kento_sugiyama

駄文つらつら

kento_sugiyama

駄文つらつら

マガジン

  • 日記

    日記です

  • 俺の好きなレコードの事を書く

    レコードレビューを中心にあれこれ。

  • 矢沢永吉ディスクレビュー

    矢沢永吉、スタジオアルバムのディスクレビューです。

最近の記事

2005年頃、ある夜のダイジェスト

Teenage Kicks! 19歳の時、The Barという細い路地の店の地下、2台のターンテーブル、古着のシャツやワンピース着たDJがアーリーレゲエやソウルをかける。モッズというよりスキンズ寄り、スウェードヘッドだ。 ぼくの初めてのライブハウスではないクラブ体験。 少しのビールで朝まで踊るんだ。 ナイトバスで寝床へ帰ろう。 スウェーデンから来た彼女は写真を勉強しているって。 今度ぼくをモデルにするそうだ。 お香か何かの香りが溢れたアルコールの香りと混じる。 デザ

    • ぼくの好きなボブ・ディランのくよくよ10曲

      ぼくにとって生きていて都度回遊し戻ってくる場所として、ボブ・ディランというミュージシャンがいまして。 昨年来日公演をした際にその敬愛具合をnoteに書いたのですが、今回は自分なりの角度で好きな10曲をリストアップしてみようと思います。 世を切る初期のプロテストソングもいいのですが、やはりその「くよくよ」を綺麗に描く姿勢が好きなもんで、その辺が中心になると思います。 また、ディランがつくる独特のメロディセンスも最高です。 https://note.com/kentiefunk

      • +2

        生活の柄3

        • He is Damo Suzuki

          2月9日にDamo Suzukiが亡くなった。会った事も無ければ、ついにライブも観ることも出来なかったが、常にぼくの好きなボーカリストであった彼の死は、どこか喪失感をもたらすものであった。 Damoさんは、常に今と先を見据え声を出し音を作っていたミュージシャンなので、過去の功績よりも直近でしてきたことが大事で、映像や音源で体験できる即興的な歌唱は、野生動物が身体を動かし世界を変えていくような色気と気迫に包まれていたが、ぼくはやはりCANでのDamoさんの事を強烈に思ってしまう

        2005年頃、ある夜のダイジェスト

        マガジン

        • 日記
          13本
        • 俺の好きなレコードの事を書く
          6本
        • 矢沢永吉ディスクレビュー
          8本

        記事

          2024年よろしく

          年が明けて1週間以上経ってしまいました。 年始から能登半島での地震や空港での事故など、大変波乱な幕開けという感じですが、みなさまいかがでしょうか? また災害や事故で辛い思いをした人たちが、一日でも早く平穏な時間を過ごせる様に願っています。 ことに、地震災害では自分の見える範囲では、援助や救助が行き届いていない様に見受けられ、国の動きの悪さも感じます。また原子力発電所のある地域での災害ということで、こちらも大いに心配であり現政権へ十分に批評と検討を行う時でもあるのではないかと思

          2024年よろしく

          ちょっとしたモヤモヤ

          ちょっと、いや、とても悩んでしまったのだけど、今日、酒場でステレオタイプの(ようにぼくが感じた)新宿2丁目的なキャラクターのノリでぼくの性的思考を茶化された。 ぼくは自分以外の人がどういう性的思考というかジェンダー感を持っているかは興味がないので、不当に其々の指向性を脅かす事にはNOを突きつけるけど、そうでない場合ご自由にどうぞという感じだ。だって、どうこう言う立場ではないからね。 素敵な人がいたらそれが誰でも最高に愛おしいし恋愛はできるではないですか。 ぼくはステレオタ

          ちょっとしたモヤモヤ

          たつ屋で久しぶりに牛丼を食べた

          もう最後に食べたのがいつか覚えていないくらい久しぶりにたつ屋で牛丼をキメた。 豆腐が2ピース添えられているのがたつ屋なんだ。 高校が神保町だったのですずらん通りのたつ屋には頻繁に行った。 大手チェーンが350円とかだった時分、たつ屋は200円で食えたんだよ。 お店は綺麗とは言えないし店員同士下世話な話してるけど、安さと大手じゃないインディー感に心に飼ってたパンク魂が共鳴して好きだったね。 1976年ビッグビジネスになってしまったロックへの反抗でパンクが出てき若者支持を集めた

          たつ屋で久しぶりに牛丼を食べた

          Robbie‘s Last Waltz

          ロビー・ロバートソン訃報。 最悪な性格と比例する様な凶悪なギターを弾く最高なギタリストでぼくの中で66年のディランとのツアーでの存在感からLast Walzまで常にお気に入りのギタリストであった。 何より歌を立てるのも超一流だしディストーションサウンドでなくとも充分粗野でワイルドなサウンドを表現する事もできた。 元バンドメンバーを悪く言うための死人に口無し映画作っても俺は良いと思うよ。 性格悪いと思うけど。 ああ、これでThe Bandは年長者であったガースしか残ってい

