「逃げる者は射殺」 中国のウイグル族「再教育施設」内部資料が流出

テケス看守所内部を撮影したとされる写真。収容者が手錠、足かせ、覆面をつけられ連れ出されている。訓練とみられる。画像データによると、撮影は2018年9月25日午後4時31分=「新疆公安ファイル」より

海外からの帰国者は片っ端から拘束しろと指示していた。「数歩でも逃げれば射殺せよ」とも命じた。

逃走など収容施設での不測の事態を「絶対に」防げと指示し、少しでも不審な動きをすれば「発砲しろ」と命令。習氏を引用する形で「わずかな領土でも中国から分裂させることは絶対に許さない」と述べ、「習総書記を核心とする党中央を安心させよ」と発破を掛けていた。

写真では、手錠や足かせ、覆面をつけられ連れ出された収容者が、「虎の椅子」と呼ばれる身動きができなくなる椅子で尋問を受けている。また、銃を持つ武装警察らが制圧訓練をしているとみられる写真や、収容者が注射のようなものを受けている写真もある。
これらは、中国当局が過激思想を取り除くためなどとして運用した「再教育施設」の元収容者が証言した内容とも一致した。

新築戸建を買える裕福な都民がこのおぞましいジェノサイドに加担し、生活が苦しい人も含め全都民の電気代を上げて太陽光パネルやEV充電設備設置のための補助金に回すことを義務付ける都知事。これが誰一人取り残さない社会と言えるでしょうか。

SDGs、サステナビリティ、ESGと言いながら企業が太陽光発電を導入するのもジェノサイドへの加担につながります。

2021年6月のG7(主要7か国)サミットおよび2021年10月のG7貿易相会合で強制労働排除の声明が出され、新疆ウイグル自治区を念頭に太陽光発電、農業、衣料が指定されました。また、2021年12月には米国議会が「ウイグル強制労働防止法」を可決しました。

日本企業の環境・CSR担当者も知らなかったでは済まされません。今すぐにこの流れを変えないと、取り返しのつかないことになってしまいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?