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マスクNG?〜接客業における見栄えとは?〜

首都圏では、新型コロナウイルスの猛威が止まらない。

私が住む、新潟県は今のところ、感染は確認されていない。

しかし、今の状況では、新潟県でも感染が確認されるのも時間の問題であろう。

来月3月14日(土)・15日(日)、新潟市中央区の朱鷺メッセ周辺では、毎年恒例の大型イベント「にいがた酒の陣」が開催予定である。

毎年、日本各地、いや、世界各地から大勢の方が集まる。

現在、首都圏では、天皇誕生日の一般参賀をはじめ、大勢の人が集まる大型イベント中止というニュースを聴く。

ついに、地方都市、新潟にもその波が来たのだろう。

現段階では、主催者側が開催の有無について、慎重に協議を進めているようだ。

イベント時は新潟市内近郊のホテルは満室となり、新潟駅や新潟空港は、日本酒のお土産を持った観光客で溢れる。

もし、中止になってしまったら、大きな経済損失となるのは間違いない。

その中でも、私が気になったのが、公共交通機関やホテル等の業界で働く関係者、大区分すると接客業は「マスクOK?」という事だ。

私は、元鉄道従事員である。

私が勤務していた当時から、常に接客時は「絶対マスクNG!」であった。

その理由は「接客業だから、見栄えが悪い」という理由だ。

そんな理不尽な理由で「絶対マスクNG!」はあり得ない気がする。

私も風邪を引いた時や急性胃腸炎の時は、マスクを付けずに接客していた。

お客様の中には、遠慮なく、咳・くしゃみをするお客様、鼻を垂らしながら来るお客様、中には熱冷シートをしながら来るお客様など、本当に様々な方と接客する。

もちろん最近では、外国人観光客も増え、様々な国の方とも接客する。

鉄道従事員を離れた今だから思う。

「公共交通機関で勤務する方は、様々な方と一番関わる仕事」という事だ。

もちろん、「マスクOK」か「マスクNG」に関しては、会社判断であろう。

しかし、今は感染源か分からず、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性がある世の中。

「マスクOK」という考えでないと、感染源が「駅で勤務する、鉄道会社関係者」と報道を目にするのも、近くは無い気がする。

「マスクOK」が今の接客業における、見栄えなのかも知れない。

「接客業における見栄え」を考えるタイミングなのではないか。



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