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「出口を先に確保する」ことのメリット

最近、少しずつ『プレスリリースに』に関する勉強をしているんですが、

プレスリリースを書くときに気をつけること(前編)
プレスリリースを書くときに気をつけること(後編)

そのなかで、ものすごくタイムリーなnoteを発見。


>「PR TIMESで、月2回以上プレスリリースを出す」から始めてみたら起こったこと。


プレスリリースを活用してメディア露出を増やした方のnoteなのですが、その方、企業のオフィスは東京の渋谷にあるのに、会社で1人だけ熊本からフルリモートで参画していることも、勝手に親近感がわきました。

ぼくも東京の渋谷に本社のある企業に入社予定で、いまは兵庫の大学に通いつつリモートでやってるので。


それで、中身はタイトルにもある通り、プレスリリースを定期的に出していて起こったことについて書かれてるんですが、サービス開始当初は、実際には月に2回ペースではなくで、月に4回ペースで、プレスリリースを配信していたそうです。

ぼくたちの会社でもいま月に2本くらいはプレスリリースを出してるんですが、月に2本でも、『ああ弊社には発表事項がたくさんあるな!』って感じます。

だから週に1本って、本文中にてnote筆者のばっきーさんも書いてましたが、冗談抜きで毎日プレスリリースのことを考えてたと思います。


しかも週1配信を始めて3ヶ月目でメディアからの問い合わせが急増したって、逆に言えば3ヶ月目までは毎週毎週プレスリリースを出してるのにあまり反響が大きくなかったってことだから、ブレイクするーするまでの我慢の時期は大切だなと思いました。

それで、どうして3ヶ月かかるのかというと(3ヶ月でメディアから声がかかるのもめちゃくちゃすごい)、各プレスリリースが『フロー』の役割だけじゃなくて『ストック』の役割も果たしているからなんだというのが、また別の学びでした。


記事中の言葉を引用すると、

で、それぞれの取材をしていただく時に、メディアの担当者の方に「どこでPOTLUCKを知ったのか?」や「なぜ取材してもらえたのか?」などを聞いていたんですが。
「SNSで話題になっていたのを見て知り、そこから「POTLUCK」でググってPR TIMESにストックされていた過去のプレスリリースを見て、勢いを感じた。」ということでした。
ストック出来てて、ほんとよかった。。。

ということです。


ひとつひとつの反響が仮にそこまで大きくなかったとしても、それらが積み重なることによって、まとまりとして結果的にそれらが『勢い』や『信頼』につながることもあるので、やはり愚直に続けることは大事だなと。


最後に、著者のばっきーさんも書いてるんですが、『月に2本とか4本とかを出す』っていう、出す数を指標に置くことは一見本質的じゃないかもしれません。

しかし実は、先にアウトプットする量を強制的に決めてしまうことは、結果的に『プレスリリースに出せるネタはないかな?』と、メンバーの会社に対する注目度が上がったり、『プレスリリースに出せるような価値ある事業をやらなきゃ!』という良い意味でのプレッシャーを感じられたりするので、そこにこそ価値があるのではないかと思います。

以下、引用。

最初の方でも書きましたが、「月2回以上、プレスリリースを出す」だけ言うと本質的じゃないみたいな話もあるかもしれませんが、POTLUCKのチームとしては、これを最初にやってみてよかったなと思います。

メディアに多数取り上げていただけるきっかけになったという結果論的なものもありますが、サービスが始まったばかりで様々なことが手探り状態な中、見てくれた方からリアクションも貰えるし、わかりやすいアウトプットの形って良いなと。

プレスリリースの配信数は、何かアクションをした数と繋がる部分もありますし、
チーム内で「何か出せるものはないか〜?」と職種とかを横断してコミュニケーションをとるきっかけにもなったように思いますし、新しいリリースが出た時にみんなでslackで盛り上がったり拡散したりこともが一体感を生むとこもあったかなと。


本当かどうかは分かりませんが、Amazonも、新規事業をやるときは、最初にプレスリリースを書いてしまうという話を聞いたことがあります。

プレスリリースというフォーマットに落とし込んだときに、本当に読み手がワクワクしそうなら、それは価値ある新規事業、もしワクワクしなければ、練り直しorボツみたいな指標として、プレスリリースを活用しているらしいです。


あと、ぼくもこうやって『毎日noteを書く!』と最初に決めているからこそ、『なにかネタになるコンテンツないかなー?』と探したり、『この体験はもしかたしたらnoteのネタになるかもしれないな?』という思考回路になったりしています。

『なにかネタができたらnoteに書こう!』の順番だと、たぶんいま書いてる半分以下のくらいのペースになっているかもしれません。


というわけで、メインはプレスリリースの話なんですが、『愚直に積み重ねること』や『先にアウトプットの量なり形なりを決めてしまう』というやり方は、いろんなところで応用が効くなとも思いました!

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