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言葉を使ってポジティブへ変換する

古くから日本には、言葉には不思議な力が宿っていると信じられています。それは「言霊」と呼ばれ、発した言葉がその後、その言葉通りの現実をつくることがあります。

また、物事は言い方次第で受ける印象で大きく変わる場合があります。それは人の感情やモチベーションに影響し、その後の行動に繋がることがあります。

言葉には力があり、その言い方で行動が変わる。

であれば、その言葉をうまく操って自分をコントロールすることもできるのではないかと思います。

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7月、僕は未来設計も立てず、仕事がない状態でジョージアという国へやってきました。27年生きてきた中で、最大級の挑戦だったように思います。

そこで、どんな仕事をしていこうか考えて、デザインにたどり着きました。

どんな働き方をしたいか考えて、海外ノマドワーカーにたどり着きました。

会社員じゃないから、最初は誰しも稼げるわけではありません。華やかな海外生活のイメージとは裏腹に、現実はずっと部屋にこもっているような地道な生活をすることになります。

そうなると、どうしても閉鎖的な考え方になってしまいがちになります。

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「海外ニート」と言うか「海外ノマドワーカーになるために勉強や作業を頑張る人」と言うか。

「貯金を削りながらの生活」と言うか「今が人生最後の無収入期間」と言うか。

どれも僕の今の現状を表現しているけれど、言い方によって受ける印象は大きく異なります。

それぞれ後者の方がポジティブな印象を受けるし、自らもやる気が出てきます。

こういった言葉の言い換えは、人によってはとても大きな効力を発揮すると思っています。物事は言い方次第で印象が変わるため、良い印象になる言葉を使っていくことが大事になってきます。

たかが言葉、されど言葉。

他人からしたら大したことないようなことに見えても、実はその言い換えは大きな影響力があったりするものです。

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ポジティブ思考という考え方は大きな影響力があります。

ポジティブに考えていくことは、さまざまな物事に積極的に取り組めるようになる、というメリットがあります。

ネガティブ思考を持った人が「無理かもしれない」と思っていることも、ポジティブ思考を持った人は「できるかもしれない」と考え、同じ事実でも大きな考え方の違いが見られます。

例えば、なにかに挑戦する際、実現する可能性が30%だとして、「70%もできないから無理だ」というネガティブな感想をもつか、「30%もの可能性があるからきっとできるはず」いうポジティブな感想をもつかで、その後の行動内容は変わってきます。

僕は、このポジティブへの変換がとても大事だと気づいて、少し考え方が変わってきました。

元々不安症でネガティブ気質な性格を持っており、何事もできない理由を並べることがありました。でも、今は海外ノマドワーカーになるために勉強や作業を頑張っているし、人生最後の無収入期間を楽しみながら、常にポジティブを意識できています。

だから、毎日楽しいし、夢を持って生活できています。

言葉には力があるし、その言い方で行動は変わります。

これからも、ネガティブなことをポジティブへ変換して、明るく生きていこうと思います。


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サムネイルの撮影場所はTaras Shevchenko庭園(トビリシ)

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