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White Fish(鬱病復職の日記帳)

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鬱で休職することになったので、考えることと感じること、言葉にすることのために日記を書くことにしました。
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記事一覧

えいえんではないいちにち

えいえんではないいちにち

この気持ちがえいえんではないことがかなしいといってきみが泣いた日のことはすべてただしくて、ぼくは悲しいという理由で仕事に行かずに、てんじょうのチープなシャンデリア調の照明を写真に撮っていた
ぼくの周りにはいつも美人ででスタイルが良くてあたまのおかしな女の子がいて、名づけるならそれが日々だった

あしたなんてなくて、だからぼくたちは明日をおもい煩う必要なんてなくて、きょうのかなしみをすべてだとおもっ

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〜9/末

〜9/末

「自由帳」には心理的な日記を、ここには事実的な日記を書こうと思っているマガジンを作ったのだけれど、わたしは現実的な事に対応するのは苦手みたいだ(だからこそこうなっているとも言えるけれど)

今も働いている
ちゃんと週に5日働けているか?
-できる時とできない時がある。たまにできない、というより、文字通りに、できない時は全くできない
仕事に大きな変化はない
もともとフルスキルに戻っているので
社内の

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復職前後の1年間

復職前後の1年間

かなり間が空いてしまったけれど、久しぶりに日記、というか記録をかきます。
ひどくざっくりとした内容になりますけれど、この1年の振り返りを入れたので長くなって仕舞いました。

現状を言うと、私は復職して、なんとかかんとか働いています。
今はフルタイム、フルタイムスキルで働いているので休職中の細かな変化や忘れてしまっていることなどに追い回されて、くるくるとネズミ花火のように働いています。

無事に復職

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1月-3月

1月-3月

と言う書きかけの記事があったので続きを書きます(もう4月ですけれど)

3月まで

精神的なパワーがなくてしばらく書いていませんでしたか、3月中ばまでの状況はこんな感じでした
・薬学的アプローチだけでは思うように成果が上がらなず苦戦していた
・居住物件のゴタゴタで症状が悪化していた
・休職可能期間が迫る中で一度は産業医に「言いたくはないがリミットを考えて退職になる可能性も検討しなければならないかも

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午前中から動けた日

午前中から動けた日

こんなふうに心地よいと思える疲れは本当に久しぶりだ。
もう2度とこんな感じになることはないのかと思って居たくらい。

今日は、昨日とはちがう病院に行ってきた。
心臓の頓服薬が切れてしまったので処方してもらいに行ったのだ。
薬の処方だけの場合予約はなく、「いつきてもいいけど午前中だと専門の担当がいるからおすすめですよ」と言われて居て、午前中から動けるなんてことはこの半年で一度もなかったので諦め掛けて

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ご飯を食べると元気が出ること

ご飯を食べると元気が出ること

今日は通院にカウンセリングに日常の用に、と忙しい日だった。
何度も間違いながら病院の日にちと時間を確認して、間に合うように目覚ましをセットしたけれど、目覚ましが鳴る前に起きる。

この頃は眠剤をごく短時間のものだけの組み合わせにしてもらって居て、そのお陰で寝入るのに少し苦労したり、たくさん寝ることはできて居ないけれど、目覚めが良くなった。

それでも相変わらず冷凍のフルーツばかりを食べて居たけれど

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冬の風が嫌いなこと

冬の風が嫌いなこと

窓に当たるビュウ、という音の激しさ。
霰が当たるバチバチという音。
もしくは、オオオン、という低い怪物の唸り声のような音。
冬の風が生み出す音はとても怖い。

あいも変わらず時間のよくわからない生活をしている
気がついたら夜中で、眠剤を飲んで寝て、今日起きたのは16:30
これでも早い方だ。
22時とか、もっと遅い時間の時もある。
カレンダーアプリを見ていないので今日が何日かはまだ分からない。