          Robbie‘s Last Waltz

          ラジオってワクワクする。

          初めてラジオを意識したのはいつだろう? 子供の時にラジカセをラジオ機能に切り替えてピューンと鳴るノイズ、選曲のダイヤルを回して周波数が合ったところで聞こえる人の声や音楽が最初のラジオかもしれない。 いや、でもそれはラジオ受信機が電波をキャッチする機能の初体験だ。 では、ラジオを情報媒体として最初に意識したのはいつだろう。 幼稚園の時、当時の自宅の近所の理容イガラシという所で散髪していたのだけど、そこで大きなラジカセがラジオを鳴らしていた記憶がある。どんな内容かは覚えていないと

          ラジオってワクワクする。

          2023年4月6日西神田nuisance galerieにて

          Vo,Gt,Mand杉山賢人 2023年4月6日西神田nuisance galerie 1部 1.夜汽車のブルース(遠藤賢司のカバー) 2.ニール・ヤングみたいに 3.僕はB面 4.スウィート・スウィート・ソウル・ミュージック 5.さようならシティ 6.冬の陽 7.雨上がりだよ 2部 1.もう春なのに(新曲) 2.もしも(新曲) 3.This Is The Time Come On Children (with Vaniqui) 4.Night City Cruisin'

          2023年4月6日西神田nuisance galerieにて

          ボブ・ディランさんへ

          ボブ・ディランさんへ ぼくは、14歳の時にあなたに遭遇しました。 ビートルズに狂っていたぼくは、当時少しブルージーな表情をした面々がジャケットに登場し印象的なビートルズ・フォー・セールというアルバムがお気に入りで、フォーキーなサウンドとカントリーなリズムがなんとも自分にフィットしていたのです。 ジョン・レノンさんがあなたの影響を受けサングラスや同じ様な帽子を身に付けハーモニカ・ホルダーを使っていたというのは後から知るハナシですが、サウンドや言葉がディランしていると知り、あなた

          ボブ・ディランさんへ

          アルバムのリリースパーティをやります。

          ささやかながら弊アルバムのリリースパーティを行います。 「2022年12月23日西神田にて」発売記念ライブ 2023年4月16日西神田にて 4月16日日曜日 西神田 nuisance galerie open 17:30 start 18:00 2,300円 昨年末ライブアルバムとなった演奏を行なった西神田nuisance galerieにて、ゲストとしてthe Bit馬場くんとスピスリーをゲストに、ほぼワンマンライブ的に弾き語りをします。 日曜日ということで少し

          アルバムのリリースパーティをやります。

          【アルバム発売のお知らせです】

          元難波ベアーズ黒瀬さんのチマスト・ディスク東京版チマストTOKYO!と共同で作りました。音楽の話がマニアックに出来る友人と一緒に何か作りたいという思いでお手伝い頂いてます。 最近弾き語りでやってる曲がまとめて発表です。 昨年末の西神田での実演がご自宅でもお聴きになれます。 ジャケットやアートワークのステキな写真はHaruchin マスタリングは俳優さんとしても活躍しまくりの大阪の鬼才やっさんブルです。 巷でウワサのフォークシンガー・杉山賢人がファン待望の6曲入りライブ音

          【アルバム発売のお知らせです】

          北村元気かー?

          86年生まれで音楽に関心を持つと中学や高校でどうやらヴィジュアル系とHi-STANDARDからのメロコアパンクの影響を受けた音楽が立ち塞がる様な気がする。 2000年にシングルとAirJamを開催して活動停止するHi-STANDARD、その頃中学2年俺。クラスには兄貴の影響とかでバンドを始めた同級生がMaking The Roadのバンドスコアを自慢の様に学校で持ち歩くのをよく見た。 その頃俺は丁度熱病の様に狂っていたビートルズブームが1周しビートルズのルーツであったり、レ

          北村元気かー?

          音楽談話

          こういうものを始めました。 是非ご覧ください。

          2022

          2022年面白かった。 2021年の決意をこなしていくような一年であったし更なる変化が必要になると思う様な年であった。 生業も今までオッケーだった事がそうではいけなくなった、今までとは違う行動をとって新しいマインドで仕事をしていかなくてはいけない。環境は急速に変わっている、グラフィック・デザインやweb制作は真っ先にコストカットされ我々の様な技術者はアプリケーションが少し使える人にとって代わられてしまう存在である。先手を打って行動をし、これをなんとか対処せねばならんのです。