YoNeKeN.

20年間の海外生活を経て祖国日本に帰還。専門はブランディング、Webマネージャー、IT…

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20年間の海外生活を経て祖国日本に帰還。専門はブランディング、Webマネージャー、ITコンサル、Web3xAI研究、ものづくり。東南アジアで発酵した脳みそを使って世の中を観察しながら仕事と遊びを全力で回す人。

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    モノクロな部屋 / 104号室

    モノクロな部屋 / 104号室。シンプルでモダンなインテリアにぴったりのミニマリスト向けのアートです。黒と白を基調にしたモノクロカラーで統一された空間は、落ち着きと洗練をもたらします。人暮らしの方や新しい生活を始める方、白と黒の美しいコントラストを愉しみたい方におすすめです。 販売数:3個(1アカウント1個のみ) サイズ:A4(横210mm x 縦297mm) フレーム:シルバー加工(木の額にシルバー塗料で加工)
    3,000円
    MONOIRO〜モノイロ
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    モノクロな部屋 / 103号室

    モノクロな部屋 / 103号室。シンプルでモダンなインテリアにぴったりのミニマリスト向けのアートです。黒と白を基調にしたモノクロカラーで統一された空間は、落ち着きと洗練をもたらします。人暮らしの方や新しい生活を始める方、白と黒の美しいコントラストを愉しみたい方におすすめです。 販売数:3個(1アカウント1個のみ) サイズ:A4(横210mm x 縦297mm) フレーム:シルバー加工(木の額にシルバー塗料で加工)
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不登校の生徒は優秀なのかもしれない

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一曲すら集中して聴けない世代との感覚ギャップと考え方

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長年タイに住んで思ったことの一つに"大学生の強さ"がある。 今回はそんな強いタイの大学生についてまとめてみる。 純粋に自国を愛する国民気質僕が長年タイに住んで思っ…

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最近のスマートフォンは、どんどん高機能になっています。しかし、その反面、私たちの好奇心は失われつつあるのではないでしょうか。最新のスマホを持っていれば、いつでも…

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そもそも"ミックス音源(Mix)"とは?音楽を聴くとき、あなたは「ミックス」という言葉を聞いたことがありますか?ミックスとは、音楽制作の過程の一部で、異なる音声要素…

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石野卓球が10年前にタイで語った昔と今と未来の音楽の話

再公開の経緯この記事は2023年8月末まで運営していたタイでのウェブマガジンANNGLEに掲載されたロングインタビューの復刻記事になります。10年以上前の内容となりますが、…

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不登校の生徒は優秀なのかもしれない

不登校と聞くとネガティブなイメージを抱く人も多いと思いますが、最近僕が思うのは逆に不登校の生徒は優秀かもしれないということです。 義務教育における教師の諦めバンコクでの生活を終えて僕は小中高の恩師に会いに行った。20年ぶりに会う先生、10年ぶりに会う先生、5年ぶりに会う先生。義務教育で習ったすべての先生に会って思ったことは「日本の教育は変えられない」ということでした。いくら教師側が勉強して生徒のことを考えて生徒指導に励んでも常に年配教師や教育委員会の板挟みで子供の個性を生か

自分と無関係な本棚に足を運ぶ癖

皆さんは、本屋に入ったとき、どの棚に向かいますか? 多くの人は、自分の興味のある分野に直行するでしょう。でも今日は、あえて自分と無関係な本棚に足を踏み入れる「本屋散歩」の魅力をお伝えします。 見知らぬ本棚との出会い - 好奇心の扉を開く先日、いつもの本屋で園芸の棚に立ち寄りました。植物の名前すら満足に言えない私には未知の世界。でも、「はじめての多肉植物」という本を手に取ると、不思議と心が落ち着いていきました。 多肉植物の種類の多さや育て方の奥深さに驚き、自分の中で眠ってい

今なおつづく"いいね"という罠

皆さんは日々、どれくらい"いいね"を気にしていますか?インスタグラムやXなど、SNSを開くたびに、投稿への反応をチェックしていませんか?今回は、この"いいね"文化について改めて深掘りし、その影響を考えてみようと思う。 そもそも"いいね"のはじまりとは?"いいね"機能は2009年にFacebookで導入されました。当初は単純に投稿への共感を示す手段でしたが、今や様々なSNSプラットフォームで使われる普遍的な機能となっています。 SNSユーザーと運営会社にとっての"いいね"と

