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2024年よろしく

年が明けて1週間以上経ってしまいました。
年始から能登半島での地震や空港での事故など、大変波乱な幕開けという感じですが、みなさまいかがでしょうか?
また災害や事故で辛い思いをした人たちが、一日でも早く平穏な時間を過ごせる様に願っています。
ことに、地震災害では自分の見える範囲では、援助や救助が行き届いていない様に見受けられ、国の動きの悪さも感じます。また原子力発電所のある地域での災害ということで、こちらも大いに心配であり現政権へ十分に批評と検討を行う時でもあるのではないかと思います。
しわ寄せに合うのは、いつも我々庶民なのですから。

昨年は、あまり良い形ではない離婚や生業の低空飛行など、気力を消費し一日を生きるという形で春から過ごしてきました。
また、デザイン業意外にも派遣で全く別の業態の仕事も経験することもできましたし、しばらく会うことがなかった人や、新しく出会った人たち、それまで仲良くしてきた人たちと良い時間を過ごすこともできました。
ある種の関係性をもっていた人たち十把一絡げで信用できなくなり、心のそこから真っ黒の井戸水を救い上げる様な気分で過ごしていたので、本当に信用できる人たちと会うことや出会うことができて本当に助かりました。
未だ、辛い思いはフラッシュバックし、布団の中で丸まって喉の奥に自分の舌を詰め込んで暗闇を見ていることも度々あるのですが、時間が解決することを望みます。

去年は26本弾き語りで公演しました。バンド形態のライブができなかったのは悔やまれるのですが、ギター一本もってどこへでも歌うというスタイルで演奏してきたことは、良かったのだと思います。
より現代詩というものに没入し、その様なスタイルの言葉とメロディで音楽を演奏するという形を作るには良い流れを掴むための26回のライブだったと思います。
このスタイル移行前の弾き語りCDもリリースしましたし、配信でもこの過渡期(永遠に過渡期ではある)を配信でリリースすることもできたのが良かったです。

CD「2022年12月23日西神田にて」はもう少しだけ売りたいので、ぜひお願いします。

去年、今年もですが、新旧たくさんの音楽を聴いて自問自答し自分の作品、芸術を作っていくと思います。
そのなかで出会える新しい人たちにどれだけ出会えるかが楽しみですし、それが本懐な気がします。

新年最初の音楽活動、ライブ公演は、1月20日土曜日に横浜の中華街にある李世福のアトリエ(神奈川県横浜市中区山下町232)での公演です。

2024年1月20日
土曜日
李世福のアトリエ大スペース55gogo
開場16:00/開演16:30
¥3,000(+1ドリンク&お菓子付き)
中川五郎
李世福&前田健人
MIBURO
タロリアンタグミクバンド
杉山賢人

はっぴいえんどをきっかけに岡林信康、高田渡、友部正人、早川義夫、なぎらけんいち、加川良という日本のアンダーグラウンドフォークと括られるミュージシャンを好きになり、影響を受けてきました。
彼らはフォークとジャンルされますが、時にロックでありパンクである瞬間をもっている音楽家であり、一重にフォークとだけで括れない魅力を持っているところに「痺れて」しまうのですが、その日本のアングラフォークでも早い時期、当時「関西フォーク」なんて言われていた頃にデビューし歌っていた中川五郎さんと同じイベントで歌います。

フォークという音楽の語源/起源である「フォークロア=民衆」のための歌を歌い続ける中川五郎さん。70年代半ばの私小説的に愛や生きること死ぬことを歌ったアルバム「25年目のおっぱい」、「また恋をしてしまったぼく」も僕は大好きで温かい気持ちになるのですが、人が生きる上で言わなきゃいけないこと、反対しなきゃいけないことを歌うメッセージ・フォークを、ぜひ体験してもらいたいとも思います。

土曜日の夕方、ちょっと早い時間の開演が嬉しい感じです。
ぜひご来場ください。

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