見出し画像

「PR TIMESで、月2回以上プレスリリースを出す」から始めてみたら起こったこと。

どうも、定額制テイクアウトアプリ「POTLUCK」でPRを担当している椿原です。

弊社、代表 谷合が広報やPRへの意識がかなり高めで、2018年9月にサービスをリリースしてから1年、会社全体としてPRに力を入れてきて、ありがたいことに多数のメディア露出の機会やTwitterでのバズを経験させていただくことができました。

※直近3ヶ月のメディア実績
◼︎テレビ
NHK「おはよう日本」「ニュースウォッチ9」
TBS「林先生が驚く初耳学!」「あさチャン!」
日本テレビ「ズームイン!!サタデー」
◆新聞
日本経済新聞
◆雑誌
VOGUE JAPAN、smart
◆Webメディア
日経クロストレンド 、TABI LABO


で、サービスリリースから1年が経ったので、自分やチームの振り返りの意味も兼ねて、これまでのPRとしてやったことや、メディアの方などに直接教えていただいた「ここが良くて取材に繋がったらしい」などをまとめておきたいと思います。

PRを仕事にされてる方から、そんなの当たり前だろ〜とか、違うやろ〜とかあるかもしれませんが、これからスタートアップされる方とかの参考になればと体験談をまとめる感じなのでご容赦ください。

また、前職は、テレビ局の編成やWeb担当だったので、その経験から考えたことや、副産物的に生まれた価値などについても書きます。


で、本題に入る前に、私たちのサービスについて。

POTLUCKは、月額定額チケットを購入することで、様々な飲食店の料理を昼夜1日2回テイクアウトできるようになるサービスです。

事前予約で待ち時間なく、受け取り時の支払いもありません。 並ぶ時間も毎日のお昼代も気にしない、自由で新しい「ランチ」スタイルを提案しています。

画像1

ちなみに、現在は渋谷を中心に東京都で展開してるサービスなので、他のメンバーは全員都心にいるのですが、私だけ熊本在住のため熊本からフルリモートでチームに参加しています。



1)なぜ、「月2回以上プレスリリースを出す」ことにしたのか。

これは、完全にCAMPFIREやNOWの代表をされている家入さんのアドバイスからです。(家入さんは、広報やPRの重要性について、こんなTweetもされてました。

POTLUCKはNOWから資金調達をしているのですが、そもそも代表の谷合も私もCAMPFIREに所属していた時期があったり、谷合がスタートアップするきっかけも家入さんが背中を押してくれたことだったりして、結構な影響を受けています。

※ちなみに、家入さんと谷合の出会いやスタートアップの経緯は谷合のnoteに。→ここ一年くらいで僕に起こった奇跡|谷合 竜馬@POTLUCK

で、サービスのリリース時、そんな家入さんから「月2本以上、プレスリリースを出すように。」ってアドバイスをもらったんですよね。

見る人によっては、もしかしたら、プレスリリースの本数をKPIのように設定することは本質的じゃないと言われるかもしれません。

ただ、私は他の業界でのPRの経験はあっても、都心のスタートアップのPRに関しての経験がなく、今以上にホントに何もわからなくて手探りでしたし、リソースも限られてるから出来る事も限られる中で、数々の企業やプロジェクトを成長させてきた実績があって出資もしてくれてる家入さんのアドバイスだから、これを全力でやってみよう!と思いました。

ホント、毎日プレスリリースのことばかり考えてた気がします。笑



2)資金もないのに、費用がかかるPR TIMESを使ったわけ。

PR TIMESって1回のプレスリリースを配信するのに3万円の費用がかかるんですが、結構カツカツなんですけども、POTLUCKの場合でいうと、それだけ使う価値があると判断。

※費用に関しては、法人化して2年間は月1回無料とか、月額7-8万円で配信し放題とかもあります。

POTLUCKは、渋谷エリア限定で開始したサービスですが、まずは渋谷で、特にスタートアップやITベンチャーなどで働かれてるアーリーアダプターな方にサービスを使ってもらいたいと考えました。

そのためには、ただ新しく食のサブスクサービスが出たということだけじゃなく、会社としてどんな課題をどんな想いで解決しようとしているか?まで伝えたいなと。

で、PR TIMESの最大の功績?は、メディアや企業の方しか見る機会がなかったプレスリリースを一般の方まで見ることが出来るようにしたことだと思い、そこを活かすことができれば、上記のようなことが実現出来ると思いました。(運用する中で気づいたのですが、PR TIMESの他の強みもあり、それについては後述します。