10秒でAIを手なずける方法

近年、ChatGPTやClaude等のAIアシスタントは、私たちの日常生活に大きな影響を与えています。これらのAIを効果的に活用するための秘訣は意外にもシンプルです。それは、あなたのスマホのホーム画面(ロック解除後、最初に見える画面)にChatGPT、または、Claudeを置くことです。 なぜ、これがそれほど重要なのでしょうか?以下、5つの重要なポイントを詳しく解説します。 アクセスの即時性と習慣化の促進スマホのホーム画面にAIアプリを配置することの最大の利点は、アクセス

使わないほうがいい日本語「どうせ〇〇〇」

「どうせ無理だよ」「どうせ上手くいかない」「どうせ私には才能がない」。こんな言葉を口にしたことはあるだろうか? 「どうせ〇〇〇」という表現は、私たちの思考や行動に驚くほど大きなマイナス影響を与える。 ネガティブ思考の罠「どうせ」という言葉は、ネガティブ思考の入り口。この言葉を使うたびに、あなたは自分の可能性を否定し、成長やつながりの機会を逃す。 自己実現的予言「どうせ失敗する」と思えば、本当に失敗してしまいます。なぜなら、あなたは無意識のうちに失敗を引き寄せる行動をと

懐かしさに勝てない大人が国と人の進化を邪魔している

日本は今、大きな岐路に立っている。急速に変化するグローバル社会の中で、かつての経済大国としての地位を徐々に失いつつある。その原因の一つとして、指摘されているのが「昔取った杵柄」症候群。過去の成功体験にしがみつき、新しい変化を恐れる指導者たちが、国と人の進化を妨げているという指摘である。 過去の栄光にしがみつく昭和と平成の遺物たちバブル経済の絶頂期を経験し、その後の「失われた30年」を生き抜いてきた世代。彼らの多くが、今なお日本社会の中枢を占めている。政界、経済界、官僚組織

大人のための知的好奇心の育て方

学びに年齢もセンスも学歴も関係ない私たちは、学生時代を過ぎると「もう学ぶ必要はない」と思いがちです。しかし、それは大きな間違いです。年齢を重ねても学び続けることは、私たちの人生を豊かにし、社会の変化に適応する力を与えてくれます。 重要な注意点として、学ぶことにセンスは関係ありません。また、学歴も関係ありません。誰もが、自分のペースで新しいことを学び、成長することができるのです。 効率的な学習環境を構築する今日、AIツールの発達により、効率的に学ぶ環境や方法を見つけることが

賢くなる情報とバカになる情報の中で

スマートフォンやインターネットの普及で、私たちは毎日たくさんの情報に触れています。でも、全ての情報が私たちを賢くするわけではありません。むしろ、バカにしてしまう情報もあるんです。では、どうやって良い情報を見分け、活用すればいいのでしょうか? 情報過多時代の宿命現代は情報があふれています。これは便利な反面、何が本当に大切な情報なのか分かりにくくなっています。情報の海で溺れないよう、泳ぎ方を学ぶ必要があるのです。 賢くなれる情報の特徴 賢くなれる情報には、いくつかの特徴があ

日本で評価されているからといって海外でも評価されるとはかぎらない時代。

今日は少し難しい話題になりますが、グローバル化が進む中で、日本国内で評価されているものが海外でも同様に評価されるとは限らないという現状について考えていこうと思う。 1.グローバル市場における文化の違い製品やサービスが国境を越えて展開される昨今、それぞれの国や地域の文化的背景による価値観の違いを無視することはできません。例えば日本人にとってはアニメやマンガが人気の娯楽ジャンルですが、一部の国々では猥雑なコンテンツとみなされる可能性があります。逆に海外で人気のゲームやドラマが日

