自治体メタバースが成功しない理由
前回の記事では、富山県にある井波という小さな町で「バーチャル井波」という独自の仮想空間をつくるプロジェクトを紹介した。告知なしで公開から2日で米国、英国など国内外から1,000人以上が訪れた。この仮想空間を通して彫刻作品を知り、早くも彫刻師に仕事の発注を検討する人がいるなど、これからの情報発信・交流ツールとして期待している。
同様に、全国でバーチャル渋谷やバーチャル大阪など、自治体や企業、教育機関が主体となった仮想空間が続々と登場している。今後、補助金などを活用しながら、い