3)メディアへの直接送付やnoteにしなかったわけ。

無料で出来るメディア宛てに直接プレスリリースを送って電話やメールで連絡して…って以前からある手法については、お金はかかりませんが手間はかかります。

あと、テレビ局でプレスリリースを受ける担当もやってた私としては、実績もない初期のスタートアップから送られてくるプレスリリースって正直あんまり価値ないなと思ってたのもあってやりませんでした。

プレスリリースって、毎日めちゃくちゃくるんですよ。しかも、どんどん新しいサービスが出ては消え、出ては消えしていたり、番組内で扱える枠数も決まってたり、営業案件や既に繋がりのある企業のネタもある中で、話題になってない実績もないサービスの紹介するのって結構リスキーじゃね?とか思いながら見ていたりして。

局内で共有するのもやめとこーって感じで受けた段階で止めていたような状態だったんですよね。局やメディアによっても違うと思いますが、その経験があったことで、私は確度が低いなーと思って、今のフェーズにおいっては、リソースの無駄かなと判断しました。

また、PR TIMESの功績として前述した「プレスリリースを一般の方まで見ることが出来るようにしたこと」については、自社コーポレートサイトやnoteでも実現可能です。しかも無料で。

ただ、自社のコーポレートサイトとかに掲載するプレスリリースってシェアとかあっても、あんまり見られないしシェアもしてもらいづらい印象あります。(PR TIMESとかのサイトに載せた方が「ニュース感」「力入れてる感」とか伝わるんですかね?)

noteは、私がnoteで好まれるような文章を書くのが純粋に苦手なので、案は出ましたがやめました。自分が使いこなせる人だったら使ってたかもしれないです。。。



4)月4回のプレスリリースを配信したら3ヶ月で起こったこと。

まずは、最初3ヶ月の話。

このnoteのタイトルには、「月2回以上」と書きましたが、実はサービス開始した当初は、月4回、週1回くらいのペースでプレスリリースを配信してました。(月2回以上!と思いながらヒーヒー言いながら動いていたら、結果的に出せた…という感じですが。

◆2018年9-10月のプレスリリース配信日
9月:11日、20日、25日、28日
10月:9日、15日、19日、23日
11月:6日、15日、30日
※POTLUCKのプレスリリース配信履歴はコチラ

毎週のように何かキャンペーンや他社とのタイアップ企画を出していたことや、プレスリリースに毎回入れていた谷合のポエムを入れていたことで、POTLUCKに興味を持ったり応援してくれたりするかたも増え、沢山の方がSNSでPOTLUCKのことをシェアしていただけました。


そして、プレスリリースの週1配信を初めて3ヶ月目、11月に入ってからメディアの方からの問い合わせが急増。

特に11月から12月かけての10日間は、フジテレビ「めざましテレビ」、テレビ朝日「グッド!モーニング」、フジテレビ「PRIME news alpha」、宝島社「smart」で立て続けてに紹介していただくというメディア出演ラッシュが起こりました。

で、それぞれの取材をしていただく時に、メディアの担当者の方に「どこでPOTLUCKを知ったのか?」や「なぜ取材してもらえたのか?」などを聞いていたんですが。

「SNSで話題になっていたのを見て知り、そこから「POTLUCK」でググってPR TIMESにストックされていた過去のプレスリリースを見て、勢いを感じた。」ということでした。

ストック出来てて、ほんとよかった。。。



5)週1ペースでプレスリリースを配信するにあたり決めたこと。

プレスリリースで配信する話題を作るために何をしたか?で言うと、代表 谷合が外でかなり動きまわってくれたことや、私が社内でかなり横断的に動いてたことなどありますが、今回は、誰かの参考になればと「プレスリリースを書く」という部分に絞って、大事にしたこと3つくらい書いときます。

ちなみに、私が話題を作るためにやった動きに関しては「Slack上で起こることは、徹底的に即拾う」「経営戦略や事業開発から関わる」って感じで、このnoteに。→自分だけフルリモートでも、サービスと組織のPR精神を強めるために何をやるか。|椿原 ばっきー 


①同じような内容のプレスリリースの構成を徹底的に真似する。
最初はこれから始めました。教えてもらえる人いなかったので、徹底的に真似。CAMPFIREが、2-3日に一回くらいのペースでプレスリリースを配信してたので、似たような内容のプレスリリースを探して、めっちゃ真似しました。スケジュールの都合上、企画が出来上がった翌朝に配信とかも普通にあったので、これくらいしないと間に合わないなと思いました。

②メディア向けに書く構成で、一般の方に向けた内容を書く。
PR TIMESで配信するメリットは一般の方にも見てもらうことですし、どちらかと言えばメディアの方に見てもらうことはあまり意識してなかったので、メディアの方が見ても見やすいようにはしつつ、一般の方に合わせた構成や言葉選びなどをしました。

