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チェジュ島 1日目 朝〜夕方

出発当日。

目覚ましアラームの設定時間より少し前に目を覚まし、朝ご飯をしっかり食べ荷物の確認を終えた。
空港に向かうためにキャリーバッグを片手に、
サコッシュを首にぶら下げ電車に乗った。

電車に乗りながらなぜか分からないけど、
ふわふわした変な気持ちになり落ち着くために好きな曲を聴きながら気持ちを整えようとする自分がそこにいた。

電車に乗っていると友人から寝坊してないかと連絡がきてしてないよと返信した。
友達は僕が朝弱いことを知ってたから心配して友達が念のために連絡を入れてくれた。良い友達を持った。

電車に1時間半ほど揺られやっと空港に着いた。
(セン○トレア)
ゼミ生の集合場所へ向かって歩いていると同級生を
見かけた。

僕が「昨日ちゃんと眠れた?」と友人に聞くと、
「全く寝られへんだ笑」という答えを聞いて、
やっぱりいくら大学生と言っても旅行前日は
興奮して寝られないんだなとしみじみ思った。

飛行機の出発は10時半だったので大体40分前には
ゼミ生が集合場所に揃い始めた。
国際線のカウンターで搭乗手続きをするためにレーンに並んだ。
その場所で小中の同級生とばったり遭遇した。
僕が「久しぶりやん!どこ行くん?」と聞くと、
「韓国のソウルに行くよ」と返答だった。
「そーなんだ。気をつけて行ってね」
「ありがとう」
となんとも素っ気ない会話だった。
というのとも小中でそれほど仲が良い訳ではなかったので会話を早く切り上げることができてホッとした。

搭乗時間がやってきた。
ボーディングブリッジを歩き、飛行機に乗り込みチケットに記載された自分の席へ友達と向かった。
たった3時間の空の旅だが、高校時代に修学旅行で行った沖縄以来の飛行機だったので少し不安になった。
スマートフォンを機内モードにしついにチェジュ島への旅が始まる。

しばらくして、飛行機がゆっくりと動き始めた。
離陸の準備が整ったようで、急に飛行機が加速して
エンジン音の音が体の奥までビシビシと響いてくる。
速度が徐々に上がっていきついにタイヤが地上から離れた。高度をグングン上げ窓の下を見れば雲の上を突き抜け大きな町が見える。
機体はゆっくりと水平に保たれシートベルトサインが消えた。
不安な気持ちは相変わらず無くならなかったが、
好きな音楽を聞こうとイヤホンを耳に差し込み
RECボタンを押した。

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飛行機が目的地であるチェジュ空港へ近づいてきた。
3時間のフライトによって凝り固まった腰が悲鳴を上げていた。やっと解放されると思い嬉しくなった。

搭乗口を出てみると空は雨模様だった。
初日は雨だとテンションが上がらないなと思ったが
そんなこと考えても仕方ないなと割り切った。
入国審査で審査官に質問されたことにちゃんと返答出来るか不安だったけど難なく入国出来た。
ただ、
審査官の人がとにかく冷たかったことは覚えている。
この対応で「あー、ここは日本じゃないんだ」と
改めて理解することができた。
やはり普段から日本での接客の対応を受けていると、丁寧な対応をするのが当たり前と考えていたこともあって異国の地での冷たい対応はビックリした。

キャリーバックを取りにベルトコンベアーへ向かい、
日本円を韓国の通貨であるウォンへ替えるために
換金所で手続きを行った。キャリーバッグをゴロゴロと音を立てて空港の外へ出た。

外へ出ると、雨がポツポツと降っていたため夏特有の暑さはあまり感じなかった。

移動は先生が手配してもらった大型バスでまず
昼食を取るために焼肉屋へ向かった。

走り出して10分、
外を眺めてみると都会な雰囲気を醸し出す大きなビル見えたり、日本にもたくさんあるマクドナルドや
スターバックス、サーティワンも見えた。
日本にもあるお店が見えなぜか分からないけど、
安心した気持ちが出てきた。

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20分ほどで焼肉屋に着きバスを降りた。 
お昼ご飯としてはかなり遅くなってしまい
14時ぐらいになった。

事前に調べた情報では韓国は日本と違ってお店の人がお肉を焼いてくれると情報として持っていた。
実際にお店の人が本当にお肉を焼いてくれた所を見てそこは意外と親切なんだなと思った。
しかし、その前に友達が勝手にお肉を焼こうとして、
店員に韓国で「触るなよー」と言ったようで(本当は何を言ってるか分からないけど笑)怒られていた。
その光景はチェジュ島1日目で1番面白かった。

焼く肉自体はめちゃくちゃ美味しくてかなり満足した。僕たちのテーブルにいたメンバーは早く食べ終えタバコを吸うために店外の喫煙所へ向かった。
(僕は吸ってないですよ笑)

近くにゴルフ場があるらしくゴルフ終わりに焼肉屋に向かう韓国の人たちを見かけた。
これも調べたことだけど、チェジュ島自体ゴルフの
リゾート地で人気らしい。
ゴルフをする人はやはり富裕層ばかりらしくこれは
日本人とあまり変わらない部分かもしれないと思った。

食事が終わりホテルへ向かった。
20分ほどでホテルに着き、16時から寝るまで自由な時間を過ごして良いと先生に言われ同部屋3人と
部屋に向かった。

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18時から外に出て町を探索しようと他の部屋の
3人部屋の友達と約束をして、
その時間になるまで疲れて鉛のように重くなった
疲れた体をフカフカのベットにダイブした。
ものの10分ほどで睡魔がやってきて眠ることが
できた。

2時間ほど眠ることができて移動の疲れはかなり
とることができて、夜の街を探索する時間になった。


次回、夜の街編。








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