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【5つの保税地域🌴】輸出入貨物の検査や審査を行うためのエリアの特徴について🔥:貿易実務検定C級対策 No.68
今回は「保税地域」について
一緒に学習していきます。
保税地域の目的は輸出入貨物を
法の規制下に置くことにより
秩序ある貿易を維持し、関税などの
徴収の確保を図るとともに
貿易の振興及び文化の交流などに
役立てること、とされています👏
それでは、検定試験対策も含めて
5つの保税地域について
それぞれの特徴を整理しましょう💛
貿易実務のエキスパートを目指したい🔥
私が挑戦する貿易実務検定®は
貿易に関連する自分の実務能力・知識が
どの程度のレベルにあるのかを客観的に
測り証明することができる検定です。
実際に、商社・メーカー等においては
勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が
必須となっている企業もあるそうですね👀
貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等を
お考えの方、インターネットによる個人輸入を
行う方や国際舞台で活躍を目指す方にとっても
「貿易実務検定®」は幅広く活用できますので
活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか?
きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に
対する知識を身につけることで
これからの人生における選択肢も増え
もっと有意義なものになることでしょう✨
私も2024年4月から商社へ勤務する予定ですので
貿易実務のエキスパートを目指していきたいです!
そして、私の将来的な理想像である
「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を
体現できるように努力していきたいと思います🌏
まずは、初級レベルの該当するC級の取得を
目標に、コツコツと勉強して参ります🔥
最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます!
※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や
簡略化した点が若干ありますが、その点に
関しましてはご了承ください🙏
これからnoteでアウトプットするなかで
皆さまに「貿易実務」の魅力を
お伝えできたら幸いです!
ぜひ、最後までご愛読ください📚
前回のお復習い💖
保税地域(bonded area)の役割💎
保税地域は、輸出入貨物の検査や審査を
行うために、税関が指定し、監視して
いる地域になります📝
通常、海貨業者などの所有する営業倉庫は
その一部が保税地域として許可を得ています。
そして、輸出商社は、製造業者と問屋との
貨物受渡し場所の多くを、これらの
保税地域にしていることが多いです。
ここで、保税とはについても確認します。
保税とは、関税(Customs Duties)賦課を
留保するという意味です。
そのため、保税地域にある間において
関税は保留の状態となっています。
したがって、この地域から搬出する際は
関税を支払わなければならないのですが
日本では輸出に関税を課していませんので
関税は全て輸入の場合のみに課されます🔖
5種類の保税地域と特徴✨
それでは、5つの保税地域について
以下にまとめていくことにしましょう。
➀指定保税地域(倉庫)
指定保税地域(Designated Bonded Area)
とは、港または航空にある国
地方公共団体、またはJR等が所有し
管理する土地、建物で、財務大臣は
保税地域として指定した場所をいいます。
この場所では、輸出入貨物の積卸し
一時貯蔵、内容点検、改装などを行う
ことができる倉庫エリアが該当します。
なお、この地域(指定保税地域)は
公共施設のため、原則として
1ヶ月以内の短期間のみの貯蔵しか
認められていない点はポイントです🔖
②保税蔵置場(倉庫)
保税蔵置場(Customs Warehouse)
とは、外国貨物を保税の状態で
「原則、3ヶ月間、倉入承認を受けると
最長2年間まで長期蔵置」が可能です🔖
※➀指定保税地域と混合しないように
この機能を利用して、保税蔵置場は
単に通関手続きのためばかりでなく
輸入貨物を関税留保のまま蔵置し
市場の好転を待って輸入したり
仲介貿易の場合の輸出や積戻しに
利用したりと活用の幅が多いです👍
③保税工場(工場)
保税工場(Customs Manufacturing
Warehouse)とは、輸入原材料を
関税保留の状態で、生産加工できる工場で
委託加工貿易等に利用されています。
民間の工場が、所轄税関長の許可を得て
保税工場の指定を受けることになります。
輸入貨物の蔵置期間は、原則として2年
ですが、必要に応じて延長も可能です。
④保税展示場(展示場)
保税展示場(Customs Display Area)は
国際博覧会や見本市などのために
関税や消費税を賦課されることなく
外国貨物の積卸し、手入れ、蔵置
展示などが可能なエリアのことです。
⑤総合保税地域
総合保税地域(Integrated Customs Area)
は、上記の②保税蔵置場、③保税工場
④保税展示場、の保税機能を
総合的に併せ持つ地域となります。
第三セクターによって運営される
ことが多い点が特長です!
本日の解説はここまでとします💖
保税地域の概要と5つの種類について
ご理解いただけたでしょうか?
次回は「貨物の船積み」という
テーマについて、一緒に
学習していくことにしましょう👍
なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。
英語の学習にも繋がりますので
勉強するモチベーションが
より一層高まりますね✨
おすすめマガジンのご紹介🔔
今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご覧いただきありがとうございました🌈
まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥
アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。
社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!
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