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年が明けて(昔)私は相変わらずお正月ぽいことは何もしていないので、

年が明けて(昔)私は相変わらずお正月ぽいことは何もしていないので、

あけましておめでとうございます。
今年は寅年だそうですね。強そう。

これは昔撮った虎の写真をです。
うろちょろするので正面顔を撮るのに苦労しました。
ネイチャーフォト撮る方はすごいですね…。

私が住んでいる札幌は、起きてみたら莫迦みたいに雪が積もっている上に莫迦みたいに雪が降る降っています。
道路は通行止め、空港行きJRは欠航、そもそも、飛行機は飛ばず…だそうです。
新年の挨拶に回ろうとしてい

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12月13-14日あたり

12月13-14日あたり

眠る

さっき目が覚めた。

相変わらず2-3日起き続けて20時間眠る、みたいな生活をしている(しかも目覚めると大抵床だ)。

なのでさっき目覚めた時も、朝なのか夜なのか、何日なのか、全然わからない、という状態だった(結果日付が変わった直後の夜中、というまた把握しづらい時間だった笑)。

アンダルシアのお酒

私はお酒を特に好まなくて、所謂「酒の席」に出るような(の以前に呼ばれるような)生活もして

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11月27日

11月27日

悪夢ばかりを見る。起きたとおもったら其処も未だ夢で、別な悪夢だ。
殆どの場合、舞台は生家だ。
クリストファー・ノーランの描く様な曖昧な世界で私は一日のほとんどを微睡んでいる。

・今日やったこと「iPhoneの同期とバックアップ」

それだけだ。他には漫画と詩篇を数ページ読んでみたがどちらも集中出来ずに倒れてしまう。
24時間という区切りがないので自分が食べているのが朝食か昼食か夕食かもわからない

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11月中旬

11月中旬

朝の5時だと思ったら夕方17時だったり、いつ自分が眠っていつ起きているのかよく判らない生活をしている。
必要な用事がある時はカレンダーアプリとスマホの時計だけを(うちには時計、という単独の物体がない)信じて行動している。

友人たちに連絡を取りたいと思うけれど、フリックミスばかりして上手く書けない内に微睡んでしまう。

昼も夜も無いような生活をしているけれど、ものがよく食べられない精神上の書状と、

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凍える果実(11月上旬)

凍える果実(11月上旬)

11月上旬は結構症状が重く、全く起き上がれない日が3-4日続いたり、意味もなく全く眠れない日が同じく3-4日続いたり、といった具合でした。

皆がそうなのか判らないですが、私は精神的な状態が悪くなると精神的な慣性(惰性、といった方が良いのかもしれません)を止められなくなり、動けなくなるとずっと動けないし、動いてしまうと止められない、という様になります。

今月の頭はNetflixの「13の理由」を

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10月31日

10月31日

一日中ぼんやりととして冷凍フルーツばかりを食べて過ごした。

フルーツばかり食べているおかげか水も飲んでいないけれど喉も乾かない。

最近は一日中音楽を聴くことも無くなって、代わりに心の中で音楽が鳴っている。

「マリンブルーの庭園」という曲の"涙にちゃんと意味はない"という歌詞に救われる気持ちになる。

アリスが着飾っているジュエリーっていうのは「意味のない」涙たちなんだろうなと思う。
だからみ

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眠いのかお腹が空いているのか具合が悪いのか区別がつかない

眠いのかお腹が空いているのか具合が悪いのか区別がつかない

目眩がしているのか実際に自分が揺れているのか地震なのか、主観と客観の区別が、究極的にはできないのと同じように

ついでに書くと私は人の顔の区別も余りつきません

そこに、今は更にメンタルで苦しいのか心臓で苦しいのかの判断まで必要になるので困ってしまいます笑

でも、本当は困っていないかもしれません。「死ぬのを惜しむか」と聞かれればわたしはたぶん「いいえ」と答えるでしょう
死にたいかと聞かれても「い

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