オンデーズ 田中修治さんの「破天荒フェニックス」を読んでみた

若手IT社長がオンデーズという負債14億円のメガネ会社を買収しオンデーズを再生していく物語である。
読み進めながら、ずっと脳裏にいるのは「なぜこんな会社買った?」だった。

この作品はフィクションをベースとしたパラレルワールドの物語という前提となっているが実際のところはどうなのだろう?私が勝手に思うにほぼほぼ現実なのかなと思う。

物語を読んでいくに連れて定期的に訪れる倒産の危機。3〜4ページに一回は倒産の危機が訪れ様々な要因で解決していく。
ちゃんと失敗して悔やんで、それでも自分の気持ちを変えられず一歩踏み出す。踏み出した先に仲間が手を差し伸べてくれる。すごいリスクはあるのだろうが前に前に進んでいく。
そしてやはり思うのは「なぜこの会社を買った?」だ。

田中社長はなぜいい方向に進んでいくのかと考えたとき・・・
田中社長は常に前を向いて行動し、誰もが守りに入ってしまうところですら攻めの一手を打ち続けた、からこそ協力してくれる仲間や会社が集まり、倒産の危機を乗り越えて行けているのではないか。
そしていつも側でフォローしてくれる相棒がいた。
田中社長の言葉で「心が折れそうになったり諦めそうになった時に諦めなかったのは、憎むべき相手がいたからだ」という言葉がある。
私も完全に同意で自分のことをバカにした人間が自分の行動の源になっている場合がある。
こればかりではダメだがなくてはならないものだと思う。
プラスの活力とマイナスの活力はバランスよく持っているほうが何かをするときにとても大切な要素になると感じている。

本書を読みながら思うがとても運がいいと感じる。他人から言わせれば「運」がよかっただけと言う人もいるかもしれないが、運がくるためにはそれなりの行動を起こさなければ運は来ないと考えている。

前のめりの行動と決断だけか運を引き寄せる。
マイナス思考な行動と考えを持っている人に運が寄ってくるところを見たことがない。

私も昔、笑顔お忘れ世の中(当時勤めていたブラック企業ww)のすべてを恨んでいた時期があった。やはりそういうときっていいことがない。そして今だから感じるけどどれだけ狭い世界に住んでいたのかと思う。
だから運は自分で引き寄せる物。これは私の経験上感じるところが多いので私はそう考えている。

そのタイミングで自分のプライドを捨てながらプライドを守ること。矛盾しているようで矛盾していない。
分かりやすく言うと・・・

今の自分の気持ちを解決しかしないプライドはいらない
将来を見据えたときの自分や会社、知人のためになるプライドは捨ててはいけないと思う。
この間、知人に言われた言葉がある。
「プライドを捨てたら最強になれる。」
そもそも私はめちゃくちゃプライドが高いし、プライドを捨てられるなら捨てたいが捨てたら今の勢いはなくなる気がするのでプライドは捨てません。というか捨てられません。

様々な環境や状況の中、その場で判断しなければいけないことが多くあったが、その判断が抜群に素晴らしいのではないかと本書を読みながら感じることが多かった。
なぜかと思ったときに直感や第一印象を第一線に出て感じているからではないのだろうか。(前に出ざる負えなかったのかはわからないが)

そして田中社長の言葉でとても好きな言葉がある。
「選択になんの意味もない。だったら楽しそうな方を選ぶべきだ。」
この言葉は確か本書には出てこないが、どこかのインタビューで話していた。
自分の人生で様々な状況で選択(判断)しなければいけないタイミングがある。その時の判断には成功も失敗もない。成功させるも失敗させるも選択したあとの行動次第だ。という意味。

素敵でしかない。この言葉を聞いてから田中社長という人間に興味を持ち本書を手に取った。


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でわでわ!まつでした。またね。

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