もう菜箸なんていらない

日本で賃貸暮らしが始まり約一ヶ月。いろいろな家具を揃えながら好きだったキッチン周りも少しずつ整いつつある。そんな中で今回見つけたキッチン器具で革命的な役割を果たすアイテムを発見したのでちょっと紹介したい。 菜箸+トングという発想テフロン鍋で鉄製トングを使うと当然傷がついていく…それを解決するために出来たのが菜箸トングの「Tower」。 フライパンで作るパスタや炒めもの下焼きに大活躍しそうなこの商品はシリコン製で滑りにくいうえ、柄の部分に突起がでているため料理中においても油

一曲すら集中して聴けない世代との感覚ギャップと考え方

注目度の低下今の10代や20代の若者は、一曲を最後まで聴くことができないといわれています。彼らは注目度(注意を向ける力)が低く、すぐに飽きて次の曲にスキップしたがる特徴があります。これはデジタルメディアの発達により、好きな曲を簡単に選んで聴ける環境に慣れ親しんできた結果だと考えられます。 例えば、スマートフォンの音楽アプリでは、気に入らない曲はすぐに次の曲に切り替えられますが、CD(コンパクトディスク)だとそうはいきません。曲順通りに聴くしかなく、気に入らない曲でも我慢して

嘘や隠しごとをする病気とは

嘘をつくのは人間の本能か「人は誰でも嘘をつく」と言われますが、本当にそうなのでしょうか。哲学者カントは「嘘をつくことは、人間の尊厳を傷つける」と述べています。嘘をつくことは道徳的に正しくないと考えられてきました。しかし、近年の研究では、嘘をつくのは人間のコミュニケーション能力と関係が深いことがわかってきました。例えば、白い嘘をつくのは、相手の気分を害したくない気持ちの表れだとされます。また、自分に有利になる嘘も、生き残りをかけて他者と競争するのは人間の本能的な行動だと言えます

タイの大学生が強い理由

長年タイに住んで思ったことの一つに"大学生の強さ"がある。 今回はそんな強いタイの大学生についてまとめてみる。 純粋に自国を愛する国民気質僕が長年タイに住んで思ったことはタイ人の純粋なまでの愛国心。田舎から都会の中心部までタイの国旗が目に入り、どんな危機的状況においても植民地化されなかったアジアの独立国として個々が誇りを持って生きているように見える。 過去の記憶と学生達の結束力タイの大学生には忘れられない思い出がある。それは1976年10月に反共産主義を掲げたタマサート

最強のスマホではなく最強の探究心

最近のスマートフォンは、どんどん高機能になっています。しかし、その反面、私たちの好奇心は失われつつあるのではないでしょうか。最新のスマホを持っていれば、いつでもどこでも情報が手に入ります。でも、それだけでは本当の気づきは得られません。大切なのは、自分の目で世の中を見て、疑問を持ち、考える力です。 スマートフォンの依存は思考力の低下を招く近年、スマートフォンの普及により、インターネットからの情報入手が極めて容易になった。しかし、スマートフォン画面を見るだけの受動的な情報取得で

タイパ時代に1時間以上のミックスを聴く理由

そもそも"ミックス音源(Mix)"とは?音楽を聴くとき、あなたは「ミックス」という言葉を聞いたことがありますか?ミックスとは、音楽制作の過程の一部で、異なる音声要素を調和させ、一つの曲に組み立てる作業のことです。今回は"ミックス"の面白さについて書いてみたいと思う。 プロDJのMix音源には"ストーリー"があるクラブやフェスでプロのDJが演奏するミックスは、ただ音楽をかけるだけではありません。実は、それには一つの"ストーリー"が込められています。DJは、曲のテンポや曲調など

石野卓球が10年前にタイで語った昔と今と未来の音楽の話

再公開の経緯この記事は2023年8月末まで運営していたタイでのウェブマガジンANNGLEに掲載されたロングインタビューの復刻記事になります。10年以上前の内容となりますが、今を生きるアーティストへのヒントになったらと思いこちらで再公開したいと思います。 〜インタビュー本編〜日本人音楽プロデューサー石野卓球(電気グルーヴ)が2012年6月28日にバンコクの「bedSupperClub」で初となるタイ公演を行った。イベント終了後に昨今の音楽のお話、そして、海外活動への可能性につ