見出し画像

"何のために資料を残すのか?"

ごきげんよう。

はじめに
アーカイブズを学んでいると、“何のために資料を残すのか?”と考えさせられることが多い。
私は歴史的な根拠をもとに街や人びとが歩んできた証を記憶から記録へと視覚化し、それぞれの「想い」を残すことで、アーカイブズが過去と未来を繋ぐ架け橋となり、現代を生きる私たちが時空を超えた新しい出会いや発見ができることに繋がると思う。そして、それが街の幸せ、人びとの幸せとなってくれれば、こんなに嬉しいことはない。

"存在"という視点でアーカイブズを考える
地方におけるアーカイブズはまだまだ発展途上である。
トップダウンや行政の方針だからという理由で“何となく”残している自治体も多いだろう。
しかし、アーキビストとしてプロフェッショナルに社会や地域に貢献するためには
それで良いはずがない。
残す背景やプロセス、何かしらの意図や根拠、これを残すことでどう繋がっていくのかなど、
私も含めもっと自発的に考え、行動していくほかない。
私が尊敬する先輩が次のような言葉を残している。
「人の命は永遠ではない。しかし、アーカイブズの存在は永遠である。」
これは、人はいずれ亡くなってしまうが、アーカイブズを収集し、残し、伝えていくことでその人が存在していたことをアーカイブズが残り続ける限り、
永遠に証明することができるということだ。
私もこれからは“存在”という視点でアーカイブズを考えてみたいと思う。

おわりに
地域で収集した資料、そこには街の動きや人の営みに関する記録や情報が記されている。
それをどう残し、どう伝えるか?
これからアーキビストを目指す私にとっての命題となる。
今は、資料へのアプローチや管理方法など、アーカイブズの基礎を学んでいるが、
これから4年生、更に大学院進学を控える中で、
学術的なことはもちろんだが、アーカイブズに対する哲学や感性を磨いていきたいと思う。

本日も最後までお付き合い頂き誠にありがとう。

ごきげんよう。

さようなら。

お世話になっている方々へ
いつもお世話になっております!
全ての活動を通して、私はいろんな方々に支えられており、応援して頂いているということを実感しております!
本当にありがとうございます!
これからも、ご縁を大切にし、感謝の心を忘れずに邁進していきますので、何卒よろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?