③「なぜやるか?」は、代表 谷合のポエムでも伝えること。
サービスとして会社として、その取組みを「なぜやるか?」は、事業の成長のためにって話だけじゃなく、代表なり担当者なりの思想みたいなとこもあると思います。家入さんも「物語を意識すること」というブログの中で、プレスリリースにポエムを入れることの大事さを書いてますが、POTLUCKでもプレスリリースの度に、そこは谷合にポエムを入れてもらってました。

※家入さんの「物語を意識すること」から抜粋。
僕がプレスリリースに毎回毎回ポエムを入れて!ってお願いするのも、こういうことだったりします。せっかく出すリリースなんだから、たくさんの方に共感してもらいたい。シェアしてもらいたい。そのためにはプレスリリース自体の単なる事実もさることながら、「なぜやるのか」「なぜやらなきゃいけないのか」「どういった思いがそこに込められているのか」と言った物語が大事なんです。



6)"メディア出演ラッシュ"以降にやったことと起こったこと。

ちなみに…って感じですが、前述した"メディア出演ラッシュ"が終わり、ちょうど年末年始のお休みに入ったので、その間に9-12月のアクションや結果を棚卸しをして、PRの戦略や計画を立て直しました。

手数を出すというより、企画の内容を詰める方向にシフト。

例えば、POTLUCK上でのフードフェスを始めてみたり。こちらは、利用者の方だけでなく、飲食店の方にも好評で、現在は形を変えて"特集"として運用を行っています。

画像2

画像3


「月額12,000円で1ヶ月間の昼食と夕食がまかなえる食べ放題プラン」をリリースしてみたり。これがPOTLUCK的にも個人的にも初めてのプチバズ。NewsPicksでは500Picks以上。バズを経験したのは初めてだったので、渦に飲み込まれていく感覚ですごかったです。(語彙力…


バズ以降は、急激に増えた利用者の皆さんとのサポートに力を入れたり、ミートアップを開催して対面でのコミュニケーションの場をつくったり、iOS/Androidのアプリをリリースしたりしてまして。

最近は、「究極のブロッコリーと鶏胸肉」を無料配布しています。メニュー名のパワーがすごいですが、ビジュアルもすごいです。あと、すごい美味しいらしい。(私は食べれていない。。。


メディアの方からの取材の切り口も変化してきていて、昨年は「食のサブスク」という文脈だけだったんですが、今年の夏頃からは「食のサブスク」に加えて「テイクアウトによる軽減税率」の文脈もセットで扱っていただいています。

一度メディアの方に認識していただいてることもあり、関連した話題の時に思い出していただけたりするの本当にありがたいと思う最近です。



7)最後に。

最初の方でも書きましたが、「月2回以上、プレスリリースを出す」だけ言うと本質的じゃないみたいな話もあるかもしれませんが、POTLUCKのチームとしては、これを最初にやってみてよかったなと思います。

メディアに多数取り上げていただけるきっかけになったという結果論的なものもありますが、サービスが始まったばかりで様々なことが手探り状態な中、見てくれた方からリアクションも貰えるし、わかりやすいアウトプットの形って良いなと。

プレスリリースの配信数は、何かアクションをした数と繋がる部分もありますし、チーム内で「何か出せるものはないか〜?」と職種とかを横断してコミュニケーションをとるきっかけにもなったように思いますし、新しいリリースが出た時にみんなでslackで盛り上がったり拡散したりこともが一体感を生むとこもあったかなと。

ただ、これは、たまたまPOTLUCKのサービス内容や性質、チームとしての思想など、たまたま結果的に相性がよかったというだけかもしれませんので、1つの体験談として参考にしていただけると良いかなと。

以上、5000文字とめちゃくちゃく長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます〜。



▼こんなnoteとかも書いてます。


▼Twitterやってます。


▼POTLUCKはコチラ。


この記事が参加している募集

私の仕事

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

最後まで読んでいただきありがとうございます!もしサポートいただけたら、勉強のために使わせていただきます!!

まじっすか!!ありがとうございます!!!
376
Lbose inc. COO&PR | パートナー型オンライン開発チーム《ATTEND biz》運営。パシリを極めようとしたら、新規事業の加速装置になりました。個人でも、スタートアップやローカルプロジェクトのPRをサポートしてます。

こちらでもピックアップされています

note編集部お気に入りマガジン
note編集部お気に入りマガジン
  • 18782本

様々なジャンルでnote編集部がおすすめしている記事をまとめていきます。

コメント (1)
同じく限られた資源でPRしなければならないので、非常に参考になりましたし、週1回Releaseさせた企画力に驚きました。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。