見出し画像

フランス探訪記 Taittinger編

~ just travel diary in Champagne~ 

2019.09

こんにちは。大河原です。
フランスに訪れた時のことを少し。

この旅では、
パリ、リヨン、シャブリ、そしてシャンパーニュといくらか周りましたが、
今回はその中でもシャンパーニュでのお話をさせていただこうかと思います。

画像1

休暇初日の夕刻にフランスに着き、翌日の朝イチからシャンパーニュのメゾンを見学しました。
その際訪れたのが、TAITTANGER社です。
大手メゾンながら代々の家族経営が続く素晴らしいシャンパーニュメゾンです。

大手のメゾンは敷地も広大です。

テタンジェは一般の観光客向けにもツアーがあり私が訪れた際も様々な国籍の方がいました。
そしてさすが大手、最初に案内されたシアタールームでは日本語でのメゾンの紹介ムービーを見させて頂きました。
(カーヴの案内では終始英語で案内して頂き、己の英語力の物足りなさを実感させられるのですが…)

画像2

その後、ガイドさんに連れられカーヴの見学になります。
地下の過去には防空壕のように使われていた歴史や、醸造技術、テクニカルな内容について、説明を受けながら案内していただきました。

画像3


↑以前は教会として機能していたために、カーヴ内には聖像であったり、当時の名残が随所に見られました。

画像4

↑通路びっしりに積み上げられたシャンパンボトルが全長50mの通路を埋め尽くします!
この量がいたるところにあり、カーブ内全体では12,000本もあるのだとか。(それでもテタンジェ社の中の一部でしかないそうです。)

案内していただいたこのカーブの中は全て手作業で行われており、
プレステージシャンパンのコントドシャンパーニュなど選りすぐりのシャンパンのみが貯蔵されているとの事です。

案内されていくにつれ徐々に地下深くに下っていくのですが、
カーヴ自体は地下12mから18mの間にあり、おおよそ12度前後の肌寒い温度です。
この温度が一年を通して保たれており、シャンパーニュの熟成には最適であるというわけです。

画像5

その後サロンにてテタンジェについて色々お話を聞きながらテイスティングさせて頂き、
ランスの街や日本のレストランの事などいくつかの話題についてワイナリーガイドの方と談笑しました。

実際にフランスに行き、テタンジェ社を訪問して試飲させて頂いた時の味わいや、カーヴの温度、肌に感じる空気、その瞬間の感動はこの上ない経験で、今でも鮮明に思い出すことができます。
私にとってテタンジェが思い入れのあるシャンパンメゾンに変わった瞬間でした。


以上、フランス探訪記、Taittinger編でした。


読んでいただきありがとうございます。
大河原でした。


シャンパンメゾン テタンジェ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?