間がありそうなものですが、移動時のロード待機がほとんどないのです。

本当に、現実世界のように、いや現実以上に行ってみたいなと思うところにいってみることができる

それがブレワイの世界でした。

プレイヤーがリンクと同じ気持ちで、世界に没入できる

リンクは記憶を失っていますが、過去に起きたことをだんだんと思い出していく旅をします。思い出す順番もプレイヤーに委ねられていますし、全く思い出さなくともラスボスを倒すことは可能です。

その自由さもまたたまらなく没入感がありました。

先ほども言った通り、わたしは背景知識ゼロでプレイしたので、リンクと状況が全く同じです。自分が置かれた状況をよくわかっていないところから、だんだんと思い出していく。

プレイヤーとしてのわたしはその記憶を見ることで、この世界を理解していく。まさにリンクと「リンク」しているというわけです!

この自由に、わたしは救われた

ブレワイを始めた頃は暇つぶし的な気持ちでしたが、今のわたしにとってはもっともっと大きな意味を持つようになりました。

今、わたしは休職中です。

長い休みの中で時間を持て余し、自分の思考に潰されそうになったことが何度も何度もありました。

そんな時、ブレワイの世界にふれてとにかく自由に行きたいところに行って戦ったり記憶を集めたりすることで、本当に救われたのです。

知らない土地に足を踏み入れたり、強そうな敵を見て騒ぎながら戦ってみたり、そんな勇気を持つ瞬間を日々のささいな時間に取り入れることができた。

それだけでわたしは、なんとも救われたような、豊かな気持ちになりました。リンクとその仲間たちに、わたしもまた救われたのです。

ゲームが好きな自分でよかった。あの時、ゼルダの伝説を買う決意をしてよかったと心から思っています。

一つだけ困っているのは、ラスボスである「厄災ガノン」を倒しちゃったらこの物語が終わってしまうこと。

寂し過ぎてまだラスボスを倒すところに行けていません。(笑)

これはブレワイあるあるなんでしょうか?

とにかく、ありがとうゼルダの伝説!!ありがとうNintendo!!

一生ついていきます!!!


そして、人生は続く。

🖋あとがき

ここまで記事を読んでくださった方、ありがとうございました😊

よかったら、ほかのエッセイや読書ノートも目を通してもらえたら嬉しいです!

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